自分に好意がありそうな男性にはどう接するべき？職場や会話、SNSなどのベストな対応は？

「もしかしたら、あの男性は私のことが好きなのかも」と感じた経験はありませんか？たとえそれが勘違いであったとしても、その日から相手が気になりだしたり、逆に苦手意識を持つようになってしまったり、と相手に対する自分の態度も変化してしまうものですよね。ここでは「自分に対し好意を持つ男性」の行動パターンや、そんな男性に対する対処法などをケースバイケースで解説します。

身近な男性が自分に対して好意を抱いていることは、どのような態度から推し量ることができるのでしょうか。ここでは「職場での態度」「会話」「SNSのメッセージ」という3つのケースに分けて、好意を見極めるためのポイントを紹介します。

職場での態度 からわかる「好意」

社会人が最も長時間接する異性が「職場の男性」ではないでしょうか。ここでは職場での態度から「自分に対しての好意」を見極めるポイントを見ていきます。

社内でよく会う
特に「同じ部署ではないのによく会う」気がする場合、好意を持たれている可能性が高いでしょう。「ひと目顔が見たい」と、存在を視認するために頻繁にあなたの近くを通っているのかもしれません。

話しかけてくる
仕事の接点にかかわらず、特に自分だけにあいさつをしたり、世間話をしたりする人は、あなたに好意を持っているのかもしれません。「さらに接点を増やしたい」「相手の情報を得たい」という動機から、何くれとなく話しかけてきます。

お土産をくれる
出張帰りのお土産を社内で配るとき、あなたの分だけ別に用意されているような場合は、好意を持たれている確率がアップします。相手が「自分をより強く印象付けたい」という思いが、お土産の品選びにも表れます。

会話からわかる「好意」

日常的に会話を交わす間柄である場合、会話中の態度から好意を読み取ることはできるのでしょうか。ここでは好意を読み取るにはどんなところに着目すべきかについて考えていきます。

笑顔が多い
会話中に笑顔が多かったり楽しそうな表情を見せたりするのは、あなたと会話できることがうれしいせいかもしれません。好意を抱く人と話すときは自然とテンションが上がり笑顔になりがちです。

見つめてくる
会話しているときに、じっと見つめてくる時間が多いのはあなたに好意を抱いているからかもしれません。心の中で「かわいいな」「タイプだな」と思っている可能性があります。

以前、話した内容をよく覚えている
好きな人の情報は意識せずとも自然とインプットされてしまうものです。もしあなたが以前話した内容を相手がよく覚えているようであれば、相手はあなたに興味を持っているのかもしれません。

とはいえ相手が「笑顔を絶やさないタイプ」「相手を見つめる癖がある人」「記憶力がいい人」である可能性も。もし気になるのであれば、相手が他の人と会話する態度と自分に対するそれに違いがあるか見比べることをお勧めします。

SNSのメッセージに見る「好意」

直接会うよりもSNS上のやりとりの方が多い相手の場合は、その内容から好意の有無を 図ることができるかもしれません。ここではSNSのメッセージで注目すべきポイントを見ていきます。

返信が早い
気になる相手からメッセージが来ると、すぐに内容を確認したくなるものです。SNSの返信が早いのは、あなたからのメッセージが素直にうれしいと思っているからです。

メッセージのやりとりが続く
会話のようにメッセージのやりとりが続くのは「もっと話したい、あなたのことが知りたい」という気持ちの表れです。

毎日送ってくる
何げない内容のメッセージを毎日送ってくるのは、あなたと関わりたいと思っているからです。またあなたに忘れられないように、小まめにメッセージを送ってくるのかもしれません。

「もしかしたら好意を持たれているかもしれない」と思ったとき、どんな振る舞いをするのがベストなのでしょう。ここでは相手の好意をうれしいと感じている場合、それをどう 伝えるべきかについて紹介します 。

会ったときに話しかける

相手と会ったときには自分から話しかけてみましょう。
そのとき「今日も会えましたね」「また会えましたね」など「会えた」というワードを使用することで、「相手とのささやかな接点がうれしい」というニュアンスを含ませることができます。

笑顔で接する

あいさつをしたときや、ふとした会話のときに「笑顔で接する」ことを心がけましょう。「あなたと一緒にいることが楽しい」というアピールになります。

過去に相手が話した内容をこちらから話す

相手が以前話していた話を、あらためてこちらから話題に出しましょう。「自分が話したことを覚えていてくれている」と好意的に捉えてもらえますし、それが趣味の話であればより親近感を持ってもらえるはずです。

名前を呼ぶ

日本語では主語が省略されがちですが、会話中にあえて名前を呼んでみましょう。名前を呼ばれることで「自分に注目してくれている」「見てくれている」と意識させ、自尊心をくすぐることができます。

体を近づける

相手との距離を詰めるテクニックとして「ボディタッチ」がよく知られていますが、慣れていないと抵抗がありますよね。その場合は、触れなくてもいいので少しだけ体を近づけてみましょう。物理的な距離が縮まることで心の距離もグッと近づくはずです。

前述とは逆に、自分に好意を持っているかもしれない男性に「自分は興味を持っていない」場合、どう振る舞うべきなのでしょうか。ここでは相手に期待を抱かせないためのベストな対処法について考えていきます。

敬語を崩さない

「敬語」は使用する相手との間に一定の距離を生じさせます。反対に砕けた言葉を使用すると図らずも距離を詰めてしまうことになるので気を付けましょう。

誘いやすい反応をしない

「面白そう」「行ってみたい」など、相手がデートに誘いやすい発言やリアクションは避けましょう。もし「今度、一緒に行かない？」と誘われても「機会があれば」など薄めのリアクションにとどめるか、「みんなと一緒に」など、ふたりきりを避ける答えが望ましいでしょう。

メッセージの返信は簡潔に

SNSのやりとりが長く続かないよう「スタンプのみで終わらせる」など、メッセージの返信は簡潔にしましょう。こちらからは話を広げず聞かれたことのみ答え、事務的なやり取りにとどめるのがベストです。「ハートマーク」など、相手に期待を抱かせる絵文字は使わないよう気を付けて。

他に好きな人がいることをアピールする

会話の中で好きな人がいることをにおわせたり、恋愛相談をしたりすることで暗に「脈ナシ」であることを伝えましょう。同時に相手を「異性として見ていない」ことをアピールできます。

「友達だよね」と念押しする

あえて「友達」「同僚」と明言することで、この先ふたりの関係が発展する可能性はないことを強調しましょう。さらに「友達を異性として見ることができない」「社内恋愛はしない主義」など具体例を交えて話せば、相手も脈ナシであることを悟るはずです。

純粋に好意を寄せられていたのであればよいのですが、相手の目的が実は「体だけ」だった、という可能性も捨てきれません。ここでは相手の好意的な態度が「単なる体目的」なのか否かを見極めるポイントについて考えていきます。

急な誘いが多い

「今日、これから会わない？」など、急な誘いが多い男性には注意しましょう。「他の女性に断られた埋め合わせ」の誘いである可能性があります。もし相手が自分を大切に思ってくれているのであれば、一度断っても機会を変えて再び誘ってくれるはず。“都合のいい女”になってしまわないよう警戒をしましょう。

出会って早々になれなれしい

例えば出会って早々に下の名前で呼んだり、ボディタッチが多めだったり、妙になれなれしい人には注意をしましょう。相手はかなり女性慣れしていると考えられます。もしかしたらあなたのことを「落とす獲物」として見ているのかもしれません。

必要以上に飲ませようとする

お酒の席で空いていないグラスに無理やり注いできたり、必要以上に飲ませようとしたりする男性は要注意です。あなたを酔わせてガードを甘くさせようとしているのかもしれません。
また夜のお誘いが平日に集中していて「週末はNG」の場合、本命の彼女がいる可能性があります 。声がけのタイミングにも注意しましょう。

男性が自分に好意を抱いている可能性がある場合、「自分が相手をどう思っているか」によって取るべき態度も変わります。自分も相手に好意を抱いているのであれば、ぜひ関係を進展させるために行動してみましょう。逆に関係の発展を望まない場合は、これ以上相手に期待を抱かせないようきっぱりとした態度も必要です。

もし「相手から好意を寄せられるのを待つ」のではなく、自分から相手を探したいのであれば恋活をしてみてはいかがですか？さらにその先の結婚を視野に入れているのであれば、結婚相談所を活用するのも一案です。ゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングを実施中ですので気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／吉田美奈子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/