告白は何回目のデートがおすすめ？成功させるためのポイントや告白を促す方法も紹介

告白に正解はないので、告白のタイミングがつかめなくて悩んでいる人もいるかもしれません。そもそも告白は何回目のデートでするものなのでしょうか。一般的な告白のタイミングからデートで告白を成功させるポイント、相手にさりげなく好意を伝える方法まで、心理カウンセラーの竹内えつこさんに伺いました。また、良い関係なのになかなか告白してくれない相手にもやもやしている人に向けて、デートを重ねたのに告白されないときの対処法も紹介します。

そもそも告白は何回目のデートでするものなのでしょうか。一般的な傾向や注意点を挙げてみました。

３～４回目で告白する人が多い

１回目のデートは、まだ初対面に近い状態や、もともと知人であってもふたりきりで会うのは初めてというケースの可能性が高いです。１回目のデートではお互いの様子を見て、２～３回目のデートでいろいろな話をすることでより相手を深く知ることになります。恋人になったときの相性や将来性を考えたり、相手の言動から好意を感じ取り、次のデートに繋げようと考えたりもするでしょう。

そして、３～４回目のデートでお互いの意思確認をするような形で告白する人が多いようです。

告白に決められたタイミングはない

３～４回目のデートで告白する人は多いですが、相手のことが好きで「他の人に取られる前に」と初めてのデートで告白する人や、相手をゆっくり知ってから付き合いたいともっとデートの回数を重ねてから告白する人などさまざまです。人それぞれの価値観があるため、告白のタイミングに正解はありません。

時間のかけすぎには注意が必要

告白のタイミングに正解はないものの、告白まであまりにも長く時間をかけてしまうと、相手の感情が盛り上がったタイミングを逃してしまう恐れがあります。タイミングを逃してしまうと、友達認定されてしまって、いざ告白しても断られてしまう可能性もありまする。

また、告白が遅すぎることで「自分は脈なしなのかな」と勘違いされてしまい、他の人に心変わりされてしまう可能性もあります。

告白をするからには成功させたいと思うものです。デートで告白を成功させるためには、どんなことを意識すればよいのでしょうか。

相手が喜ぶデートプランを練る

告白を成功させるには、相手が喜ぶデートプランにすることが基本です。ドライブやアウトドア、遊園地、夜景の見えるレストランなど、相手の好みをリサーチして気分の上がるデートプランを立てましょう。デート中に「楽しい」「嬉しい」とたくさん感じてもらうほど、告白の成功率は上がる可能性が高いです。

ふたりきりになれる場所や機会をつくる

周囲に人がいてガヤガヤしていると、告白ムードがなくなる上、相手の声も聞きづらくなってしまいます。席の間隔が広いレストランや、静かな公園、車の中など、デート中にふたりきりで静かに話せる場所を探したり、なるべく会話がしやすいようなシチュエーションをつくったりするようにしましょう。

告白は夕方から夜の別れ際にする

夕方から夜の時間帯はロマンチックな雰囲気になるので、告白するムードはつくりやすいです。また、楽しい時間が過ごせたのであれば、別れ際は寂しい気持ちになり、思いが高まりやすくなるものです。告白するなら、別れ際を狙いましょう。告白が別れ際であれば、万が一告白に失敗しても、その後気まずい空気の中で一緒に過ごさなければいけない心配もありません。

告白を成功させるには、デート回数に加え、好意があることが相手に伝わるよう、脈ありサインを発信することも重要です。

脈ありサインを発信しよう

デート中からさりげなく好意を伝えておくと、「もしかしたら今日は告白されるかも？」と相手は心の準備をすることができます。告白される側も突然告白されるよりも、なんとなく好意を感じていて心の準備ができることで、受け入れやすくなる可能性があります。

脈ありサインの例

どのように好意を伝えればよいのか、主な脈ありサインを紹介します。

褒め言葉をよく使う
相手を褒めることで好意を伝えることができます。「自分のことをよく見てくれているんだな」と相手は感じるので、内面や相手がしてくれたことなどを褒めるとよいでしょう。

未来を予感させる言葉を使う
「◯◯さんと付き合ったら楽しそう」「次のデートでは◯◯に行きたい」など、付き合った未来を想像させるような言葉を使うと、相手に好意が伝わりやすいです。これから先も一緒に楽しい時間を過ごしたいという気持ちが見えます。

視線を合わせる
相手の目を見て話すことで意識してもらうことができます。とはいえ、ずっと相手を見つめているのも相手は疲れてしまうので、会話中や相手を見た瞬間など、適度に視線を合わせることが大切です。

体の距離を少し近づける
他人が入ってくると不快に感じるパーソナルスペースが、親密になると縮まってきます。今までよりも少し相手に近づくことで、相手との距離が縮まり、好意を示すことができます。

さりげなくボディタッチする
相手の肩や腕などをさりげなくボディタッチをすることで、相手に好意を伝えることができます。さりげなくというところがポイントで、いきなり手をつないだり、腕を組んだりといったやりすぎには注意が必要です。また、他人に触れられるのが苦手だったり、まだ緊張が取れていなかったりする場合もあるので、必ず相手の反応を見てから行うようにしましょう。

デートを重ねているのに、なかなか告白されないケースもあり得ます。好意は感じるのに相手が告白してこないときはどうすればよいのでしょうか。

好意的であることを伝える

相手にわかりやすい脈ありサインを送ることで、相手に「告白しても大丈夫かもしれない」と思わせることができます。あまり伝わっていないようであれば、「◯◯さんの恋人になる人は幸せだろうな」などという言葉で、「自分が恋人になりたい」という気持ちをわかりやすく伝えてみましょう。「告白しても振られない」と相手に安心感を与えることで、告白するハードルは下がるはずです。

ふたりの未来の話をする

「付き合ったら◯◯したい」「○○に行きたい」など、ふたりの未来を想像させる話をしてみましょう。相手に自分と付き合ったときのイメージをしてもらうことで、異性としてより意識してもらえるかもしれません。

告白されやすい雰囲気づくりをする

相手が告白しやすいようなふたりきりになれる場所に行ったり、ふたりだけで静かに話せる機会をつくったりしましょう。もしかしたら相手は告白のタイミングがつかめないだけなのかもしれません。ロマンチックな雰囲気をつくることで、告白する機会が訪れる可能性があります。

自分から告白する

相手から告白されない場合は、思い切って自分から告白してみてもよいでしょう。告白するのは、男性から、もしくは女性からと決まっているわけではないので、自分から勇気をもって告白してみるのも一つの方法です。

告白のタイミングに正解はありませんが、お互いのことを知って、気持ちが盛り上がるタイミングに多いのは３～４回目のデートということがわかりました。また、告白する側もされる側も、さりげなく好意を伝えておくことが、告白までスムーズに持っていく秘訣（ひけつ）といえます。告白を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

婚活中も告白のタイミングに悩むことがあるかもしれません。ゼクシィ縁結びエージェントには、専任のマッチングコーディネーターが付くプランがあるので、悩みや困ったこともすぐに相談することができます。婚活のプロに相談できたり、アドバイスを受けたりできることは、婚活を進めていく上で大きなメリットといえるでしょう。ゼクシィ縁結びエージェントの婚活が気になる方は、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文／坂田圭永

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/