婚活パーティは大変？成功率を高める方法、向いていない人を解説

婚活パーティに参加したけれど、なかなかうまくいかず、自分は婚活パーティに向いていないのでは？と悩んだり、自信をなくしたりしていませんか。この記事では、婚活パーティに向いている人・向いていない人の特徴や、うまくいかない原因と具体的な改善方法、何回参加したらいいのかについて、婚活コンサルタント・澤口珠子さんに教えていただきました。出会いの確立を上げるための参考にしてください。

婚活パーティでの出会いが難しいと感じてしまうのには、いくつかの原因が考えられます。ここでは男性にも女性にも共通する５つの原因を紹介します。

１　１人で参加するのが不安

友人と一緒に参加する合コンと違って、婚活パーティは基本的には1人で参加します。1対1で初対面の人と話すことになるので、不安や心細さを感じて自分らしさを表現できず、婚活パーティは難しいと感じる人は少なくありません。

２　何を話していいかわからない

婚活パーティでは全員と1対1で話した後に、自由に話のできる時間が設けられていることが多いです。自己紹介はできるけれど、自由に話すとなると何を話していいかわからなくて、いい出会いにつながらないケースもあります。

３　1人と話せる時間が決まっている

せっかく話が盛り上がってもっと話したいと思っても、婚活パーティではプログラムが決まっているので、自己アピールが十分にできないこともあります。その結果、相手に好印象を残せないことも出会いに発展しにくい原因になります。

４　一度に出会う人数が多い

大勢の人と一度に出会えるのは婚活パーティのメリットでもある反面、大勢の人と話すことで疲れてしまうこともあります。疲れのあまりぎこちないやりとりになってしまったり、相手の印象をよく覚えていないということになっては、出会いには至らないかもしれません。

５　限られた時間では見極められない

婚活パーティの限られた時間内では、聞きたいことを十分に聞けなかったり、こちらの希望を伝えられなかったりして、もう一度会いたいという判断ができないこともあります。

婚活パーティで成果が出せないのは、そもそも婚活パーティに向いていないからかもしれません。ここでは、婚活パーティに向いている人とあまり向いていない人の特徴を紹介するので、自分に当てはまるかどうかを確かめてください。

婚活パーティに向いている人

社交的な人
恥ずかしがらずに初対面の人とも話せる人や、大勢の人がいても気後れしない社交的な人は、婚活パーティに向いています。

前向きな人
予想と違うことが起きても、うまくいかないことがあっても落ち込まずに、どんな状況でも楽しもうと考える前向きな人は婚活パーティがおすすめです。

行動力がある人
受け身ではなく、自分から話しかけたり、質問をしたりと主体的に行動を起こせる人は、婚活パーティで良い出会いを見つけられやすいでしょう。

決断力がある人
限られた時間の中でも、自分なりの判断基準を持って、相手との相性を見極められる決断力がある人も婚活パーティに向いています。

婚活パーティにあまり向いていない人

人見知りな人
初めて会う人となかなか打ち解けられないとか、1対1になると緊張して話せなくなるような人見知りな人は、婚活パーティという場には向いていないかもしれません。

受け身な人
大勢の人が参加する婚活パーティでは、しっかりと自己アピールすることが大切です。いつも聞き役で、自分から話しかけたりアピールしたりするのが苦手なタイプは婚活パーティでは苦戦することもあるでしょう。

決められない人
理想が高すぎるとか、判断するポイントが決まっていないというような理由で、マッチング相手を決められない人も、婚活パーティでなかなか良い結果が出せないでしょう。

婚活パーティは参加すればするほど出会いの数が増えて成功率も上がっていくので、少なくとも3回は参加するのがおすすめです。
プロフィ―ルシートの書き方や自己アピールの方法などマッチングを高めるコツをつかみ、初対面の人とのコミュニケーションがうまくなるにも経験が必要ですし、相手との相性を見極めるためにも多くの人に出会うことも大切です。何回か参加するうちに、緊張感が薄れてシャイな性格が改善していくかもしれません。もし1度参加してうまくいかなかったとしてもすぐに諦めずに3回はトライしてみましょう。

次は、婚活パーティが難しいと感じている人へ具体的な改善方法を紹介します。自分にできることから実践して、工夫しながら、出会いの成功率を上げていきましょう。

プロフィールカードを充実させる

婚活パーティでは事前にプロフィールカードを用意し、お互いにそれを見ながら会話を進めます。プロフィールカードが詳しく丁寧に書かれていると、話題が増えて話しやすくなるのはもちろん、お互いの共通点が見つけやすくなって会話が盛り上がる可能性も大きくなります。日頃から書く内容を考えておいて、当日は余裕を持って会場に到着して記入時間をしっかりと確保しましょう。

笑顔で相手の目を見て話す

マッチングの確率を上げるためには、自己紹介の時間でしっかり印象を残すことが大事です。短い時間なので、笑顔で相手の目を見て話し、全身で好印象をアピールしましょう。
また、パーティの間は、目の前に相手がいる時だけでなく、移動や待つ時間も口角を上げておくことを忘れずに。ふと見かけた人に「にこやかで優しそう」という印象を残せるかもしれません。

共通点を見つける

人は共通点があると親近感を抱いて、話が盛り上がるもの。プロフィールカードや服装、持ち物などから相手と共通する要素を探しましょう。共通点は、趣味や好きな食べ物が同じ、出身地が近い、着ている服の色や雰囲気が似ているなど、どんなことでもかまいません。もし見つからない時には、前から興味があったというトーンで相手の趣味や好きなことについて聞いていくと会話がスムーズに進むでしょう。

オープンクエスチョンで質問する

はい・いいえで答えられるクローズドクエスチョンでは、一問一答の形になって会話がなかなか弾みません。「休みの日には何をしていますか？」「どんな食べ物が好きですか？」など、いつ・どこで・何を・どのようになどを尋ねるオープンクエスチョンで質問すると会話が続くのでおすすめです。

ひと言で婚活パーティと言っても、今では人数や内容の異なるさまざまなタイプがあります。まずは自分に合いそうなパーティを探してみましょう。

趣味コン

テーマを掲げた婚活パーティの中でも、アニメやゲーム、キャンプなどの趣味に興味のある人が参加する婚活パーティが増えています。同じ趣味や興味を持っている相手だと打ち解けやすいという大きなメリットがあります。最近では、博物館巡りや神社参拝、スポーツ観戦などさまざまな趣味コンが開催されています。

少人数のパーティ

大勢の人が集まる場が苦手なら、人数を限定した少人数のパーティはどうでしょう。参加者は数名から20名程度で、落ち着いて話ができるのが特徴です。中には自由に話すフリータイムがなく、1対1の対話だけというものもあります。

短時間のパーティ

一般的な婚活パーティは２～3時間かかりますが、中にはプロフィ―ルカードの記入も含めて1時間程度の短時間のパーティもあります。時間が短いと負担感も減り、気軽に参加することができるでしょう。平日の夕方スタートなら仕事の後に参加できるので、忙しい人にもぴったりです。

婚活パーティは多くの人と出会えるという点では効率の良い婚活の手段の一つです。もし出会うのが難しいと感じているなら、自分に合った婚活パーティを選んで参加してみたり、考え方や行動を少し変えてみるなどの工夫してみませんか。あまり難しく考えすぎず、自分から行動を起こして楽しもうとすることが大切です。
新しい出会いのために一歩を踏み出したいなら、ゼクシィ縁結びエージェントで婚活を始めるという方法もあります。マッチングコーディネーターが婚活についての相談に乗り、一人一人に寄り添ったアドバイスをしてくれる無料カウンセリングもあるので活用してみてはいかがでしょう。

取材・文／福原敦子

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令）などがある。
公式サイト：https://sawaguchitamako.com/