遠距離の人に片思い！ベストな連絡頻度や片思いを成就させるためのポイントは？

マッチングアプリで知り合った人が遠方だったり、気になる人が転勤になったりと、片思い中の人が遠距離である人もいるかもしれません。遠距離の片思いを成就させるには、どんなコツがあるのでしょうか。遠距離の片思い中の人への連絡の頻度から、会いに行くときのポイント、気持ちを伝える方法まで、心理カウンセラーの竹内えつこさんに伺いました。そして、遠距離の片思いを成就させるためのポイントもお伝えします。

遠距離の人に片思い中の場合、離れているからこそ、一日に何度も連絡を取りたいと思ったり、熱い思いを込めたメッセージを送りたいと考えてしまう人もいるかもしれません。遠距離だからと必要以上に力が入ってしまうと、相手は引いてしまいます。遠距離の片思い中の相手への連絡の頻度やポイントを挙げてみました。

メッセージの頻度と長さは相手に合わせる

自分に都合のよい頻度で連絡するのではなく、メッセージの頻度は相手のペースに合わせましょう。相手がマメなタイプならメッセージの頻度を高くし、相手がゆっくり返信をするタイプなら自分もゆっくり返すのがよいです。また、メッセージの長さも相手に合わせるとよいかもしれません。長文の相手には長文で、短文の相手には短文で返しましょう。

自分と同じ行動をする人に対して好感を持つ心理を「ミラーリング効果」といいます。メッセージを送る頻度や長さを相手に合わせることでミラーリング効果が狙えます。

リアクションしづらいメッセージは送らない

いつも同じ時間に「おはよう」「おやすみ」など、あいさつをひと言送ったり、スタンプだけを送ったりするのはやめましょう。最初はリアクションしてくれていたとしても、そのうち慣れてしまって、日報やメルマガのように思われてしまう可能性があります。

また、「今日のランチ」「今日のコーデ」など、日常生活の写真を送ったりするのもおすすめしません。まだ恋人同士の関係ではないので、頻繁に日常の写真が送られてきてもリアクションに困ってしまう場合があります。

重い内容のメッセージは避ける

遠距離でメッセージのやりとりのみの関係の場合、重い内容のメッセージを送るのは避けた方が無難です。重い内容の相談や深刻な話、相手を問い詰めるような内容、政治や宗教・思想の話は相手の負担になります。深い話は会ったときにすればよいので、メッセージはあくまでも楽しく、軽いやりとりになるよう心がけましょう。

片思いの相手が遠距離の場合、相手のいる場所に会いに行くこともあるでしょう。好きな相手に会えるのは嬉しいことですが、相手の負担にならないように気を付けたいものです。相手に会いに行くときのポイントをまとめてみました。

サプライズ訪問は避ける

たとえ相手と友人関係だったとしても、相手の都合を邪魔してしまう可能性があるので、サプライズ訪問は避けた方が無難です。急な訪問で相手に引かれてしまう可能性もありますし、相手に受け入れてもらえなかったときのショックも大きくなるでしょう。訪問するときは、あらかじめアポイントを取ることをおすすめします。

他の用事もつくる

「あなたに会いにきました」という形で会いに行くのは、相手にとって負担である可能性もあります。「他に用事があって近くに行くので、ついでに会えたら嬉しい」という体で誘うと、相手も受け入れやすくなります。特に脈ありかどうかわからない場合は、相手が住んでいるところに用事があることにして会う約束をするのがよいでしょう。

観光案内をお願いする

相手が住んでいる土地の観光を目的に、観光案内をお願いするのもおすすめです。あくまでも目的は観光することなので、軽く誘うことができ、相手も重く考えず負担にならないでしょう。

相手から誘われたら会いに行く

相手から「遊びに来ない？」と誘われるまでは行かないのも一つの手です。脈ありか脈なしか判断できるまでは、行動せずにメッセージや電話でコミュニケーションを取りましょう。誘われて脈あり感を感じることができたら、「あなたに会うために行くね」と言って、仲を深めるとよいでしょう。

片思い中の人に告白する場合、告白する前にメールやLINEのメッセージで好意をほのめかしておくことも大切です。「◯◯なところが素敵ですね」「○◯なところを尊敬している」「◯◯を頑張っているところがカッコいい！」「ほれちゃうかも」などと、好意的に思っていることを何となく伝えておきましょう。

何となく好意を伝えた上で、片思い中の人に告白する場合、遠距離だとどんな方法がよいのでしょうか。遠距離の片思い中の人へ思いを伝えるおすすめの方法を紹介します。

直接会って告白する

遠距離の相手でも会うチャンスがあるのなら、直接会って告白するのがベターです。会って告白すると相手の顔を見ることができるので、相手の様子もわかります。また、時間を使って相手に会いに行って告白することで、自分の真剣な思いも伝わるでしょう。遠距離であることの不安などもその場で話し合えるというメリットもあります。

電話で告白する

直接会えない場合は、電話で告白するのもよいでしょう。できればビデオ通話などで顔が見えるとよいですが、難しければ通話でも自分の言葉で気持ちを伝えることで、思いを真っすぐ相手に伝えることができます。告白のときは敬語を使ったり、“ですます”調にしたりと、対面していないので真剣さが伝わるよう、丁寧な言葉選びをするとよいでしょう。

片思いもいつかは卒業して、相手への思いを成就させたいものです。遠距離の人への片思いを実らせるにはどうすればよいのでしょうか。

自分磨きをする

遠距離だと頻繁に会うことができません。会えない時間が多いからこそ、自分磨きに尽力すると、次に会ったときに相手から「素敵になった」「成長した」と思ってもらえる可能性が高いです。肌や髪のお手入れ、ファッションなどの見た目はもちろん、習い事や資格取得など何かに打ち込むのもよいでしょう。「今までと変わった」と感じられると、グッと魅力が増すはずです。

相手の良き理解者でいる

遠距離だと頻繁に会えないので、相手と関係を深めるのに時間がかかってしまいます。だからこそ、「自分のことを理解してくれる人」という存在になれるよう努力しましょう。相手の話をよく聞いたり、悩みや相談に乗ったりして、とことん相手の味方になることで、何かにつけて自分のことを思い出すようになるかもしれません。

たまには相手をドキッとさせる

なかなか友達以上に関係が進展しなかったり、脈ありか脈なしかが判然としなかったりするときは、相手をドキッとさせる発言をしてみるのも手です。「他の人に告白されて困っている」と相談してみたり、「急に会いに行っちゃおうかな」などと言ったりして、相手の反応を見てみるのもよいでしょう。

ただ、これはあくまでも“たまに”やるからよいのであって、やりすぎると軽薄な人だと思われる可能性があります。ドキッとさせるために、“たまに”やることとして捉えておきましょう。

片思い中の相手が遠距離だと、距離が近い場合と比べて、どうしてもコミュニケーションの量は少なくなってしまいます。思いが熱くなったり、関係の進展を急いだりしてしまいがちですが、遠距離だからといって必要以上に力を入れる必要はありません。重い内容のメッセージは避けたり、他の用事もつくって会いに行ったりと、遠距離だからこそ相手の負担にならない気遣いは必要です。

婚活中の人も気になる相手が遠距離である場合があるかもしれません。相手のとの距離が離れているので、不安になったり、悩んだりすることも多いでしょう。ゼクシィ縁結びエージェントは、専任のマッチングコーディネーターが付くプランがあるので、不安や悩みがあるときもすぐに相談できます。遠距離ならではの不安な気持ちをわかってくれる人がいるのは、婚活を進めていく上で大きな力になるでしょう。ゼクシィ縁結びエージェントの婚活が気になる方は、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文／坂田圭永

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/