婚活迷子から脱却！うまくいかない理由と６つの改善策

「婚活を始めたのにうまくいかない」「良い出会いがないまま時間ばかりたっていく」と悩んでいませんか。思うようにいかないと、自分の婚活方法に自信がなくなって、婚活迷子に陥ってしまいがち。そこで今回は、婚活がうまくいかない要因と改善策を婚活コンサルタント・澤口珠子さんに伺いました。自分に向いている婚活方法を探し、婚活迷子から抜け出す参考にしてください！

婚活迷子になるとは、言い換えると、婚活に時間がかかってしまうことです。婚活迷子から脱するために、まず、婚活期間が長引いてしまう要因として考えられることを解説します。

結婚に明確なイメージがない

「いつまでに」「どういう人と」結婚したいのかという明確なイメージを持たないまま婚活を始めると、漠然と時間を過ごしてしまいがちです。

結婚や将来について考え、ある程度のプランを立てておかないと、判断の基準が持てないからです。

活動量が少ない

自分では頑張っているつもりでもうまくいかないときは、婚活の活動量が少ないことも多いです。

婚活イベントに積極的に参加しない、参加しても自分から行動を起こさない、相手に声をかけない、また、メッセージのやり取りで、自分から「いいね！」をしない、同時進行で複数の人とやりとりをしないなどは婚活の活動量が少なめで、良い出会いにつながりにくくなってしまいます。

相談できる人がいない

友人や先輩、家族など、婚活について相談できる人がいないと、自分自身についても婚活についても客観的な視点が持てず、独り善がりな活動になってしまうことがあります。

婚活方法が自分に合っていない

あまり社交的ではないのに大規模な婚活パーティに参加する、自分から行動するのが苦手なのに積極性が必要な街コンやマッチングアプリを選ぶなど、自分に合っていない婚活方法を選んでいると迷子になってしまうことがあるでしょう。

周りに婚活している友人がいない

友人が恋愛や結婚に興味がないなど、周囲に自分と同じように婚活をしている人がいないことは、婚活迷子になりやすい要因の一つです。

悩みを共有したり、励まし合うことができないし、婚活方法の情報を交換し合ったり、一緒に婚活イベントに参加することもできないため、孤独感が募り、頑張ろうという気持ちが湧きづらくなってしまうからです。

婚活迷子になってしまう人に多く見られる特徴を紹介します。自分に当てはまっていないかどうか確かめながら読んでみましょう。

相手に求める条件が決まっていない

理想の結婚やライフプランが明らかになっていないと、結婚相手に求める条件に定まらないので迷ってしまいます。

どんな人と出会ってもピンとこなくて、「もっといい人がいるのでは」と思って決断できず、時間だけが過ぎていくことになってしまいます。

自分と合わない相手を選んでいる

結婚への夢や憧れが先行して、相手のルックスや職業、収入などにこだわりすぎて高望みをしていると、なかなかマッチングに至らずに、婚活迷子の状態が続きかねません。

落ち着いて自分自身に向き合い、結婚に何が大切なのかを冷静に考えてみることが大切です。

柔軟な行動ができない

婚活で大切なのは、前向きで柔軟な行動が取れることです。

一つの婚活方法がうまくいかなかったら他の方法を試してみる、いろいろなタイプの人と話してみる、デートしてから相性がいいかどうかを確かめるなど、状況に合わせた柔軟な行動が取れないと婚活迷子になりやすい傾向にあります。

婚活迷子に陥ってしまう原因に続いて、どんなふうに抜け出していけばいいかを紹介します。「婚活がうまくいかない」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

相手に求める条件を見直す

結婚相手に対して条件を設定することが大切ですが、こだわりすぎていないかどうかを確かめましょう。

条件とは学歴や収入、ルックスだけではありません。家事や育児での協力、趣味、ライフスタイルなど、結婚後の暮らしを考えながら範囲を広げて、どうしても譲れないこと以外は条件を見直してみることも必要です。

さまざまな婚活方法を試してみる

今はさまざまな婚活方法があり、新しい方法も増えているので、まだ試していない方法があれば積極的にトライしてみましょう。

例えば、アプリだけをしているなら、友人に紹介を頼んだり、街コンや婚活イベントに参加したりすると、可能性が広がります。

自分に合った婚活方法を選ぶ

他の人がうまくいっても、自分に合うとは限りません。自分がストレスを感じずに活動できる方法を探しましょう。

行動的な人なら街コンや婚活パーティ、大勢が集まる場が苦手な人なら婚活アプリなど、自分に合った方法を選択しましょう。

効率についても考えてみる

デートをするには、身だしなみや洋服選び、デートの場所を決めて予約するなど、時間もパワーもかかるもの。

土日それぞれに１人の人と会うよりも、どちらか１日に２人と会い、１日は休むようにすると、効率よく活動でき、リフレッシュもできてベターです。仕事や学校と婚活を両立するには、バランスよく行動することが基本です。

気負わずに前向きに婚活する

真剣に婚活するのは大事なことですが、緊張や焦りで自分自身が疲れてしまっては本末転倒です。

力がはいりすぎると本来の自分の長所が相手に伝わらず、結果に結びつきにくくなります。気負わずに、楽しく活動できるように考えましょう。

周りの人に頼ってみる

周囲に、恋人がいたり結婚していたりする友人がいれば、悩みを聞いて、アドバイスしてくれるかもしれません。

一人で抱え込まずに、友人や家族、または結婚相談所や婚活コンサルタントなどのプロに頼ってみるのも有効な手段です。

婚活が思うようにいかずに婚活迷子に陥ってしまったときは、一人で悩み続けるのではなく、第三者の意見を聞いてみるのも一つの方法です。新たな視点から解決の糸口が見つかるかもしれません。

例えば、結婚相談所なら、出会いから成婚までアドバイスやサポートを受けながら婚活を進めることができます。

ゼクシィ縁結びエージェントではマッチングコーディネーターが婚活についての相談に乗る無料カウンセリングも行っているので活用してみてはいかがでしょう。

取材・文／福原敦子

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで８年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を１対１で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の３軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令）などがある。
公式サイト：https://sawaguchitamako.com/