男性に「可愛い！」「会いたい！」と思わせるLINEテクを紹介

男性に「可愛い！」「会いたい！」と思わせたいとき、どんなLINEをどんなふうに送ったらいい？と悩んでいませんか。男性の心をぎゅっとつかむメッセージ例や、重くならない伝え方、スタンプや絵文字の使い方などのテクニックを、表現の効果に詳しい心理カウンセラー・服部希美さんに伺いました。彼氏にも、まだ付き合っていない相手に使える方法を紹介します。

LINEは思っていることをストレートに伝えるのに適したツールです。ただし「会いたい」や「大好き」という言葉は気持ちが直接伝わる強いパワーを持っているので、使い方によっては、相手を驚かせたり、戸惑わせてしまう恐れもあります。どんな内容にしたら可愛い印象が残せるのかを紹介します。

「会いたい」はさりげなくアピールする

「早く会いたい」という直接的なメッセージもいいのですが、相手が忙しいときには負担に思うこともあります。「今の仕事が落ち着いたらごはんに行こうね」など、相手の状況を考える気遣いや待っている姿勢が伝わるメッセージなら重くなりすぎず、好感を持たれるでしょう。

気持ちをにおわせる

「好き」という言葉自体にパワーがあるので、時として相手の重荷になることも。「この前の飲み会では、いっぱい話せてうれしかった」「一緒にいると安心します」など、好意が感じられるような表現で、「もしかしたら自分のことが好きなのかも」とドキドキさせるのがおすすめです。

相手の名前を文章に入れる

１対１でやりとりするLINEでは、お互いに相手がわかっているので本来は必要ないのですが、あえて「○○さんってすごく話しやすい」「○○さんと出かけたい」など名前を文章に入れてみましょう。他の誰でもなく、自分自身に話しかけていることがわかるので、特別感や好意を感じ取って「可愛い」と思うようです。

小まめに相手をねぎらう

忙しい毎日を送っている人は、「今日もお仕事お疲れさま」「体調を崩さないよう、ゆっくり休んでね」などのいたわりの言葉を掛けられると、「自分の頑張りをわかってくれている」と相手に好感を持つもの。その結果、ふたりの距離感が縮まることにつながります。

お願いごとをする

「○○について教えて」「○○の相談に乗って」など、男性は頼られたり、自分の持っている知識を披露する機会ができると、自信につながってうれしく感じます。彼の得意なことや興味のあることをリサーチして「教えて」と頼んでみましょう。

褒める

日常のささいなことでも相手のいいところを見つけたら、「すごい」「かっこいい」「よく知っているね」「頼りになる」などの誉め言葉をかけましょう。自分を認めてくれた相手を好ましく思わない人はいません。もちろん「優しいね」「落ち着いているね」という表現も悪くはありませんが、優柔不断と感じられたのではと不安に思う人もいるので、行動力や積極性を褒めるのがおすすめです。

ただし、あまりに多用すると社交辞令と思われることもあるので、自分が素直に「いいな」と感じたときにだけ伝えるようにするのが秘訣（ひけつ）です。

短い文章でやりとりとするLINEでは、文章で書かなくても気持ちを伝えられる絵文字やスタンプは便利です。何げなく使っている絵文字やスタンプも、ちょっと工夫すると「可愛い！」と思わせることができます。

相手と同じスタンプ

人は共感や同意を示す相手に好意を抱きがちです。また、無邪気に自分のまねをしてくる相手に可愛らしさを感じるので、「それいいな！私も使いたい」と同じスタンプを使ったり、もともと同じものを使っていたら「私も同じの使ってる！趣味が合いそうだね」と伝えたりすると盛り上がるでしょう。

相手が好みそうなスタンプ

会話の中で相手の好きなアニメやキャラクター、ショップなどをリサーチして、好みに合うスタンプを探しましょう。相手の趣味に合ったスタンプを使うと、共通の話題ができて話も弾みます。「もしかして自分に合わせてくれているのかな」と、こちらの好意を感じ取ってくれ、ぐっと距離が縮まることも。

ハートの絵文字、ハートの入ったスタンプ

男性には、ハートの絵文字やスタンプはあまり使わないという人も少なくありません。それだけに「自分のことが好きだからハートを送るのかな」と思うこともあるので、効果的に使いましょう。

明るい色調で楽しそうなスタンプ

楽しさや柔らかさ、明るさを感じるスタンプは、可愛らしさはもちろん、癒やしの効果も大。また、「自分では選ばない、可愛い絵文字やスタンプ」にハッとして、相手の存在を意識するので、恋愛の盛り上がりにつながりやすいでしょう。思わずくすっと笑ってしまう絵文字やスタンプも、好印象を持ってもらいやすくなるので、おすすめです。

メッセージ入りのスタンプ

LINEで長文を送ると、相手に負担を与えてしまったり、丁寧に読んでもらえなくなることもあります。文章を短めにするためには、「ありがとう」「おつかれさま」「おやすみ」などのメッセージ入りのスタンプを使って、気軽に楽しく読んでもらえるようにするのも好感につながります。

最後のテクニックは、送り方についてです。どんなタイミングでどんなふうに送ったら、可愛さを感じてもらえるのかを具体的に紹介します。

文章量は少なめに

LINEはメールと異なり、短いやりとりに適したコミュニケーションツールです。一気に長い文章を送ると、見るだけで読む気が失せてしまうかもしれません。短い文章にまとめる、いくつかに分割する、メッセージ入りのスタンプを活用するなどの工夫をして、相手に負担をかけないようにしましょう。

返信のタイミングを図る

好意を伝えるためにはすぐに返信するといい？あえてじらすために返信を遅くした方がいい？と、悩む人は少なくないと思います。でも、返信の仕方で恋の駆け引きをしようとしても、その意図は気配や言葉の端々で相手に伝わってしまいがち。また、どちらの場合も、後になって「もっと早く返事をしていれば」「もう少し待たせて、期待させた方がよかったのかも」と後悔することになるかもしれません。

返信のタイミングはどちらでも構いません。大切なのは、自分の時間を充実させながら、無理のないタイミングで返信することです。そうした姿勢からは心の余裕が感じられるため、魅力的な女性として映り、好印象につながります。

相手の事情を踏まえた頻度

例えばバタバタしている時間や仕事中、スポーツや趣味に打ち込んでいるときに、多くのやりとりを求められると、面倒だなと感じて負担に思うことがあるので注意しましょう。また、夜遅くにやりとりを続けるのも同じように要注意です。

負担感の大きなLINEの場合、最初は付き合ってくれるかもしれませんが、だんだん疎遠になっていくこともありえます。
逆に、「今、時間は大丈夫？」と気遣ったり、相手のスケジュールを考慮しながらメッセージを送る人に「可愛いな」と感じることにつながっていくでしょう。

相手が忙しそうなら切り上げる

どうしても伝えたいことを簡潔にまとめ、「忙しいなら、後で返してね」とさっと引くような、相手の立場を考えたやり取りができると、LINEの好感度はアップします。LINEは送り方だけでなく、切り上げ方も大事です。「こちらのことを考えてくれるなんて、可愛いな」など好印象を残せます。

LINEは気になっている人や恋人と連絡を取り合う大事なツールです。内容やスタンプ・絵文字、送り方に気を付けて上手に使いこなせば、好感度のアップはもちろん、ふたりの距離感を効果的に縮めることもかないます。大切なのは、独り善がりにならず、相手を思いやったLINEを送ることです。

恋人とLINEのやり取りを楽しみたい、そういう相手が欲しいと思ったら、恋活や婚活を始めるのも一つの方法です。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを行っているので、恋愛のスタートに活用してみてはいかがでしょう。マッチングコーディネーターが相談に乗り、一人一人にぴったりな婚活の進め方を提案してくれます。

取材・文／福原敦子

【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変える”をテーマに高い共感力で親身に寄り添い、婚活や30代からの女性の恋愛をサポート。また、「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。名古屋、東京、オンラインにて相談を受け付けている。
公式サイト：https://www.hattori-nozomi.jp