会いたいと思う心理とは？恋愛なのかの見極めポイント＆会いたいと思わせるコツも！

誰かに無性に会いたいと思うとき、または異性から「会いたい」と言われたとき、「それってどういう意味？」「好きってこと？」とモヤモヤしたことはありませんか？心理カウンセラーの竹内えつこさんに、会いたいと思う心理についてお話を伺いました。「会いたい＝好き」と考えていいのか、誰かに無性に会いたいと思う５つの心理について解説。会いたい人を好きかどうか見極めるポイント、「好き」と気が付いた相手に対するアプローチ方法や、相手に会いたいと思わせるためにできることをアドバイスします。

人は基本的に好意がある相手に対して「会いたい」と感じますが、必ずしもそこに恋愛感情があるわけではありません。誰かに無性に会いたいと思う心理の裏には、恋愛感情以外のいろいろな理由が隠されています。

そのときの心理状態によって「会いたい」と思う人は変わってきます。

恋愛感情がある相手に対して会いたいと思うときは、「相手をもっと知りたい」「自分のことをもっと知ってもらいたい」という相手に求める気持ちや本能的に惹かれている気持ちが多く含まれています。

相手に無性に会いたいと思うとき、どんな心理が働いているのでしょうか？考えられる５つの心理を紹介します。

相手のことが好きだから

シンプルに相手のことが好きなとき、人は会いたいと感じます。特に相手に対して恋愛感情を持っているときは思い出す機会が多くなり、会いたいという気持ちが募っていくでしょう。

寂しい気持ちを解消したい／慰めてほしい

１人でいて「寂しい」と感じるとき、誰かに無性に会いたくなります。寂しい気持ちを解消してくれる人、聞き上手な人、話を聞いて共感してくれる人、慰めてくれそうな人を選ぶでしょう。

楽しい気分になりたい

気分が落ち込んでいるときや元気になりたいとき、無性に誰かに会いたくなります。会うと元気になれそうな人、エネルギッシュな人、ポジティブ思考の人に会いたくなるはずです。

価値観が似ていて安心する

自分と価値観が似ている人に会うと安心できるので、会いたいと思う機会が増えるでしょう。相手と一緒にいても気を使わず、自然体でいることができるからです。

不安を解消したい

会えない間に相手が何をしているのか気になってしまうとき、無性に会いたいと思います。相手の気持ちが分からなかったり、ふたりの関係性に不安を感じたりするときには、相手に会って気持ちを確かめ、不安を解消したいと思うでしょう。

誰かに強く会いたいと思うとき、その相手を異性として惹かれているのかを見極める方法はあるのでしょうか？次に相手を恋愛対象として好きなのかどうかを見極めるチェック項目を作成しました。当てはまるものにチェックをしてみましょう。

□恋人になったときのイメージができる
□将来も一緒にいたいと思う
□スキンシップしたいと思う
□相手のことをもっと知りたいと思う
□自分のことを知ってほしいと思う
□ふとしたときに相手のことを考えている
□相手のダメなところを受け入れられる
□相手のために何かしてあげたいと思う
□損得は関係なしに会いたいと思う
□他の異性と仲良くしていることを想像すると不安になる

「YES」と当てはまる項目が多ければ多いほど、恋愛として好きな可能性が高いでしょう。

人は好きな相手に対しては無償で何かをしてあげたいと感じ、相手を喜ばせてあげたいと考えるものです。ところで相手を友人として好きなのか恋人として好きなのかの違いは、信頼をベースにした「好き」という気持ちの中に、相手との性的な関係を望んでいるかどうかで見極められます。

そのため、相手とスキンシップをしたいか、恋人として一緒に過ごしているビジョンをイメージできるかも相手に恋愛感情を抱いているかどうかを判断するポイントになります。

「あの人のことが好き！」と自分の気持ちに気付いた場合、相手に対してどのように振る舞うといいでしょうか？おすすめのアプローチ法を紹介します。

デートに誘う／２人で話す機会をつくる

好きだと気づいたら、まずはふたりで会ったり話したりする機会をつくりましょう。ストレートにデートに誘うことで相手に好意を伝えることもできます。

人は接触する機会が増えれば増えるほど、その相手に対して好意を抱きます。できるだけ会う機会を増やしましょう。

好意を隠さない

好きだという気持ちに気付いたら、相手に対する好意を隠さないようにしましょう。

恥ずかしくてつい気持ちを伏せてしまったり、好意がないように振る舞ったりしてしまうこともありますが、かえって逆効果です。

相手から何かをもらったら、自然に自分もお返ししたくなるという心理を「返報性の法則」といいますが、その心理は「好意」にも当てはめられます。好意を隠さず相手に何らかの形で伝えることで、相手もあなたに好意を持ってくれるでしょう。

マメに連絡する

相手に忘れられないように、少なくとも７～10日に一度は連絡をするように心がけましょう。

メッセージのやりとりでコミュニケーションを取っていると捉える人も少なくありません。やり取りを続ける中で、お互いを知っていくことができるでしょう。

ただし連絡するタイミングやメッセージの長さについては人によって違うので、相手に合わせるよう心がけるとよいでしょう。

相手の話をよく聞く

面白い話をしてくれる人よりも、自分の話をよく聞いてくれる人の方を人は信頼します。相手の話をよく聞いて、共感する姿勢や態度を示すことが大切です。

相手の良い点を伝える/褒める

褒められると誰でも嬉しいものです。相手の良い点をたくさん見つけて褒めてあげましょう。

相手に会いたいと思われる自分になるためにできることはあるのでしょうか？ちょっと意識すればできる、おすすめの方法を紹介します。

一緒にいるときに笑顔を意識する

相手と一緒にいるときに笑顔でいることを心がけていると、相手から自分への印象として笑顔を思い出してもらえます。笑顔を意識することで、「あなたと一緒にいると楽しい」という気持ちを暗に伝えることができます。

「一緒にいると楽しい」と伝える

ストレートに「一緒にいると楽しい」と伝えてみましょう。伝えられた相手は喜びを感じ、もっと相手を楽しませてあげようと思うでしょう。

共通点をたくさん見つける

趣味、学歴、家族構成、休日の過ごし方、好きな映画や音楽など、相手と共通していることを見つけて伝えましょう。人は自分と共通している点が多ければ多いほど縁を感じ、相手に親近感や安心感を抱きます。

ポジティブな会話を心がける

一緒にいるときの雰囲気が明るくなるよう、ポジティブな会話を心がけましょう。楽しい時間を過ごせると自然と「また会いたい」と思ってもらえるはずです。

相手の良き理解者になる

相手の話をよく聞いて共感し、自分が相手の良き理解者であることをアピールしましょう。自分の味方だと思える人に対して、人は心を開きやすくなります。心が弱ったときや落ち込んだとき、会いたいと思ってくれるでしょう。

誰かに会いたいと思ったとき、または「会いたい」というメッセージをもらったとき、自分の気持ちを見極めた上で、「好き」「もっと知りたい」と感じたなら、勇気を持って行動するようおすすめします。同じ時間を一緒に過ごすことで、お互いをより深く知ることができるでしょう。会いたいと思った人には、積極的に関わりを持つように心がけてみてください。

もし、心から会いたいと思うような人と出会いたいなら、恋活・婚活を始めてみるのはいかがでしょうか？真剣に未来のパートナーを探している人には結婚相談所を利用しての婚活もおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングを実施していますので、興味があれば気軽に試してみてはいかがでしょうか。

取材・文／Jun

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦関係・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/