片思いで失恋したときに立ち直る12の方法！つらい気持ちから抜け出そう

片思いの相手に振られたり失恋したりしたとき、そのつらい気持ちから抜け出すためにはどうしたらよいでしょうか？恋愛＆婚活コンサルタントの松尾知枝さんに話を伺いました。片思いで失恋するパターンや両想いになれなかった理由、つらい気持ちを引きずってしまう理由などを解説し、失恋から立ち直る方法を詳しく紹介します。

片思いで失恋するパターンにはどんなケースがあるのでしょうか？いくつか紹介します。

告白して振られる

失恋のパターンとして最初に挙げられるのは、片思いの人に、勇気を出して「好きです」と告白して振られるケースです。

相手に好きな人ができる

片思いの相手に、他に好きな人や交際相手ができて失恋するケースも少なくありません。

自分に興味がないことが分かる

例えば、片思いの相手とお茶をする機会ができて楽しみにしていたとします。ところが、当日に相手から急に都合が悪くなったと連絡が来て、会えなくなったまま日程調整がうまくいかないケースもあるでしょう。相手はあなたにあまり興味がないということが分かるのも失恋といえるでしょう。

告白できずに終わる

「告白して断られたら……」と考えると不安になり、片思いに甘んじてしまうケースもあります。過去に恋愛で傷ついた経験があると、なおさら臆病になり、「今のまま片思いの関係でいい」と思ってしまうかもしれません。

両思いになれない理由や原因として、どんなことが考えられるでしょうか？具体的な理由を挙げてみます。

ペースやタイミングが合わない

お互いに好意はあっても、メールのタイミングがずれたり、交際へ至るペースやタイミングが合わなかったりして両思いになれないことも多いようです。どちらかが恋愛に対して慎重になりすぎていて、軽い気持ちで恋愛関係に踏み込めないケースもあるでしょう。

相手の理想のタイプではない

片思いの相手に理想のパートナー像がある場合、あなたのイメージが理想と重ならないと両思いになれないかもしれません。時々会って、話をする程度の友達として終わってしまうこともあるでしょう。

将来や結婚がイメージできない

「恋愛＝結婚」と人生設計を考える傾向のある人の場合、結婚相手としてイメージできなければ恋愛関係に進展しない可能性も考えられます。一般的に、結婚相手には安らぎや落ち着きを求める人が多く、恋愛の相手として惹かれても、結婚相手としては「違うかも」と見られてしまう場合もあるかもしれません。

気持ちに確信が持てない

「好き」という感情について確信が持てずに、自分が相手を本当に好きかどうか考え込んでしまうケースもあります。恋愛に慎重になりすぎて決断や行動することができにくい相手に片思いすると、両思いになるのは難しいでしょう。

距離の縮め方が分からない

相手が恋愛慣れしていない場合、距離の縮め方が分からずに思いを伝えられないまま職場が変わったり、会う機会がなくなったりして疎遠になるケースもあります。

失恋して立ち直ることができずに、引きずってしまうのはなぜなのでしょうか？その理由を紹介します。

「よい関係を築けている」と思っていた

何かとレスポンスも良くて、「好かれているはず」「この人となら理想的な関係が築けそう」と思っていた相手に振られてしまうと、期待が大きかった分だけショックも大きく、現実を受け入れるのがつらくていつまでも引きずってしまうでしょう。

久しぶりに好きになった人だった

恋愛からずっと遠ざかっていた人が久しぶりに好きになった相手に失恋したケースだと、「もう立ち直れない」と感じるくらいの傷を負い、結果、いつまでも痛みを引きずるかもしれません。

片思いの期間が長かった

同じ職場の人をひそかにずっと思い続けていたケースなど、片思いの期間が長ければ長いほど、失恋によって受ける痛みも大きくなるでしょう。生きる希望が失われたように感じてしまうと、なかなか立ち直れずに引きずってしまうかもしれません。

相手を理想化しすぎていた

「こんなに素晴らしい人とはもう二度と出会えない」と感じてしまうほど、オンリーワンの人として相手を理想化してしまうと、失恋によって立ち上がれないほど痛手を受ける可能性もあります。「運命の人」「これが最後の恋」と思い込んでいるケースほど、引きずる可能性も高いでしょう。

失恋のショックから立ち直るためにはどんなことをすればいいのでしょうか？おすすめの方法として大きく分けると「気持ちの整理」「息抜き」「分かち合い」が挙げられます。それぞれの方法を具体的に紹介します。

気持ちを整理する

1.ノートに気持ちを書き出す

落ち込んだ気持ちを整理する方法の一つにノートに思いを吐き出すやり方があります。ノートになら周りの目を気にしないで素直な気持ちを書くことができます。悲しみ、怒り、恥ずかしさ、後悔など浮かんでくる感情をそのままに書き出してください。自分でも驚くほど気持ちが軽くなるはずです。

2.失恋に関する本やWEB記事を読む

自分と同じ失恋の悩みを抱えている人たちが読んでいる本やWEB記事を探して目を通すのもおすすめです。何かと共感できる点や、すぐに役立てられそうなアドバイスが見つかるかもしれません。

3.専門家に話を聞いてもらう

恋愛＆婚活コンサルタントや心理カウンセラーなど、その道のプロに話を聞いてもらうのもいいでしょう。より客観的な意見やアドバイスも聞けるので、いつの間にか視野が広がり、失恋の苦しみから抜け出せるでしょう。

４.いっぱい泣く

失恋したとき、思いっきり泣くことでつらい感情を開放することができます。泣くのを我慢せずに、泣きたいだけ泣くことが大切です。いつの間にか気持ちが整理され、すっきりするかもしれません。

息抜きをする

5.美味しいものを食べる

息抜きやリフレッシュの方法として、まずおすすめなのが美味しいものを食べることです。失恋で傷ついた自分を労わるつもりで、大好物をたくさん食べましょう。

6.美容に気を使う

失恋のつらく重苦しい気持ちから立ち直るのに意外に効果的なのが、美容室で髪を切ったり髪型を変えたり、ネイルサロンやエステに行って気分転換することです。自分自身の未来への投資にもなりますので、次の恋に進む準備のためにもぜひ試してみてください。

7.美しい景色を眺める

公園や海、森林など自然の美しい景色を眺めに行くのもリフレッシュにおすすめです。自然の中を歩くだけで心が静かになり、気持ちが軽くなるはずです。神社などのパワースポットを訪れて癒やされるのもいいでしょう。

8.体を動かして汗をかく

ジョギング、ウオーキング、ジムに通うなど体を動かして汗をかくのも効果的です。スポーツをして夢中になるのもいいでしょう。体を動かすことで汗と一緒につらい気持ちが自然に解放されてすっきりするかもしれません。

9.お笑い動画やコメディ映画を見る

笑うことには一番の癒やし効果があると言われています。お笑いの番組を見たり、コメディ映画を見たりすることもおすすめの方法です。自然に気持ちがあがっていつの間にか笑っていたら、大成功です。自分に笑いを取り戻してあげてください。

思いを分かち合う

10.友達に話を聞いてもらう

失恋の苦しみから立ち直るためには、親しい友人につらい気持ちを聞いてもらうのも一つの方法です。心を許せる相手の前でなら、思いっ切り泣くのもいいでしょう。

11.SNSでつぶやく

友人に話すのは抵抗があって気が進まないという場合は、SNSなどでつらい気持ちをつぶやいてみるのもいいでしょう。自分発信と分かるのが嫌なときは、裏アカウントを作るのもいいかもしれません。

12.他の人のSNSなどにコメントする

自分と同じ失恋の痛みを抱えている人たちのSNSを探して、メッセージを送るのも分かち合う方法の一つです。やりとりが生まれると、お互いに今の気持ちを分かち合えて、苦しみやつらさからより早く解放されるでしょう。

失恋の痛みや苦しみ、つらい気持ちも、いつか必ず時間が解決してくれるでしょう。なので、無理やり忘れようとしたり、何か行動したりしようとせずにどっしりと構えることも大切です。つらさや苦しみを乗り越えたとき、人は成長して大きくなるもの。より人間としての魅力や思いやりの気持ちを持つことができるはずです。

失恋から立ち直り、次の出会いに真剣に取り組みたいという人には、結婚相談所をおすすめします。マッチングコーディネーターに気軽に相談できるゼクシィ縁結びエージェントもいいでしょう。興味のある人は、無料カウンセリングを受けてみてください。

取材・文／Jun

【監修】
松尾知枝さん

恋愛＆婚活コンサルタント、（株）インプレシャス代表取締役。国際線CAを経て、“合コン総研アナリスト”としてテレビや雑誌に出演。自身の経験と心理学をベースにした自分ブランド構築スクール「Precious　美女塾」を開設。女性の生き方を豊かにする人材開発を行い、全国から受講者が集まるようになり、著書の累計発行部数は10万部以上。セミナー、パーティ開催を通じ、多くの女性に恋愛アドバイス、出会いサポートを行っている。主な著書：『最高の自分で最高の相手をつかまえる！』（青春出版社）『1日5分で夢が叶う 日記の魔法』 （KADOKAWA）他
公式ブログ：https://ameblo.jp/matsuo-chie/
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