目次
20代の合コン支払いの現実と理想
  • 20代男女の合コン支払いの実態
  • 20代男女の合コン支払いの理想
30代の合コン支払いの現実と理想
  • 30代男女の合コン支払いの実態
  • 30代男女の合コン支払いの理想
男女で支払いの価値観が異なるときの対処法 合コン支払いは、事前に決めておくことが大事!

今どきの合コンは割り勘?それとも、男性が多く払う?幹事にとっても、参加者にとってもちょっと気になる問題ですよね。この記事では、20代、30代の男女それぞれにアンケートを実施し、合コンの支払いに対する理想と実態を調査。すると、男女の赤裸々な本音が見えてきました!今どきの合コンの支払いについて、男女間のコミュニケーションに詳しい婚活専門家・佐藤律子さんの意見も参考に解説します。

20代の合コン支払いの現実と理想

アンケート調査からわかった、20代の合コン支払いの現実と理想を見ていきましょう。

20代男女の合コン支払いの実態

20代男女の合コンの支払いの実態がこちら。

20代男女の合コン支払いの実態

※データ出典:マクロミル

「男性7:女性3」と「男女割り勘」「男性がすべて払う」がほぼ同率。男性:女性の負担割合も「6:4」「7:3」「8:2」でバラける結果になりました。
20代といえば、学生もいれば、社会人になりたての人も、社会人経験を積んだ人もいる世代。参加者の年齢や男性側と女性側の立場の違いなどによって、支払いの分担率が変わることが考えられます。

20代男女の合コン支払いの理想

次に、合コン支払いの理想について聞いたアンケート結果を男女別に紹介します。
20代男女の理想的な支払い配分は、それぞれ下記の通りです。

20代男女の合コン支払いの理想


20代男性の場合、約半数が「男女割り勘」を理想としており、次いで「男性7:女性3」が19%。「男性がすべて払う」を理想としている人は13%でした。実態では「男女割り勘」が22%なので、理想とは27ポイントも差があります。男性は本音では割り勘がいいと思いつつ、実際にはケチだと思われたくない、カッコつけたいという気持ちから、女性よりも多く支払っていることが推測できます。
一方、20代女性の理想の1位は「男性がすべて払う」29%。「男女割り勘」は19%で、男性の理想とはギャップが大きい結果となりました。


20代男性のコメント
「男女平等だと思うので割り勘がいい。最初からかっこつけると後々大変そう」(24歳/千葉県)
「初めて会う人におごるのは抵抗があるから割り勘にしてほしいです」(28歳/埼玉県)
「タダだから参加するという女性はイヤなので男性7:女性3がちょうどいい」(28歳/埼玉県)
「男性7:女性3がいい。男性が多く払う方がいいとは思うが、女性も少しは出すという気持ちが欲しい」(24歳/東京都)
「女性はメイクなどおしゃれが大変だから、男性が全額払えばいいと思う」(27歳/東京都)



20代女性のコメント
「男性が払ってくれたら、かっこいいところを見せてくれたと思うので」(20歳/東京都)
「大事な時間を使って参加しているので全額払ってほしいです」(24歳/神奈川県)
「全部出してもらうのは気が引けるけど、多く払ってもらえるとありがたいから男性7:女性3かな」(26歳/東京都)
「男性が7割支払ってくれたら頼もしいと思う」(28歳/東京都)
「男女平等に割り勘でいいです。気兼ねなく参加できるから」(29歳/千葉県)

男性のコメントを見ると、初対面の人におごることに抵抗を感じる人が数多くいます。男性が多く払う方が良いと思う人でも「少しだけでも払おうとしてほしい」というコメントが見られました。
一方、女性の場合、「お願いされたので参加する」という状況であれば、男性側に多く払ってほしいと思う傾向があるよう。ただし、全額男性が支払うことに関しては「申し訳ない」「気が引ける」などの声も多く寄せられました。
また、同じ20代でも20代後半の男性と社会人になりたての20代前半の女性では、収入差がある場合が多いせいか「収入が多い男性に払ってもらいたい」というコメントも複数ありました。

30代の合コン支払いの現実と理想

続いて、30代の合コン支払いの現実と理想を紹介します。

30代男女の合コン支払いの実態

30代男女の合コンの支払い実態は下記の通り。

30代男女の合コン支払いの実態

※データ出典:マクロミル

30代の支払い実態を見ると、20代と大きな違いはないものの、「男性がすべて払う」が少なめで、「男性7:女性3」の割合が多くなっています。
また、「男女割り勘」が2番目に多いという結果から、30代になると男女が対等な関係に近づいていることがうかがえます。

30代男女の合コン支払いの理想

次に、合コン支払いの理想を男女別に聞いた結果がこちら。
30代男女の理想とする支払い配分は、それぞれ下記の通りです。

30代男女の合コン支払いの理想


男性の場合は、20代に比べてやや少ないものの、「男女割り勘」が一番多い結果に。次いで「男性6:女性4」「男性7:女性3」の順になっています。男性が女性よりも多く払うのが理想と答える人が20代よりも多く、6割を超えていました。
女性の場合、20代女性とは違い、「男女割り勘」が1位、次いで「男性がすべて支払う」と「男性7:女性3」が同率で続きます。割り勘が1位になったのは、30代になると女性も経済的に余裕が出ること、男性に借りをつくりたくない気持ちが生まれることなど、さまざまな理由が考えられます。


30代男性のコメント
「お互いに出会いを求めて来ているので同じ条件。割り勘が普通だと思う」(37歳/埼玉県)
「1対1ならおごるけど、合コンは割り勘がいいですね」(33歳/埼玉県)
「男性の方が飲食する量が多いので、男性6:女性4くらいが妥当と思う」(33歳/東京都)
「デートでも男性が多く出すし、割り勘だと印象が良くないから男性7:女性3」(39歳/東京都)
「面倒くさくならないように、すべて男性持ちでいい」(36歳/埼玉県)



30代女性のコメント
「今の時代、割り勘でいいんじゃないかなと思う。気を使わなくていいし」(39歳/神奈川県)
「借りをつくった感じになるのも気まずいから割り勘がいい」(32歳/東京都)
「合コンという出会いの場なんだから、女性も3割ぐらいは出した方がいいと思います」(33歳/東京都)
「払ってくれるのは嬉しいけど全額は気が引けます。男性7:女性3が妥当」(33歳/埼玉県)
「人数合わせで参加することも多いので、男性側に全部払ってもらいたいです」(30歳/東京都)



30代男性のコメントとして「合コンでは男女割り勘、デートでは男性がおごる」という考えを持っている人が見られました。また、30代男性の傾向として、20代男性とは違って「多少でも女性より多く払いたい」「男性が多く払うのが自然」といった意見が多かったのも特徴的です。
一方、30代女性で1位だった「男女割り勘」派の意見としては、「男性に借りをつくりたくない」「男性と対等でいたい」といったものから「今どきは男女平等でいいと思う」というコメントまでさまざま。
ただし、20代女性と同じように、「頼まれて参加するのだから、男性側に多めに払ってもらいたい」というコメントも一定数見られました。

男女で支払いの価値観が異なるときの対処法

男女で支払いの価値観が異なるときの対処法

合コンの費用の支払いについて男女間で価値観が異なる、つまり金額の配分について意見が食い違ったときの対処法を説明します。

一番多いのは「男性が多く(もしくは全額)払ってほしい」という女性側と、「割り勘がいい。多くても男性6:女性4ぐらいの割合で抑えたい」という男性側が対立するケース。当日、会計のタイミングで調整しようとすると、もめてしまうこともあります。
女性側が会計時に割り勘と聞いて「今日のメンバーは期待外れだったから多く出してくれる気になれなかったのかな」と推測したり、男性側が「全額おごるとは思っていなくて、テンションが下がった」と感じたりするのは残念なこと。せっかくの出会いの場なので、後味が悪くならないように気を付けたいところです。

このような事態を起こさないためには、事前に幹事同士が調整し、会費もしくは支払いの割合を決めてからメンバー集めをすること。合コンで利用するお店は飲み放題付きのコース料理が多いので、あらかじめ金額がわかるケースがほとんど。男女ともに自分が支払う金額やだいたいの目安がわかっていれば、参加・不参加の判断もしやすく、支払額が原因でもめることもないでしょう。

合コン支払いは、事前に決めておくことが大事!

合コン支払いは、事前に決めておくことが大事!

合コンの支払いは、年代や性別だけでなく個人個人で感覚が違うもの。費用に関して男性側、女性側どちらかが不満を抱くような配分は避けて、お互いに納得できる割合を探るべきです。それには、男性も女性も相手を思いやって、事前に会費を決めておくことが大事。

男女の出会いの場である合コンですが、その場では楽しめても、なかなか恋愛に発展しないことも。そんなときは、結婚相談所で活動するのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントはリーズナブルな費用で活動でき、自分に合った進め方ができるのが特徴。まずは気軽に無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文/関原のり子

【監修】
佐藤律子(さとうりつこ)さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会代表理事、婚活スペシャリスト。「異性間コミュニケーション協会」は恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTQなど人間関係についての研修や講演、運営、相談を行う専門協会で、認定講師100人以上が在籍している。運営した自治体婚活イベントのカップル成立率は60%以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ3万人を超える。『ずるいくらい思いのままに恋が叶う』(かんき出版)、『最高に幸せな“たった1つの恋”を実らせるレッスン』(大和書房)他著書多数。テレビ番組の恋愛・結婚コーナーの監修、出演実績も豊富。
公式ホームページ:https://www.iseikan.jp/

【データ出典】
ご自身に関するアンケート
調査期間:2023/11/17~2023/11/18
有効回答数:414人(男性208人、女性206人)
(インターネットによる20~30代向け男女アンケート調査 調査機関:マクロミル)

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