脈ありかわからない男性の「好意サイン」！LINE・電話・行動を解説

好きな男性にとって自分は脈ありか脈なしか、気になりますよね。また、周囲の男性がさりげなくあなたに脈ありサインを送っているのに見逃してしまっているかもしれません！好きな人との関係を発展させたり、恋のチャンスをつかむためにも、男性の脈ありサインを知っておきましょう。心理カウンセラーの帆南尚美さんに、男性が見せる好意のサインとその理由、脈ありと勘違いしないための注意点などを教えていただきました。

そもそも「脈あり」とは、「脈がある」つまり「脈拍が絶えず、命がある」ということから、「見込みがある」とか「望みがある」という意味で使われます。恋愛において「脈ありの状態」とは、その人のことが「気になっている」「好意があるかもしれない」という望みのある状態のことを言います。

男性が好意を持つ女性に見せる、脈ありサインをご紹介します。まずは行動や態度でチェックしてみましょう！

用もなく話しかけてくる

人は、好意がある人や気になる人に対して、接触の機会を持ちたがるものです。特に用事がなくても話しかけてくるなどは、相手が自分に何かしらの好意を持っていると考えられます。

また、話している最中に頻繁に名前を呼んでくるのも相手の注意を引きたい場合が多く、脈ありサインの一つと言えるでしょう。

会話しながらよく目が合う、体をこっちに向ける

会話をしている時に頻繁に目が合うことも脈ありサインの一つですが、さらに体の向きにも注目してみて。特に男性は、好意がある相手と話す際には顔や体をしっかり相手に向ける傾向があると言われています。

二人きりで会おうとする

デートに誘ってくることはもちろん、仕事中のランチやコーヒーブレイクを一緒にしようと頻繁にお誘いしてくるケースも、脈ありサインの一つです。「二人きりになりたい」「少しでも多く一緒の時間を過ごしたい」という気持ちの表れだと解釈できます。

次は、会話の中で見られる男性の脈ありサインです。

ちょっとした世間話をする

仕事や用事の話をした時でも、その後に世間話やプライベートの話をしてくるとしたら、単なる仕事相手として見ているのではない、と言えます。仕事が忙しい人ほどちょっとした息抜きの会話を必要としていることが多く、そんな時に話をしたいのは、やはり「いいな」と思っている相手です。

自分の話をする

「昇進したんです」「引っ越ししたんです」「週末はキャンプに行くんです」など「私は～です」というような自分の話をしてくる男性の多くは、気になる相手に自分のことを知ってほしいと思っています。

やたら自分のことをアピールしてきたら、好意がある可能性が高いです。

好みのタイプを聞いてくる

好みのタイプを聞いてくる、またはお付き合いしている人がいるかどうかを聞いてくるのは、自分がその人にとって脈ありかどうかを確認したいからだと考えられます。つまり、脈ありサインの可能性大です。

LINEやSNSなどのやり取りにも、脈ありサインが隠れています。

返信がきちんとくる

LINEなどメッセージの返信が早いのも、脈ありサインの一つです。しかし、慎重派の男性の場合は、脈があってもメッセージの返信が早くないケースも散見されます。

そのため、返信の遅い人をすぐに脈なしと切り捨ててしまわないように気を付けましょう。返信の早さよりも、返信の内容やその日のうちにきちんと返信をくれるなど、誠実に対応してくる人を脈ありと判断した方が安全です。

あなたのSNSを話題にする

SNSの投稿を「見たよ」とわざわざ伝えてくれたり、その内容を話題にする男性は、「あなたに興味があります」と伝えているようなもの。あなたのことがもっと知りたくてSNSをチェックし、話しかけるきっかけにもしているのです。

自分のSNSを見て、と言う

自分のSNSを見てほしいと言ってくる場合は、好きな人に「自分に興味を持ってほしい」「もっと自分のことを知ってほしい」「同じものに興味を持ってほしい」という気持ちの表れと考えられます。

職場ならではの脈ありサインもあるので、意中の男性のサインを見逃さないようにしましょう！

息抜き時間に立ち寄る

営業先から戻りホッと一息つく時や重要な会議が終わった後などに、あなたのデスクに立ち寄って世間話などをしてきたら、その男性は脈ありかもしれません。

仕事中の息抜きには、安心して心を許せる人を話し相手に選びます。もしくは、「好きな人に疲れた心をいたわってほしい」とか「優しくしてほしい」という小さな甘えであることも考えられます。

いいことがあったら報告してくる

「プロジェクトが成功した」「契約が取れた」「上司に褒められた」など、いいことがあったときについ話しかけたくなるのは、好意を持っている可能性があります。

また、男性が嬉しそうな顔であなたの周りをうろついていたら、聞いてほしいことがあるサイン。「何かいいことあったんですか？」などと聞いてみると、喜んでいろいろと話してくれるはずです。

人のいないところで話しかける

廊下やエレベーターなど、人がいないところで声をかけてくるのも脈ありサインと言えます。それほど親しくない間柄であったとしたらなおさら、「もう少し近づきたい」とか「二人きりで会話をしたい」という気持ちがあり、人がいないタイミングを見計らっている可能性もあります。

男性の言動の中には、女性を勘違いさせてしまうものもあります。その代表的な例をご紹介しますので、すぐに「脈ありかも？」と思ってしまわないよう気を付けましょう。

距離が近い

人にはパーソナルスペースといって、相手との親密さの度合いによって心地よいと思える距離が決まるといわれています。手を伸ばせば触れられる範囲、自分を中心とした半径50～60cmは親密ゾーンと呼ばれ、ここに相手が頻繁に入ってくる場合、「脈ありなのかな？」と感じてしまいやすいのです。

しかし、パーソナルスペースの範囲は性格や習慣の違いなどで個人によって差があるので、距離間だけでは判断しない方が賢明です。

お土産をくれる

出張やプライベートの旅行などでお土産を買ってきてくれたり、仕事で手伝ったことのお礼としてケーキやコーヒーなどを買ってきてくれることは好意の印ではありますが、恋愛感情の好意と判断するのは早計です。

仕事ができる人や気配りが上手な人は、仕事仲間やお世話になっている人にお礼をしたいと考えていることが多く、お土産や差し入れなどはその気持ちの表れです。しかし、人として信頼し好意を持ってくれているとは思うので、この先脈ありになる可能性もあります。

“ここだけの話”をしてくる

会社の組織変更や人事異動、社内恋愛など“ここだけの話”をされると、人は「自分のことを特別だと思ってくれたからこそ話してくれた」と感じます。しかし“ここだけの話”をする人は、「ここだけ」と言いつつどこでも誰にでも話をしていることが多々あるので、自分だけ特別だと勘違いしない方が賢明です。

好きな男性や気になる男性が脈ありかどうかわからない場合は、こちらから確かめてみるのもおすすめです。「脈がありそう」ということがわかればアプローチもしやすくなります！

プライベートの質問をする

単なる知り合いや仕事の関係者という立場から一歩近づくには、プライベートの質問をするのが手っ取り早いです。「週末は何をしているんですか？」「スポーツはするんですか？」など、誰に対しても差し障りのない話から始めてみるのがおすすめです。

まずは相手が楽しそうに話をしてくれているかをチェックしてみましょう。脈ありの場合は「今度一緒にどうですか？」などと相手の方から発展させてくれる可能性もあります！

付き合っている人がいるかを聞く

付き合っている人がいるかどうか、ずばり聞いてみましょう。大抵の人はこの質問に対して「自分に興味を持ってくれているのかな？」と感じるはずです。

その場合、相手も「今はいません」とか「恋人が欲しいんです」と答えながら、あなたの表情を観察し脈ありかどうかチェックしてきます。照れ隠しや興味がないふりをして「そうですか」などと素っ気ない反応で終わらせずに、「そうなんですね！」とか「私もです！」と嬉しそうに反応するなど、こちらも脈ありのサインを送るといいでしょう。

食事に誘ってほしいと伝える

脈ありだとは思うけどなかなか二人の仲が進展しない時は、「食事に誘ってほしいな」と言ってみましょう。相手の好きな食べ物や好きなお店などを聞いて「一緒に連れて行ってほしい」と言ってもいいし、「美味しいお店を教えてもらったから一緒に行ってほしい」とこちらから誘うのもありです。

その場合、ただ美味しい食事がしたいだけと勘違いされないように、「あなたと一緒に行きたい」という気持ちをきちんとわかってもらうことが大切です。

実は、周囲の男性があなたに脈ありサインを出しているかもしれません。好きな人や憧れの男性がいるなら、そのサインを見逃さないようにしましょう！
相手も距離を縮めるかどうか踏み出せずにサインを送っている可能性もあるので、脈があるかも？と思ったらこちらから少し歩み寄ってみると一気に恋に発展する可能性もあります。

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取材・文／仲西なほ子

【監修】
帆南尚美さん
カウンセリングサービス所属・心理カウンセラー
大学卒業後30年間、外資系IT企業に勤務。40代後半になって本格的に自分の心と向き合い始め、心理カウンセラーに転身。職場の人間関係、夫婦・家族の問題を主に扱う。
「解決したい問題がある時に、悪いところを探して正そうとするのではなく、自分の魅力や才能を受け取れば物事を全く別の見方で捉えることができ、自分の枠から自由になり、のびのびと楽に毎日を送れるようになる」というスタンスで活動している。
公式ブログ：https://honaminaomi.blog.jp/