- 付き合うことがゴールになっていた
- 恋をしていたかった
- 親しくなるのが怖い
- 付き合うことが面倒くさい
- 思っていた人と違った
- いざ自分に好意を向けられると気持ち悪い
- 自分の理想からズレるとすぐに幻滅する
- スキンシップに抵抗がある
- 自己肯定感が低い
- 過去の恋愛にトラウマがある
- 大人であることを嫌っている
- 人付き合いの経験が少ない
- 1.相手に理想を求めすぎない
- 2.自信を取り戻していく
- 3.恋愛以外でも人と関わる機会を増やす
- 4.素敵な関係を築いている人を観察してみる
- 5.大人の楽しみを味わってみる
付き合うと冷めてしまう「蛙化現象」という恋愛心理をご存じでしょうか?本記事では、最近耳にすることが増えた蛙化現象について探ってみました。付き合うと冷めてしまう理由とは何か、蛙化現象の特徴や症状、蛙化現象が起きやすい人の特徴や解決策など、心理カウンセラーの服部希美さんに伺いました。
付き合うと冷めてしまうのはなぜ?
付き合ったら冷めてしまう現象はなぜ起こってしまうのでしょうか。原因として考えられることを挙げてみました。
付き合うことがゴールになっていた
交際経験が少なかったり、憧れの人への片思いが実ったりした場合、付き合うことがゴールのように感じてしまうことがあります。相手との距離が近づくにつれ、交際すること自体が目標となり、付き合ったことで達成感を得てしまうということです。
恋をしていたかった
ドキドキする恋が好きだったり、片思いしている期間が好きだったりする場合、交際した途端に刺激がなくなり、気持ちが冷めてくることがあります。相手にときめきを求める恋愛体質の人は常に恋をしていたいので、自分と付き合うことで相手が魅力的に見えなくなってしまうのです。
親しくなるのが怖い
自己肯定感が低い人の中には、「だめな自分を知られて嫌われたくない」という思いが強い人もいます。親しくなって嫌われるのが怖いという深層心理から、無意識に相手への気持ちを冷ますことで身を守っているケースも考えられます。
付き合うことが面倒くさい
お付き合いが始まると、相手に気を使ったり事情を考慮したりする必要が出てきます。「自分の自由を奪われたくない」「相手に気を使うのが面倒くさい」と強く感じる人は、付き合った途端に相手への気持ちも冷めて、交際が早々に終わってしまうことがあります。
思っていた人と違った
いざ交際してみると、思い描いていた人と違っていたということはよくあることです。相手を理想化しすぎることで、自分が想像していた人ではない一面を見た瞬間、「こんな人だったっけ?」「どこが好きだったんだろう」などと、気持ちが冷めてしまうことがあります。これを最近耳にすることが増えている「蛙化現象」といいます。蛙化現象について、次の項で見ていきましょう。
付き合うと冷めるのは蛙化現象が原因?その特徴・症状とは
蛙化現象とは、心理学的には「最初は好意を抱いていた相手であったにもかかわらず、相手から好きになられた途端に嫌悪感が出てきてしまうこと」をいいます。近年よく耳にする蛙化現象は、「好意を抱いていた人のささいな言動に幻滅し、気持ちが冷めてしまうこと」を示すことが多いです。
蛙化現象の主な特徴や症状を見ていきましょう。
いざ自分に好意を向けられると気持ち悪い
好意を寄せているときは相手のことが好きなのに、相手が自分に好意を向けるようになった途端に「気持ち悪い」と感じることがあります。また、自分に好意を寄せてくれる人に対しても、「気持ち悪い」と感じやすい傾向があります。
自分の理想からズレるとすぐに幻滅する
付き合いが始まると、「きっと素敵な人なんだろうな」と期待していた姿ではない、相手の本来の姿も見えてきます。相手のいろいろな面を見て自分の理想と違うことがわかると、「こんな人ではなかった」と気持ちが冷めてしまうことがあります。
スキンシップに抵抗がある
好きな人には触れたり触れられたりしたいと感じる人は少なくありません。一方で蛙化現象が起こっている人は、相手から性的に見られることに抵抗があり、手を繋いだり、体に触れられたりすることに対して、嫌悪感を抱く人もいます。
付き合うと冷める「蛙化現象」が起きやすい人の特徴
どんな人に蛙化現象が起きやすいのでしょうか。蛙化現象が起きやすい人の特徴を挙げてみました。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低い人は、「こんなにダメな私を愛してくれる完璧な相手でなければ幸せになれない」と感じる傾向があります。相手に完璧を求めてしまうため、自分と交際した相手に幻滅して冷めてしまうことがあります。
過去の恋愛にトラウマがある
恋愛でつらい思いをしたり性的に嫌な経験をしたりして、過去のよくない恋愛が心の傷として残っていると、「好きになられると気持ちが冷めて別れる」といった形で自分を守ろうとすることがあります。
大人であることを嫌っている
性的対象として見られることや、大人である自分を「気持ち悪い」「汚らわしい」と感じていると、性的な目で見てくる相手のことを気持ち悪く感じることがあります。
人付き合いの経験が少ない
恋愛に限らず対人関係とは、お互いの本音を受け入れ合ったり、ときにはケンカして仲直りをしたりすることで深まっていくものです。相手とコミュニケーションを重ねながら関係を深めていく経験が少ない場合、「何か違うな」と思った時点で気持ちが冷めてしまい、関係が終わってしまうことがあります。
付き合うと冷める「蛙化現象」が起きやすい人のための5つの解決策
蛙化現象が起きると安定したお付き合いを続けることは難しいので、できれば改善したいものです。蛙化現象が起きやすい人のための解決策を紹介します。
1.相手に理想を求めすぎない
相手も自分と同じ人間なので、自分と同じようにできることもあればできないこともありますし、間違うこともあれば感情が揺れることもあります。相手に自分の理想を求めるのではなく、身近な存在として対等なコミュニケーションを取るようにしましょう。そして、相手の弱さも受け入れる努力をしてみるといいかもしれません。
2.自信を取り戻していく
自己肯定感が低い人は、自分の良いところを探したり、頑張ったことを褒めたりしながら、自信を回復していきましょう。自己肯定感を上げるために、得意分野を伸ばしたりボディメイクをしたりして、自分磨きをすることもおすすめです。また、ダメなところや弱さも自分の魅力の一つと受け入れていくことも大切です。
3.恋愛以外でも人と関わる機会を増やす
「面倒くさい」と人付き合いを避けがちな人は、あえて人と関わる機会を増やすのも一つの手です。相手の立場になって考えてみたり、言葉で思いを伝えてみたりと、さまざまな価値観の人の中でコミュニケーションを重ねる練習をしてみましょう。恋愛でも恋人と向き合えるようになってくるでしょう。
4.素敵な関係を築いている人を観察してみる
ケンカはするけれど仲の良い夫婦や、お互いを尊重して助け合っているカップルなどを観察し、どのようにコミュニケーションを取り、受け入れ合っているのか学んでみるのもおすすめです。良い関係を築いている人を観察したり、まねしたりすることで、恋愛の仕方や恋人との向き合い方が変わってくるかもしれません。
5.大人の楽しみを味わってみる
大人のムードのあるバーやレストランにおしゃれをして出かけてみたり、小物だけでも上質なものを持ち歩くようにしてみたりと、大人だからこそ楽しめるおしゃれや趣味を楽しんでみるのもよいでしょう。少し背伸びをした場所に行ったり人と触れ合ったりすることで、自分に自信がつき、さまざまな価値観を受け入れることに繋がります。
付き合うと冷める「蛙化現象」は自分次第で解決できる!
付き合うと冷めてしまう「蛙化現象」が起こると、恋愛を楽しむことが難しくなってしまいます。相手に理想を求めすぎない、人と関わる機会を増やすといった方法で改善できるとよいですね。
婚活中の人の中にも、付き合うと冷めてしまう蛙化現象が起きている人がいるかもしれません。蛙化現象が起きていると、なかなか婚活はうまくいかないでしょう。ゼクシィ縁結びエージェントは、専任のマッチングコーディネーターが付くプランもありますので、悩んだり迷ったりしたときに相談することができます。サービス内容が知りたい方は、まずは無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
取材・文/坂田圭永
【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変えるカウンセリング”をテーマに高い共感力で親身に寄り添い、婚活や 30 代女性の恋愛をサポート。「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。
公式サイト:https://www.hattori-nozomi.jp
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