- 「あなたが好きです。僕(私)と付き合ってください」
- 「ずっと○○のことが好きでした。僕(私)と付き合ってください」
- 「付き合ってみる?」などの軽すぎるセリフ
- 「結婚してください」などの責任感を与えてしまうセリフ
- 「付き合ってあげる」などの上から目線のセリフ
- 「好きかも」などの曖昧なセリフや回りくどいセリフ
- 自分と相手の関係性を客観的に考える
- 直接会って告白する
- 相手の都合を考える
- 身だしなみに気を付ける
好きな人ができて「付き合いたい」と感じたとき、悩みがちなのが告白のセリフです。せっかく勇気を出して告白するのですから、成功させたいですよね。では、お付き合いにつなげることができる告白のセリフとは、どんなものなのでしょうか。この記事では異性間コミュニケーションの専門家である佐藤律子さんに、おすすめの告白のセリフや、告白のセリフを伝えるときに気を付けたいことなどを伺いました。
告白のセリフの基本は「シンプルかつストレート」に伝えること
告白を成功させてお付き合いにつなげるためには、自分の気持ちをストレートに伝えるのがおすすめです。
告白しようとするといろいろなことを伝えたくなるかもしれません。でも、伝えたいことをシンプルに整理した方が、相手の心に響きやすくなります。
告白で伝えるべきポイントは2つ。
・相手が好きだという気持ち
・「恋人になりたい」「お付き合いをしたい」など、これからどんな関係になりたいのかという希望
「好き」という好意だけを伝えると、「それでどうしたいの?」と相手を不安にさせてしまうかもしれません。自分が相手に好意を持っていることを伝えた上で、どんな関係になりたいのかも必ず伝えましょう。
男性から告白するときも、女性から告白するときも、告白のセリフは以下の例のようにシンプルかつストレートに伝えるのが基本です。
「あなたが好きです。僕(私)と付き合ってください」
「自分の好意」と「相手とどんな関係になりたいのか」が、しっかり伝わるシンプルなセリフです。定番のフレーズだからこそ、気持ちがストレートに伝わります。
「ずっと○○のことが好きでした。僕(私)と付き合ってください」
好意に気付いてから時間がたっている場合は、「ずっと好きでした」「出会ったときから好きでした」という表現を使うのもおすすめ。自分の好意をより強く伝えることができます。
注意が必要な告白のセリフ
せっかく告白してもセリフの言い回しによって、気持ちがストレートに伝わらないこともあります。以下のような告白のセリフになってしまわないよう注意しましょう。
「付き合ってみる?」などの軽すぎるセリフ
「付き合ってみる?」「取りあえず付き合う?」といったセリフは、「軽い」と受け取られかねません。真剣に付き合いたいと考えているなら、告白するときも誠実な態度を心掛けましょう。
「結婚してください」などの責任感を与えてしまうセリフ
「付き合ってください」と伝える前に「結婚してください」と言っても、責任感を与えるばかりで相手を困らせてしまうでしょう。まずは「付き合いたい」という意思を伝え、お付き合いしていく中で、結婚を考えていることを少しずつ伝えるのがベターです。
ただし、婚活サービスを通じて知り合った相手であれば、「結婚を前提にお付き合いしてください」と伝えるのは、告白のセリフとしてもOKです。
「付き合ってあげる」などの上から目線のセリフ
「付き合ってあげる」「付き合ってあげてもいいよ」といった上から目線のセリフは、真剣な交際を申し込む場面にはふさわしくありません。付き合う前から上下関係をつけられるようで相手も気分がよくありません。誠意を見せるためにも、上から目線のセリフは使わない方が無難です。
「好きかも」などの曖昧なセリフや回りくどいセリフ
「○○さんのこと、好きかも」と曖昧にしたり、長々と回りくどく話したりすると、言いたいことがうまく伝わりません。恥ずかしがったり、ごまかしたりせず、ストレートに伝えることを意識しましょう。
告白するときにセリフ以外で気を付けたいこと
最後に、告白するときにセリフ以外で気を付けたいことをご紹介します。告白の場面でも、相手の気持ちや都合を考えることで相手を大切に思っていることを表しましょう。
自分と相手の関係性を客観的に考える
相手も自分のことを好意的に思っている状態でなければ、セリフにこだわっても告白は成功しません。自分の気持ちが一方的になっていないか、冷静に考える時間も必要です。共通の知人がいれば客観的な意見を聞いたり、相手が自分のことをどう思っているのか聞いてもらったりするのもよいでしょう。
直接会って告白する
電話やメールでも思いを伝えることはできますが、直接表情を見て告白する方が真剣さや感情がわかり、気持ちが伝わりやすくなります。「あなたと付き合いたい」という真剣な気持ちを伝えたいなら、直接会って告白するのがベストです。
相手の都合を考える
例えば、相手の仕事が忙しいタイミングや、大きな悩み事を抱えている状況で告白してしまっては、「気を使えない人だ」「大切にしてくれない」と判断されてしまう可能性が高くなります。相手の都合も考えて、お互いに落ち着いて話せるタイミングで告白するのが理想的です。
身だしなみに気を付ける
告白の場面でも、身だしなみは大切です。だらしなく見える姿勢や態度、清潔感のない服装では、真剣な思いは伝わりません。改まりすぎる必要はありませんが、社会人として最低限の身だしなみは整えましょう。
心のこもったセリフで思いを伝えよう!
この記事では、お付き合いにつながる告白のセリフについて、おすすめのセリフや告白するときに気を付けたいことなどをご紹介しました。
自分から告白するのは勇気が必要ですし、迷ってしまうこともあるかもしれません。そんなときは、相手を思う気持ちを忘れずに、自分の気持ちをストレートに伝えようとする姿勢が大切です。
告白は好意を持った人との関係を前に進める第一歩。告白のセリフに心を込めて、思いを伝えてください。また告白を考えられるようなお相手に出会いたいと思うようになったら、婚活のプロのサポートが手厚い「ゼクシィ縁結びエージェント」を利用してみてください。
取材・文/相川聡子
【監修】
佐藤律子(さとうりつこ)さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会理事長、婚活のスペシャリスト。1972年宮城県生まれ。OLからウエディングプランナーへ転職し、仙台のレストランウエディング事業で驚異的な売り上げを達成。婚活イベント、ウエディング事業を通して1000組以上を結婚に導いた経験から、2016年一般社団法人異性間コミュニケーション協会を設立。認定講師は全国に100名以上在籍。自治体の婚活イベント、企業研修と講師業を中心に活躍している。著書に『ジェンダーレス時代の男の子女の子の育て方』(秀和システム)、『夫を変える!魔法の言い方』(自由国民社)、『理屈で動く男と感情で動く女のもっとわかり合える会話術』『ずるいくらい思いのままに恋が叶う』(共に、かんき出版)など。『乃木坂工事中』(テレビ東京)、情報番組『グッディ』(フジテレビ系列)など、テレビ番組の監修・出演も多数。
佐藤律子 公式ホームページ:https://www.iseikan.jp/
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