目次
自分の恋愛遍歴を、好きな人や恋人に話していいの?
  • 恋愛遍歴は、できる範囲で隠さずに話してOK
  • 付き合う前と後では、話す内容や程度を変えても大丈夫
恋愛遍歴を聞いてくる相手の心理とは?
  • 1.相手のことを知りたい
  • 2.自分との相性を知りたい
  • 3.自分が相手を満足させられるかを確認したい
恋愛遍歴を聞かれたらどうすればいい?
  • 話しても大丈夫な内容
  • 話さない方が良いこと
過去の恋愛遍歴にとらわれすぎず、今目の前にいる相手と向き合おう!

好きな人や恋人が、過去にどのような恋愛をしてきたのかはとても気になること。だけど、逆に相手から「今までお付き合いした人は何人?」「元彼はどんな人?」など、恋愛遍歴を聞かれてしまうと、どこまで話したらよいのか、そもそも話してよいのか悩む人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、好きな人や恋人に恋愛遍歴を聞かれたらどのように対処すればいのかを心理カウンセラーの帆南尚美さんに解説してもらいました。また、恋愛遍歴を聞いてくる相手の心理も併せて紹介します。

自分の恋愛遍歴を、好きな人や恋人に話していいの?

自分の恋愛遍歴を、好きな人や恋人に話していいの?

恋愛遍歴は、できる範囲で隠さずに話してOK

相手と真剣にお付き合いをして、心から愛し愛される関係を築きたいのであれば、自分の恋愛遍歴を聞かれた場合は「できる範囲でよいので隠さずに話す」ことを心理カウンセラーの帆南さんはおすすめしています。

自分が相手に隠し事があると、心の投影という心理的な仕組みから、相手もまた私に隠し事があるだろうと感じてしまいます。すると、ありもしない相手の浮気や心変わりを疑ったり、どこまでいっても分かり合えないなどと感じてしまう可能性が出てきます。

たとえ人生を共にしている相手であったとしても、いつも寂しいとか、心の距離を感じてしまうかもしれないのです。

付き合う前と後では、話す内容や程度を変えても大丈夫

とはいえ、恋愛遍歴を誰彼構わず話す必要はありません。本当に信頼する人や愛し合いたい人だけでいいのです。つまり、まだ付き合っていなくて相手のことをよく知らない場合、様子を見ることも必要です。

例えば、「元彼とどうして別れたの?」と聞かれた場合、「お互い忙しくてすれ違ってしまって……」と正直に全てを話さず、オブラートに包んで一部だけを話すのも一つの手です。

すでに付き合っている人に対しては、相手のことが大切ならば、嘘をついたりせずに正直に話すことをおすすめします。

そもそも、恋愛遍歴を話していいか悩むということは、それを話すと相手に嫌われるのではないかとか、相手が去って行ってしまうのではないか、などと思っている場合が多いです。

過去に実際に正直に話してしまって嫌われてしまった経験があるかもしれませんが、あなたはその相手のことを本当に愛したかったのでしょうか?その人はパートナーとしてふさわしかったのでしょうか?あなたにどのような過去があろうが、あなたを丸ごと愛してくれる人がいるはずです。そのような人こそふさわしいと思いませんか?

相手の立場になって考えてみると良いかもしれません。

自分からお付き合いしている相手に「前の恋人とどうして別れたの?」と聞いたとします。その時に、「すれ違いがあって別れてしまった」だけでなく「いろいろ話し合ったのだけれど結婚観が合わなかった。あとは、少し一緒に住んでいたこともあったけど、生活のリズムも合わなくて……」のように、あなたが思っている以上に具体的に話してくれたら?

たとえ嫉妬を感じたり、自分では足りないのではと不安に思うことがあったとしても、そこまで話してくれた相手に対して信頼感が生まれ、さらに愛したいと思うではないでしょうか。

恋愛遍歴を聞いてくる相手の心理とは?

恋愛遍歴を聞いてくる相手の心理とは?

恋愛対象の人から過去の恋愛遍歴を聞かれた場合、相手側の心理として考えられることを3つ紹介します。

1.相手のことを知りたい

気になる相手や付き合っている相手に恋愛遍歴を聞くということは、多くの場合その人のことをもっと知りたいし、もっと愛したいという思いがあると考えられます。

今までどんな恋愛をしてきたのか、何人くらいの人とお付き合いをしてきたのかなどを知ることで、相手のこれまでの生きざまなども自分なりに理解していきたいと考えているのかもしれません。

2.自分との相性を知りたい

相手の恋愛遍歴を知ることで、相手の恋愛観が自分とマッチしているのか確かめるひとつの判断材料になります。

その人と長く付き合えそうか、もしくは将来的には結婚できそうかを確かめている可能性が考えられます。

3.自分が相手を満足させられるかを確認したい

自分に自信がない人は、自分が相手を満足させられるかを確認したいという思いから相手の恋愛遍歴を尋ねることがあります。

例えば自分の恋愛経験は少ないのに、相手が経験豊富だとしたら、相手は物足りないのではないかと不安に思うこともあるため確認しておきたいというケースなどが考えられます。

恋愛遍歴を聞かれたらどうすればいい?

恋愛遍歴を聞かれたらどうすればいい?

相手から恋愛遍歴を尋ねられたらどのように対処すれば良いのでしょうか。これについては、話しても大丈夫な内容と、話さない方が良い内容があるようです。それぞれについて詳しく解説していきます。

話しても大丈夫な内容

本当に信頼し合いたい人や愛し合いたい人の場合、興味本位で詮索し合うということにはならないという前提で、相手に聞かれたことであれば、できるだけ正直に話した方がいいでしょう。

付き合った人数や、付き合った期間、別れた理由など、話せる範囲でよいので正直に話し、信頼関係を構築していきましょう。

一方で、まだお互いのことをよく知らない付き合う前の場合、上でもお伝えした通り、少しオブラートに包んで伝えても大丈夫です。

例えば、付き合った人数が10人以上など比較的多くて伝えにくいと感じる場合は、何かしら理由があってその人数になった理由も、軽くでよいので一緒に伝えることで、相手も受け入れやすくなります。

よく、嘘も方便とか、本当のことを言わないのも愛のうちだ、などといわれることがありますが、パートナーシップにおいて隠し事はできるだけしないようにすることが大切です。ただし伝え方には自分なりの工夫をしてみるのも成熟した大人のやり方といえるかもしれません。

話さない方が良いこと

かつてお付き合いした人と現在の相手を比較したり、昔の恋愛を懐かしむような話は、今の相手を大切にしているとはいえないので、注意が必要です。

また、今まで付き合った相手の悪口を言うと、別れたら自分も悪口を言われるかもしれないと相手に思わせてしまうので控えましょう。

過去の恋愛遍歴にとらわれすぎず、今目の前にいる相手と向き合おう!

過去の恋愛遍歴にとらわれすぎず、今目の前にいる相手と向き合おう!

相手から自分の恋愛遍歴について聞かれた場合、相手は多かれ少なかれあなたのことが気になっているはずですし、自分が相手の恋愛遍歴が気になる時もまた同じで相手に興味があるから知りたいはずです。

過去を知ることでその人の恋愛観や価値観を知ることができるので、恋愛遍歴を知ることはふたりの距離を近づける方法の一つといえるでしょう。

とはいえ、過去の恋愛にとらわれすぎるのも良くありません。過去にどんな相手とお付き合いしていたのかは気になることではありますが、大事なのはこれからふたりがどう関係を構築していくかです。今目の前にいる相手と向き合い、ふたりの未来に向けたコミュニケーションを重ねていきましょう。

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取材・文/田原奈奈

【監修】
帆南尚美さん
カウンセリングサービス所属・心理カウンセラー
大学卒業後30年間、外資系IT企業に勤務。40代後半になって本格的に自分の心と向き合い始め、心理カウンセラーに転身。仕事は好きだが対人関係や恋愛・夫婦関係がうまくいかない、などの問題を精力的にサポート。男性/女性心理、対人心理の分析により、対処法を一緒に考えていくカウンセリングスタイル。「前向きになれる」「自分の成長が実感できる」などの声が多数。
公式ブログ:https://honaminaomi.blog.jp/

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