- 会ったことがないという人の理由
- 会ったことがない人は13.6%
- 【マッチングしない】理由
- 【マッチングした】のに会えない理由
- アプリ用に写真を撮影する
- プロフィールの文章の質を上げる
- 自分に合ったアプリを選ぶ
- 会いやすいアプリに登録する
- 6〜10回のやりとり後に会う人が最多
- 10回までに会う約束を
- 「会うまでの希望」を参考にする
- 初デートはランチやお茶が人気
- プロフィールを工夫して会うチャンスを上げる
- メッセージで会いやすいエリアを伝える
マッチングアプリをやっているのになかなか会えないという人もいます。マッチングアプリで会えない人がやっているミスや原因を恋活・婚活の専門家でマッチングアプリ事情にも詳しい菊乃さんの意見を参考に解説します。「頑張っているのに会えない」、そんなときはいったん冷静になって原因を突き止め、対処法をチェックしてみましょう。
マッチングアプリで会えない人はどれくらいいる?
マッチングアプリで会えない人はどれくらいいるのでしょうか。マッチングアプリ利用経験がある20~40代の男女103人に聞いたアンケート結果を基に解説します。
会ったことがない人は13.6%
実際にどれくらいの人に会っているかアンケートで聞いた結果がこちら。1人、2人、3人が最も多く、同率で15.5%という結果に。そして、その次に多いのが「会ったことがない」で13.6%という結果になっており、会えない人は意外に多いことがわかります。
会ったことがないという人の理由
アンケートで「会ったことがない」と答えた人の理由をいくつか紹介します。理由として多く挙げられていたのが「会いたいと思える人がいなかった」「会う約束ができなかった」というもの。
とりあえずマッチングしたものの、実際に会う気になれなかったり、会うところまで進められなかったりということが理由のようです。また、女性では、マッチングした後、会うまでの段階で面倒になったり、会う気が失せたりしたという意見も見受けられました。
【会ったことがない人】の理由
「会うまでに話を持っていけない」(24歳男性)
「会いたいと思うほどいい人がいなかった」(31歳男性)
「相手が積極的すぎて引いてしまった」(40歳女性)
「約束をしてまで会うのが面倒になってしまった」(24歳女性)
※データ出典:マクロミル
マッチングアプリで会えない理由
マッチングアプリで会えない理由には、そもそもマッチングしないという状況とマッチングはしたのにデートまでこぎつけられないという状況があります。
【マッチングしない】理由
マッチングアプリでは、マッチングしない限り会うことはもちろん、メッセージのやりとりもできません。マッチングしないのにはいくつか理由があります。マッチングしない人が見直すべき点を挙げていきます。
・プロフィール写真が悪い
マッチングしない理由として圧倒的に多いのが、プロフィール写真が良くないケース。自撮り写真や顔がはっきりわからない写真、加工した写真は印象が良くないのでマッチングしづらいです。
・自己紹介の文章が良くない
自己紹介の文章が短すぎたり、相手への要望を細かく羅列したりなど、悪目立ちしてしまうプロフィールは避けられがちです。
・埋めていないプロフィール項目が多い
居住エリア、身長、学歴、職業、年収のほか、恋愛・結婚についての考えなどがプロフィールに表示されるアプリもあります。それらの項目について答えないと表示されないので「隠したいことがあるのかな」と勘繰られてしまい、マッチングしにくくなります。
・アプリが自分に合っていない
例えば40代なのに20代の利用者が多いアプリに登録しているとマッチングしづらいです。
・「いいね」を送る回数が少ない
自分から積極的に「いいね」を送っていないので、そもそもマッチングしないという状況になりがちです。
・「いいね」を送る相手を間違えている
明らかに人気が高く、モテそうな人にだけ「いいね」をしていると埋もれてしまうのは仕方のないこと。また、年齢が離れすぎている、居住地が遠すぎる人などに「いいね」を送ってもマッチングしづらいのが通常です。
・あまりログインしていない
あまりログインしていないと表示は下の方に繰り下げられてしまいます。当然、相手が目にする機会も減り、対象から外されてしまうこともあります。
【マッチングした】のに会えない理由
マッチングしたのにデートの約束までたどり着けないケースもあります。マッチングしても会うことができない人の主な理由がこちらです。
・相手から関心を持たれていない
マッチングアプリでは、通常複数の人とやりとりしています。マッチングしたものの、相手からの関心度が他の人よりも低いと会えません。
・悪い印象のメッセージ
せっかくマッチングしたのに、なれなれしいタメ口だったり、まだ親しくないのにプライベートに踏み込んだ質問をしたりと印象が悪いメッセージを送ってしまうと敬遠されることもあります。
・デートに誘うタイミングが悪い
マッチングしたら早めにデートに誘うのが鉄則です。ダラダラとメッセージ交換していると「ただの友達」と思われ、恋愛対象から外されてしまうことも。そのようにテンションが下がったところでデートに誘っても応じてくれないことが多いのです。
・メッセージの頻度が低い
マッチングしたのにメッセージをあまり送らないと相手の意識から遠のいてしまいます。マッチングアプリでは相手が常に複数の人とやりとりしていると思ってください。毎日メッセージを送ってくれる人の方が熱意も感じられ、親しくなるスピードが速いのは当然のこと。たまにしかメッセージを送らないと優先度は下がります。
・誘っていない
そもそもデートに誘っていなければ会えないのは当然です。何度かやりとりして会ってみようと思えたら積極的に誘いましょう。「デートの誘いは男性から」と考える女性もいますが、待っていると別の人と仲良くなってしまう可能性が高いです。男性も女性も、いいなと思ったら早めにデートに誘いましょう。
マッチングアプリで会う可能性を高める方法
マッチングアプリで会う可能性を上げる方法を解説します。
アプリ用に写真を撮影する
マッチングアプリは多くの登録者の中から相手を探すので、男女共にプロフィール写真は非常に重要です。そこでおすすめなのが写真撮影を業者に依頼すること。料金はさまざまですが、数パターン撮影して5000〜1万円程度がボリュームゾーン。リーズナブルな料金で依頼できるフォトグラファーもいるので探してみましょう。
好印象なのは、なんといっても笑顔の写真です。公園や街路樹などのグリーン背景やカフェなど雰囲気の良い場所での撮影がおすすめ。服装はシンプルなカジュアル系がよいでしょう。
プロフィールの文章の質を上げる
写真と同じくプロフィールの文章も重要です。特に女性は相手のプロフィール文をしっかり読む傾向があるので、あまりにも短い自己紹介文や人柄が伝わらない定型文を掲載していると敬遠される恐れがあります。
自分に合ったアプリを選ぶ
自分に合ったアプリを選ぶことでも会える確率が上がります。マッチングアプリは種類豊富で、登録者数はもちろん、登録者の年齢層、目的、エリアなどさまざまです。自分に合ったアプリを選ぶことでマッチングや会う機会が増えるので事前に調査してから登録しましょう。
会いやすいアプリに登録する
最近では直接メッセージのやりとりをしなくても、デートの手配をしてくれるアプリも登場しています。このようなアプリに登録することも一つの手段です。
マッチングアプリでどれくらいやりとりをして会っている?
マッチングアプリで知り合った相手と会うタイミングはどれくらいのやりとりをしてからがいいのでしょうか。マッチングアプリ利用経験がある20~40代の男女103人に聞いたアンケート結果を基に解説します。
6〜10回のやりとり後に会う人が最多
アンケートで一番多かった回答は、6〜10回。次いで1〜5回、11〜15回という順番でした。6〜10回やりとりし、相手がどんな人なのか、なんとなくわかった段階で会う人が最も多いものの、5回以下で会う人も3割ほどおり、会うまでのやりとりの回数は人それぞれといえそうです。
10回までに会う約束を
菊乃さんによれば、マッチングアプリでのメッセージのやりとりは10回までが肝になるとのこと。それ以上ダラダラと続けると他の人を優先されたり、会おうという気持ちがだんだん減ってしまったりする傾向があるそう。
マッチングしたら、お誘いするための情報を入手し、デートの提案をしましょう。男性からの誘いを待つだけでなく、女性からも誘うことが大事です。毎日2〜3往復のやりとりをしているのであれば1週間以内、毎日1往復のやりとりなら1週間〜10日程度を目安に会う約束をするとよいでしょう。
お誘いに繋がる会話って?
メッセージのやりとりでは、趣味の話で盛り上がることもあるでしょう。しかし、その趣味がデート向きではないとなかなか「会いましょう」という話に結び付かないことも。デートに誘うための話題は、好きな食べ物やよく行くエリアなど、その会話をきっかけに「今度〇〇に行きませんか?」とデートの提案ができるものです。
「会うまでの希望」を参考にする
多くのマッチングアプリは、会うまでの希望を表示できます。「マッチングしたらすぐに会いたい」「メッセージを重ねてから会いたい」など、相手の希望を参考にしてデートに誘うと成功しやすくなります。
マッチング後、初めて会うときのおすすめデートは?
マッチングアプリで知り合った相手と初めて会うときのおすすめデートについて、アンケート結果を基に解説します。
初デートはランチやお茶が人気
マッチングした人と初めて会うときに何をするのが良いかという問いに対して、一番多かった回答が「ランチ」、次いで「お茶」でした。このふたつに共通するのが「短時間で済む」「時間帯が昼間」ということです。初対面の相手と長時間過ごすのはお互いに気が重くなりがちです。ランチやお茶であれば1〜2時間程度で済みますし、昼間なので女性にとって安心感があります。
デートの定番である映画やドライブ、水族館は拘束時間が長いことなどから低めの数字になっています。初回デートは気軽に出かけられるランチやお茶を提案し、会える確率を上げていきましょう。
プロフィールを工夫して会うチャンスを上げる
初めて会うのに人気なのがランチ、お茶なので、プロフィールに「カフェ巡りが趣味」「楽しみはおいしいものを食べること」「コーヒーが好き」など、ランチやお茶に結び付きやすい自己紹介文を入れておくのもおすすめ。デートに誘われやすくなりますし、自分から誘う口実にもできます。
メッセージで会いやすいエリアを伝える
デートに誘いやすいようによく行くエリアをプロフィールに記載するか、初期段階のメッセージで「〇〇市に住んでいて、よく遊びに行くエリアは△△です」などと伝えると会う約束がしやすくなります。
会えない理由を分析することが大事
マッチングアプリの目的はデートをし、恋愛に進んでいくことです。誰とも会えないのであればむなしくなってしまうでしょう。そんなときはいったん立ち止まって会えない理由を考えてみるのが大事です。そもそもマッチングしないのか、それともマッチングしても会えないのかで対策が変わるからです。プロフィールの写真や文章をブラッシュアップしたり、メッセージ内容を工夫したり、できる対策から取り組んでいきましょう。
もし、身近に異性の友人がいれば異性の目線からアドバイスをもらうのもおすすめです。ただし、本音で話せる異性の友人がいる人は少ないでしょう。そんなときは、思い切って結婚相談所での活動を始めてみるのもおすすめ。ゼクシィ縁結びエージェントでは、プロのマッチングコーディネーターがさまざまな観点からアドバイスをし、出会いまでしっかりサポートしてくれるプランもあります。まずは気軽に無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
取材・文/関原のり子
【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談のほか、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「わかりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)など。
公式サイト https://www.bestpartner-prj.jp/
X(旧Twitter) https://twitter.com/koakumamt
恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog http://ameblo.jp/koakuma-mt/
【データ出典】
マクロミルアンケート/ご自身に関するアンケート
調査期間:2023/8/16~2023/8/18
有効回答数:マッチングアプリ利用経験のある男女103人
(インターネットによる20~40代向け男女アンケート調査 調査機関:マクロミル)
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