- 別れたい意思と理由をはっきりと伝える
- どちらかに非があるのではなく、「違う」ということを伝える
- 相手の気持ちもしっかりと受け止める
- 感情的になって想いを乱暴にぶつける
- 復縁の可能性をにおわせる言い方をする
- ケンカ腰で一方的に相手の悪いところを責め立てる
- 別れ話に適したシチュエーション
- 別れ話には避けたいシチュエーションや注意点
恋人と別れるときの言い方や自分から相手に別れを切り出すときの伝え方・注意点などを紹介します。彼氏や彼女と円満に別れるためには、なるべく相手を傷つけない言い方や納得してもらえる別れ話の仕方やシチュエーションが重要です。この記事ではそんな別れる理由の言い方や例文などについて、心理カウンセラーの服部希美さんの監修の下、詳しく解説していきます。
なるべく相手を傷つけずに「別れたい」と伝える言い方は?
相手に好きな気持ちがあれば、別れ話で傷つけてしまうのは避けられませんが、なるべく傷つけないように別れを伝える言い方はあります。そんな3つのポイントをご紹介していきます。
別れたい意思と理由をはっきりと伝える
別れを切り出す際、相手に期待を持たせるようなあいまいな言い方をしてしまうと、相手を余計に傷つけてしまうことになりかねません。
自分なりの言葉でいいので、なるべく明確にしっかりと誠意を持って伝えることが大切です。
【例】
「仕事が忙しくて、あなたのことを考えている余裕がないので別れたい。」
「〇〇の価値観が違うので、別れたいと思っている。」
どちらかに非があるのではなく、「違う」ということを伝える
別れたい理由が相手にあることや、性格や価値観のズレなどが理由であることも多いでしょう。ですが、恋愛は相性の問題。相手や自分に非があるのではなく、あなたと私は「違うor合わない」ということを伝えましょう。
自分の行動も振り返った上で違いに触れながら別れを切り出せると、相手も納得しやすいでしょう。
【例】
「大ざっぱな私に対して、あなたは丁寧だから連絡の頻度などで不満がたまりやすいと思う。このままお互いが我慢をするのではなく別れたい。」
相手の気持ちもしっかりと受け止める
恋人に別れを切り出された直後に気持ちの整理がつかないのは当たり前のこと。また、相手にも相手の言い分や言いたいことがある場合もあります。
別れたいという自分の気持ちを伝えたら、相手の気持ちも否定せず話を聞く姿勢を取り、一方的に別れを押し付けないようにしましょう。
【例】
「急に別れ話をして驚いたよね。今どんなふうに考えてる?」
円満に別れるために別れ話で避けたい言い方は?
円満に別れるためには別れ話の言い方がカギです。最後に相手に悪い印象を残さないためにも「これだけは避けたい」という言い方を例文と併せて紹介します。
感情的になって想いを乱暴にぶつける
最後に、これまでの怒りや悲しみをぶつけてやりたい!と思う人もいるかもしれませんが、別れた後も、悲しい気持ちを相手に残してしまうことになります。
一度はお付き合いをしたいと思った相手。最後まで相手を大切にするような別れ方をしましょう。
【NG例】
「私はあなたにこんなにひどいことをされた!」
復縁の可能性をにおわせる言い方をする
今後の復縁をにおわせるような言い方をすると相手に期待感を残してしまいます。
相手が次の人に進みにくくなることもあるので、もし本当に復縁の可能性があるとしても自分の胸にとどめておきましょう。
【NG例】
「今はあなたと付き合うことができない。」
ケンカ腰で一方的に相手の悪いところを責め立てる
別れ話をしているうちに相手の悪いところを責めたくなることがあるかもしれません。ですが、誰でも一方的に責められるといい気はしません。
また、売り言葉に買い言葉で相手が逆上したり、別れ話がヒートアップしてしまうこともあります。なるべく穏やかに別れ話をするためにもケンカ腰はやめておきましょう。
【NG例】
「あなたのこういうところがむかつくし嫌い!」
別れ話をするのはLINEや電話でもいい?
別れ話を直接しづらい場合、LINEや電話などで伝えたいと思うこともありますよね。正直、これについては状況や相手によるところが大きいといえるでしょう。
付き合っている間にもLINEや電話で大切な話ができたり、ほとんど会うことがなかった相手であればLINEや電話でも構いません。
「大切な話は会って直接話したい」と望んでいた相手であれば、LINEや電話では「大事な話がある」程度にとどめて、会って話すことをおすすめします。
別れ話はいつ・どこですればいい?
では実際、直接会う場合の別れ話はいつどこでするのがよいか/逆に避けたいかについてそれぞれ解説していきます。ふたりの都合に合わせて取り入れられる部分は取り入れてみてくださいね。
別れ話に適したシチュエーション
●会う前に「大切な話がある」と伝えておく
言われた側は「もしかしたら別れ話をされるかもしれない」と心構えをすることができるので、突然別れ話を切り出されるよりも衝撃が小さくて済む可能性があります。
【例】
「ふたりのことについて大切な話があるから時間をつくってほしい」
●場所は落ち着いたカフェやレストランを選ぶ
家や個室などふたりきりになるようなシチュエーションよりも、適度に人がいる状況の方がお互いに落ち着いた状態で話しやすいでしょう。
特にふたりのうちどちらかが感情的になりやすい場合は外で話すことをおすすめします。
●夜よりも昼間の方が感傷的になりづらい
夜はネガティブな感情を感じやすく、別れ話をされた方は余計につらい気持ちになってしまいます。可能であれば休日の昼間などに時間をつくってもらい、話をするのがよいでしょう。
別れ話には避けたいシチュエーションや注意点
●楽しかったデートの後
楽しい気分になった後、別れ話を切り出してしまうと、感情の浮き沈みが大きくなって、さらにつらい思いをさせてしまいます。
「こんなに楽しくデートができたのに、どうして別れようとするの」と、相手が納得できなくなることもあるので、最後にデートをしてから別れ話をするのは避けましょう。
●深夜に切り出す
相手との関係について思い詰めていると、つい、夜中に別れを切り出してしまうことがあります。しかし、深夜になればなるほど気持ちはネガティブになりやすく、冷静に向き合う体力や気力がなくなってしまうので、深夜の別れ話は避けるのがベターです。
●思い出の場所で別れ話をする
告白した場所や、楽しくデートをした場所を選んでしまうと、お互いに楽しかった思い出がよみがえり、あいまいな伝え方になってしまい、ずるずると続いてしまうことがあります。
できれば、あまりふたりで行ったことがない場所で、別れ話を切り出した方がいいです。
別れる相手への配慮やこれまでの感謝を伝えることも忘れずに
別れると心に決めたとしても、別れ話は丁寧に、相手の気持ちを考えながらすることが大事です。相手の性格を考慮してどのような言い方をするといいかを考えたり、これまでの交際期間の感謝を伝えたり、最後だからこその配慮を忘れないようにしましょう。
一つの恋が終わって少し気持ちが落ち着いたら、「新しい出会い」を探してみるのもよいでしょう。
もし結婚につながるような恋を始めたいと思っているなら、本格的に婚活を始めるのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングを実施しています。入会を決めていなくても婚活に関する相談をすることができるので、まずは気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
取材・文/奥野瑞歩
【監修】
服部希美さん
心理カウンセラー。恋愛、対人関係の改善、自分が本当に望んでいる人生へのシフトチェンジへのサポートを得意とする。特に「さびしさを笑顔に変えるカウンセリング」をテーマに掲げ、30代女性の生き方、恋愛・婚活サポートを精力的に行っている。高い共感力を生かした「共に考え、併走する」カウンセリングスタイルが好評。マンツーマン相談のほか、恋愛心理学セミナーやグループカウンセリングを行っている。
公式サイト:https://www.counselingservice.jp/project/hattori_nozomi/
カウンセラーブログ:https://www.hattori-nozomi.jp/
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