もしかして嫌われてる！？未読スルーする人の心理から、対処法、NG行為までレクチャー！

大切なコミュニケーションツールの一つであるLINE。送った相手がメッセージを見たか否かが、ひと目で分かるところがLINEのメリットの一つですが、見方を変えれば人間関係によどみを与える原因にもなり得ます。相手から未読スルーをされた場合の可能性から、未読スルーをする人の心理を解説！また、未読スルーをされて不安を感じている人のために、対処法とNG行為を伝授します。

LINEしたのに、なかなか既読にならない……。どんな可能性が考えられるのでしょうか。

単純に気付いていないパターン

仕事中であったり、映画やコンサートなどの鑑賞中で電源を切っていたり、寝ていたりと、未読スルーの大半が、単純にタイミングが悪くてLINEを見られない状態にあることでしょう。

未読が長く続く場合は、そもそも送られてきたLINEに気が付いていないことも考えられます。

通知には気付いているパターン

面倒くさがりの性格だったり、まめなタイプではなかったりと、無精な人は既読にするとやりとりをしなければいけないので、未読にしている可能性があります。

また、通知でメッセージを確認したけど、返信に迷っていたり、落ち着いて返信したいと思っていたりすると、未読になることもあります。

中には、相手のことが苦手だったり、少し距離を置きたいと思っていたりすると、なかなか既読にできないというケースもあります。

通知に気付いても未読スルーをする人の心理

未読スルーの中でも、通知に気付いていない場合は、あまり深く考える必要はありません。通知に気付いているのに未読スルーをしている場合は、何かしらその人の意図があります。どんな心理なのか探ってみました。

返信をせかされる気分になる

既読にするとすぐに返信をしなければいけないと思っている人は、既読することにプレッシャーを感じてしまいます。今は余裕がないときや、送られてきた内容に落ち着いて返信したいときなどは、時間のあるときにゆっくり考えて返信したいものです。

既読したら返信をせかされている気がして、返信できるときに既読すればいいという気持ちなのです。

すぐに既読を付けたくない

すぐに既読になると、相手からのLINEを待っていた様子が伝わります。相手に主導権を握られたくないとか、都合よく思われたくないといった感情から、未読が続いてしまうことがあります。

また、相手の気を引きたいという恋愛の駆け引きで、すぐに既読を付けたくないというケースもあります。未読が続くと、LINEを送った相手は「どうしたのかな」と気にするので、その心理を使った恋愛テクといえるでしょう。

単に面倒くさい

LINEでのやりとりが苦手な人は、既読にすることでやりとりがスタートしてしまうので、つい後回しにしてしまいます。

自分の中でのLINEの優先順位が低いタイプは、LINEでのコミュニケーションに重きを置いていない人が多いです。長々とやりとりをするのが疲れるとか、メッセージを打つのが面倒という気持ちから未読スルーになってしまうのでしょう。

相手に興味がない

そもそも相手に興味がない場合は、未読スルーは多くなってしまいます。中には、未読スルーをすることで、「あなたに興味がない」というメッセージを送っている可能性もあります。

以前は未読スルーされることはなかったのに、されるように変わったときは、あなたに慣れてしまったとか、他の異性に興味が行ってしまったという場合が考えられます。

自分に対して怒っている

こちらが冗談のつもりでも相手は怒っていたり、本質が伝わっていなくて勘違いしていたりと、中には知らない間に相手が怒っている可能性もあるでしょう。

特にLINEは文字でのやりとりになるので、冷たく感じられたり、言いたいことが間違って伝わってしまうこともあります。

距離を置きたいと思っている

あなたのことを苦手に思っていたり、少し距離を置きたいと思っていたら、相手は少しずつフェードアウトしていくでしょう。相手の気持ちが離れていっているなら、未読スルーはそれを表す行為の一つです。

この場合、相手は未読スルーすることで、距離を置きたい気持ちを伝えている可能性が高いです。

未読スルーにどう対応すべき？NG行為も

最後に、未読スルーをされたらどうするべきか、対処法をまとめてみました。おすすめの方法と、NG行為に分けて紹介します。

未読スルーにおすすめの対処法

返信を待つ
相手から返信が来るまで待ちましょう。

未読スルーであることは、相手に何かしら事情があるからです。返信できるようになったら返事が来ることが多いので、まずは気長に相手の返信を待つことが大切です。

ネガティブにならない
相手が未読スルーしてきても気にしないこと。「嫌われてしまったかも」とか、「怒らせてしまったかも」といったネガティブなことを考えがちですが、一人で悩んで落ち込んでも何も良いことはありません。

案外、「気が付かなかった」なんて返信が、後になって来ることも多いですよ。

返信しやすいメッセージを送る
返信に困るような内容や、スクロールしなければ読めないような長文のメッセージを送っていませんか？返信するのに体力を使うような内容は、返信する気が起きないので、なかなか既読にならないのも仕方のないことでしょう。

長すぎない、軽い内容にする、業務連絡程度にするなど、相手が返信しやすい内容を心掛けること。

時間帯を気にする
夕食後や寝る前など、相手がゆっくりLINEを見られる時間帯を狙うのも手です。仕事中や忙しいときに来た連絡は、必然的に後回しになってしまうので、「後で返信しよう」と思ってそのままになってしまうこともあり得ます。

相手がLINEを見ているタイミングや、返信しやすい時間帯を気にする気遣いは必要です。

未読スルーへのNG行為

追いLINEをする
未読スルーをされたからと、「なんで既読にならないの？」や、「何かあったの？」などと、追いLINEをするのはやめましょう。

相手にも自分のペースや、何かしらの理由があります。相手の気持ちも考えず、自分の事情や気持ちを押し付けてしまっては、返信する気もなえてしまいますよ。

逆ギレする
未読スルーされると、相手に腹が立ったり、イラついたりする気持ちも分かります。しかし、それを感情のままに、相手にぶつけてしまっては、おそらく相手との関係は壊れてしまいます。

相手にも事情があるということを忘れないように。

未読スルー返しをする
未読スルーをされたからといって、自分も未読スルーをするのはダメです。相手は悪意がない場合もあるので、こちらが未読スルーすると関係性が崩れてしまうこともあります。

もし、未読スルーされたことがショックだったら、未読スルーをして伝えるのではなく、言葉で伝えましょう。

気にしないようにしましょう

相手が自分のメッセージを読んだかが分かるLINEの機能は、便利な反面、未読スルーが続くと、メッセージを送った側は気になってしまいますよね。

そもそもスマートフォンを頻繁に見なかったり、LINEでのコミュニケーションに重きを置いていなかったりと、LINEややりとりの捉え方は人それぞれです。未読スルーをされたからといって、気にしないこと。気楽に待ちましょう。案外、「気が付いていなかった」ということが大半だと思いますよ。

取材・文／坂田圭永