好きな人に好かれる方法とは？男女別の効果的な方法を紹介

不特定多数の誰かではなく、好きな人にモテる方法を紹介します。男女の心理に詳しい心理カウンセラー・服部希美さんに、相手が好意を持っているかどうかの診断から、好きな人に好かれる方法、好きな人には避けた方が良い行動までを伺いました。恋愛成就のヒントにしてください。

好きな人に好かれるための第一歩は、相手が自分に好意を持っているかを確認することです。恋愛感情とまではいかなくても、脈があるときの行動を紹介します。

連絡がこまめ

LINEでのやりとりが頻繁なら脈ありです。こまめに連絡が来る場合やこちらからの連絡にすぐに返事が来る場合は、こちらを気にしているからです。また、返事の文章が長めな場合も好意を持ってくれていることが多いでしょう。

会う頻度が高い

いくら忙しくても、好きな人との時間は確保したいもの。短い時間でも会おうとする、あまり期間を空けずに会う約束をしてくれるのも、好意を持っている可能性が高い行動です。

自分だけを特別扱いしてくれる

自分が忙しいのにこちらの仕事を手伝ってくれたり、他の人よりこちらを優先してくれたりなど、「親切にしてくれる」「優しく接してくれる」と感じたら、大いに脈あり。好きな気持ちの表れだと考えていいでしょう。

相手に好かれるには、雰囲気づくりからスタートしましょう。自然な流れの中で、相手に「気になる人だな」「一緒にいるとなんだか心地よい」と思ってもらうのが大事です。男性には、意外としっかり女性の行動を見ている人もいるので、相手が目の前にいるときだけでなく、普段から心がけて行動することも忘れずに。

TPOに合わせたファッションを心がける

いくら自分が好きなファッションだとしても、その場の雰囲気やマナーに合っていないと、彼にマイナスイメージを与えてしまいます。一人だけ浮いてしまわないようなファッションを心がけましょう。

ナチュラルテイストなメイクを目指す

好きな人にかわいいと思われたくてメイクを頑張りすぎると、トゥーマッチになって引かれてしまうかもしれません。また、女性ウケするメイクと男性ウケするメイクはちょっと違うので、流行や好みを追いすぎず、ナチュラルテイストなメイクを目指しましょう。もし、相手の好きな芸能人がわかるなら、その雰囲気に少し寄せると、いい印象を与えられるかもしれません。

感謝を伝える

たとえ小さなことでも、好きな人から何かをしてもらったら、笑顔できちんと「ありがとう」と伝えましょう。相手の役に立ててよかった、頼られていると感じて、ふたりの距離が縮まるきっかけになることも。

相手を褒める

頼もしく見えたとしても、内心では自分に自信が持てない男性は少なくありません。すてきなところ、かっこいいところ、頼れるところを見つけたら、「すごい」「すてき」と言葉に出して褒めましょう。言動だけでなく、持ち物のセンスなどを褒めるのも効果的です。褒められてうれしい、自信が付いたという経験は、好印象につながりやすいでしょう。

少し特別扱いする

相手のことが好きで、話したり、近づいたりしているのに、「自分だけでなく、みんなにそうなんだろう」と好意に気づかないような、鈍感な男性は少なくありません。会話の中で彼の名前を呼ぶ、差し入れをちょっと豪華にするなど、大げさすぎない程度に特別扱いして、自分の存在を印象付けると、恋愛に発展しやすくなります。

好きな人に好印象を抱いてもらうには、男性が軽視しがちな外見や第一印象も大事です。また、苦手な人が多いかもしれませんが、女性を褒めることも必要です。ここでは、こちらの好意に相手が気付いて、応えてもらうために実行すべきことをまとめました。

清潔感を心がける

最近はおしゃれや美容に気を配る男性も多くなっていますが、身だしなみはマストと考え、清潔感のあるファッションやヘアを心がけましょう。長髪やひげもきちんと手入れされていれば、おしゃれなポイントに。清潔感のある外見は好印象につながります。

相手の話を聞く

好きな女性から相談されると、ついアドバイスやダメ出しをしてしまいたくなるかもしれませんが、「ただ、気持ちを受け止めてもらいたい」と感じている女性は少なくありません。まずは話をしっかりと聞いて、心を開いてもらえるように心がけましょう。そこから信頼感が生まれ、恋愛に発展していく可能性は大いにあります。

しっかりと自立する

好きな人ができると「優しくしてもらいたい」「甘えさせてほしい」という気持ちになることもあるでしょう。でも、恋愛ではお互いが対等な関係でいることが基本です。どちらかが一方的に頼ったり求めたりすると、相手に引かれてしまうので、しっかリ自立することを心がけましょう。

自分から話しかける

自分の方からあいさつをする、話題を提供する、手伝いなどを申し出るのは、相手との距離を縮めるのに効果的です。ぐいぐい近づくのは焦っていると思われるのではと、つい、待ちの態勢になってしまう男性もいますが、それは考えすぎです。自分から積極的に関わっていきましょう。

相手を褒める

日本では女性を褒めるのが苦手な男性が多いとよく言われますが、好きな女性のことはどんどん褒めましょう。外見でも持ち物でもいいのですが、相手の行動や仕事ぶり、また人知れず頑張っているところなど、内面にフォーカスを当てると効果的です。「自分のことを見ていてくれる」という思いは、恋愛感情につながりやすいものの一つです。

反対に、好きな人に好かれるためには避けるべきこともあります。ここでは女性が気を付けるポイントを紹介します。

ダメ出しする

相手を思ってのことだとしても、相手の意見や行動にダメ出しをしてしまうと、男性は「プライドを傷つけられた」「嫌われた」と感じ、恋愛対象として見なくなってしまいます。言われる方の立場に立って、プライドを傷つけるような言動は止めましょう。

お笑いキャラを演じる

相手とどういう距離感を取ったらいいのかがわからなくて、あけっぴろげなお笑いキャラを演じてしまう人も要注意です。いつも楽しく大笑いしているだけでは、恋愛関係に発展しづらくなってしまいます。大人の女性としての顔もちゃんと見せるようにしましょう。

他の異性と比べる

同性同士は基本的にライバルです。「あの人はかっこいい」「仕事ができる」などと他の異性を褒めると、男性は「自分は劣っている」と落ち込んで、恋愛どころではなくなってしまいます。どんな意図があるにしても、他の異性と比べられるようなことはNGです。

良かれと思って行動しても、間違えた行動を取っていては、好きな気持ちは相手に届きません。ここでは男性にとってのNGポイントを紹介します。

急に近づく

好きになったら、自分のペースで一直線に近づいていくと、女性は怖いと感じたり、遊ばれていると誤解してしまうかもしれません。きちんと言葉で気持ちを伝え、相手の気持ちを確かめて、少しずつ距離を縮めていきましょう。

しつこくする

いくら好きでも、やりすぎはNGです。1日に何度もLINEや電話をする、会うたびにプレゼントを贈るなど、夢中になりすぎると相手に引かれてしまうことになりかねません。相手が戸惑っているようなら、ちょっと待って冷静な気持ちで仕切り直しを。本気で嫌がられるようになると、取り返しがつかなくなってしまいます。

上から目線で話す

相手に頼りにしてほしいという気持ちで上から目線でアドバイスをしたり、愛情表現のつもりで「俺がいないとダメなんだから」と言ったりするのも止めましょう。上からモノを言われたら、相手はいい気分ではいられません。お互いに敬意を払って、上下ではない対等な関係を築きましょう。恋愛はそこからスタートします。

好きな気持ちばかりが先走っても、また考えすぎて行動できなくても、恋愛はうまくいかないものです。好きな人に好かれるには、相手をきちんと見て、理解して行動するのが大事です。

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取材・文／福原敦子

【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変える”をテーマに高い共感力で親身に寄り添い、婚活や30代からの女性の恋愛をサポート。また、「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。名古屋、東京、オンラインにて相談を受け付けている。
公式サイト：https://www.hattori-nozomi.jp