男性の好意アピールとは？本音調査の結果と見極め方を紹介

男性の好意アピールを感じているけれど、これは気のせい？それとも本当にアピール？男性の好意アピールとはどんなものなのか、アンケート結果から詳しく解説します。好意アピールの見極め方や脈あり・ナシのサインも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

編集部で20～40代の男性156人に「好きな女性へのアピール方法」をアンケート調査しました。

心理カウンセラーの帆南尚美さんによると、好きな女性へのアピール方法は、男性が相手の女性をどの程度好きか、どの程度気持ちが固まっているのかによって変わってくるのこと。

例えば、ただ単に気になっている程度でもできるアピール方法もあれば、お付き合いをしたいくらい気持ちが固まっていなければできないアピールもあるそうです。男性の性格や慎重さの度合いなどによってもちろん異なりますが、気持ち別に男性の好意アピール方法を見ていきましょう。

1.「気になる程度」のアピール方法

相手の話をよく聞く
笑わせようとする
他の女性より優しくする

好意を感じている相手の話は、相手をもっと知りたいという思いから、一生懸命に聞きたいと思うものではないでしょうか。また、笑わせたい、誰よりも優しくしたいというのは、相手がいい気分になってくれることを願うからこそ。「アピールしたい」という明確な思いというよりは、「この人いいなぁ」と感じて、ついやってしまうのかもしれません。

2.「近づきたい」ときのアピール方法

積極的に話しかける
飲み会の場で隣に座る
LINEを頻繁に送る

もう一歩相手に近づきたいという思いがあると、飲み会などの場で隣に座ったり、職場が同じであればちょっとしたタイミングで近づいたりして、積極的に話しかけることがあるでしょう。すでに連絡先を交換している場合はLINEなどで頻繁にやりとりをしようとするかもしれません。接触頻度を増やすことで、より仲良くなれることを、無意識ではあるものの期待しているのではないでしょうか。

3.「相手への気持ちが固まっている」ときのアピール方法

会って言葉で好意を伝える
プレゼントを渡す
デートに誘う
自分の趣味に誘う

女性にとってはアピールされていることがわかりやすいケースです。男性がそれまで好意を表したこともない相手に対して、いきなり好意を伝えたり、プレゼントを渡したりすることはあまりないかもしれません。アプローチを経て、これまでとは異なる方法で相手に好意を伝えたいという場合や、なかなか相手が気付いてくれないときに「追加の一押し」でアピールしていることもあります。

また、デートや趣味に誘うのは、相手と一緒の時間を過ごしたい、時間を共にすることでお互いを一層知りたい、自分が好きなことの魅力を相手に知ってほしい、という思いもあるようです。

女性は「好意アピールかも？」と感じても、男性からは特にアピールしているつもりがないという言動もあります。

ランチに誘ってくる

同じ職場などで、大っぴらにランチに誘ってくる場合は、異性としての好意というよりは、「職場の気が合う人」と思われている可能性があります。逆に、「こっそりふたりでランチに行きませんか？」というお誘いは好意のアピールかもしれません。

出張などのお土産をくれる

職場が同じ場合、出張のお土産や得意先からもらったお菓子のお裾分けは、仕事上いつもお世話になっているから、という軽い感謝の気持ちの場合があります。個人的な好意とは異なる場合があるでしょう。

飲み会で楽しそうに話す

飲み会でたまたま近くに座って大盛り上がりしたり、楽しそうに話してくれたりしたとき、好意だと思ってしまいがちです。しかし盛り上げることが得意で、誰にでも楽しい話題を提供してくれる人という可能性もあります。

シャイであまり感情を出さないタイプの男性でも、好きな女性から好意アピールをされると、行動や表情に何かしら現れるはずです。

笑顔がほころぶ

気になっている女性にアピールされたとしたら、うれしくて仕方がないはずですが、うれしい・悲しい・つらいなど、感情をストレートに出さない男性もいます。「やったー！」とわかりやすい反応ではないかもしれませんが、自然と笑顔になるのは一つのサインです。

自分も好意があると伝えてくれる

男性からも好意があることを伝えてくれます。女性から先にアピールをした場合、男性も好意があると伝えやすいようです。

ありがとうと受け入れてくれる

「ありがとう」「うれしい」と言ってくれることもあるでしょう。恥ずかしがり屋の男性の場合、たとえ喜んでいたとしても表情には出さず、その代わりに言葉で表現してくれることがあるかもしれません。

ふたりだけの時間を持ってくれようとする

気になる女性からのせっかくのアピールに、このチャンスを逃すまいとして、もっと仲良くなれるようにふたりだけの時間を持ってくれようとします。連絡先を交換しませんかと言ってくれて、早速デートのお誘いもあるかもしれません。

恋愛対象ではないと思っている女性からの好意アピールには、残念ですが次の4つの反応を示すことが多いようです。

告白されてはっきり断る

女性にアピールされたときに、男性としては、それが恋愛対象としてのアピールなのか判断に迷うこともあります。告白されて明確に恋愛アピールだとわかった場合、はっきりと断ることが多いです。

気付かないふりをする

例えば、飲み会で好みではない女性からアピールされた場合、気付かないふりをして、離れた席に移るなど物理的な距離を取ろうとするかもしれません。

はぐらかす

同じく飲み会などの例では、席を移ることはせずに他の友人を近くに呼び寄せて、話題を変えることではぐらかすこともあります。

今は恋愛に興味がないと言う

相手が誰であったとしても、「今は恋愛しない」という意味を込めてアピールを断ります。それが本当かどうかはわかりませんが、「今は仕事に打ち込みたい」「趣味に忙しい」「資格などの勉強中」などという断り方をする男性は多いようです。相手の女性を傷つけないように気遣った優しさなのかもしれません。

気になる男性からの好意アピールを見極めたいとき、次の3つの行動があると脈ありの可能性が高そうです。

目をすぐにそらさない

擦れ違うとき、女性から目線を合わせたとき、すぐに目をそらさないのは脈ありかもしれません。ただし、男性が急いでいるときや、考え事をしているときなどは、この限りではありません。

よく声をかけてくる、関わろうとする

用事がないのに男性の方からよく声をかけてきたり、その男性が別の人と話しているときに、会話に呼び入れたりするなど、関わろうとすることが多いと、脈があると言えます。

ふたりの時間を引き延ばそうとする

飲み会など人がたくさんいるところで、偶然ふたりだけで会話をする時間があったときに、誰かが割り込んでくると迷惑そうな顔をするのはうれしいサインです。ふたりの時間を引き延ばそうと、また今度ゆっくり話そうなどと言ってくれるのも脈ありと判断できそうです。

気になる男性がいるとき、相手がこちらをどう思っているのか気になりますよね。少しでも相手が好意を持ってくれているかもしれないと感じたら、ぜひ自分からもアピールして、仲良くするきっかけをつくってみましょう。
好意があるということを誠実に伝えると、男性はうれしく感じてくれるはずです。緊張してドキドキしても、男性からはそんなところがかわいく見えることもあるようです。「好き」という気持ちを大切にして、勇気を出してみてください。

もし、気になる男性が脈ナシで、新しい出会いを探したいと思っているなら、恋活・婚活を始めるのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントなら、婚活の進め方について相談することもできます。無料カウンセリングを申し込んでみてはいかがでしょうか。

取材・文／竹本紗梨

【監修】
帆南尚美さん
カウンセリングサービス所属・心理カウンセラー
大学卒業後30年間、外資系IT企業に勤務。40代後半になって本格的に自分の心と向き合い始め、心理カウンセラーに転身。仕事は好きだが対人関係や恋愛・夫婦関係がうまくいかない、などの問題を精力的にサポート。男性／女性心理、対人心理の分析により、対処法を一緒に考えていくカウンセリングスタイル。「前向きになれる」「自分の成長が実感できる」などの声が多数。心理学を身近なシチュエーションでわかりやすく解説する講座や講演も多くの支持を得ている。
公式ブログ：https://honaminaomi.blog.jp/

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間：2024/1/19～2024/1/20
有効回答数：156人（男性）
（インターネットによる20～40代男性向けアンケート調査　調査機関：マクロミル）