- 一生のうちパートナーと過ごす時間を長く持てる
- より体力のある年齢から妊娠、出産、子育てができる
- 子どもが早く巣立つため、ゆっくりと老後を過ごせる
- 経済面に不安が生じる可能性がある
- 結婚相手をゆっくり決められる
- 若いときに自分のために時間を使える
- 経済的な余裕が生まれる
- お互い精神的に成熟している
- 年齢の節目かどうか
- 自分の望む結婚資金がいつまでに貯まるか
- 自分の仕事上のキャリアに満足しているかどうか
- 年齢を気にせず、今後も交際相手と一緒にいたいかどうかで決める
時代によって「結婚適齢期」の概念は変化しています。「結婚したい」と思っている人の中には、「できるだけ早く結婚したい」という方もいれば、「○歳までに結婚したい」と具体的なプランを持っている方もいらっしゃるでしょう。また、結婚したいという思いはあるものの、具体的な時期を決めていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。では、早婚・晩婚それぞれにはどんな特徴があるのでしょうか。また、何を基準に自分の結婚年齢を考えると良いのでしょうか。この記事では、結婚年齢に関するデータを参照しつつ、結婚年齢について考えていきます。
そもそも、結婚できる年齢は何歳?
2021年現在、結婚できる年齢は男性が18歳以上、女性が16歳以上と定められています。しかし、民法が2018年6月13日に改正され、女性の結婚できる年齢は18歳に引き上げられることとなりました。2022年4月から改正法が施行され、男女共に18歳以上が結婚可能な年齢となります。
近年は結婚年齢の平均が上がっている
厚労省の「令和元年(2019)人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、2019年の平均初婚年齢は夫が31.2歳、妻が29.6歳となっています。同じ資料によると1995年では、夫の平均初婚年齢が28.5歳、妻が26.3歳という結果が出ていました。20年以上たち、夫の平均初婚年齢は2.7歳高くなり、妻は3.3歳高くなっているのです。この結果から、結婚年齢の平均は近年上昇傾向にあり、晩婚化が進んでいることがわかります。
出典:「人口動向調査」(厚生労働省)
早婚の特徴とは?
早婚で見られる特徴について見ていきます。
一生のうちパートナーと過ごす時間を長く持てる
早い時期に結婚することで、一生でパートナーと過ごす時間を長く持つことができます。「一緒に一生を過ごしたい」と感じる相手と長く過ごせることは、幸せな時間が増えるということではないでしょうか。
より体力のある年齢から妊娠、出産、子育てができる
出産や小さい子どもを育てるには、ある程度体力が必要になります。より体力があるうちに子どもと一緒に遊ぶことができるのは、早婚の特徴だと言えます。
子どもが早く巣立つため、ゆっくりと老後を過ごせる
早くに出産すると、それだけ子どもの自立も早くなります。自分がまだ元気なうちに子どもが巣立つことで、老後を自由に楽しめます。
経済面に不安が生じる可能性がある
年齢と共に収入が増える場合は、若いうちに結婚すると、お互い仕事のキャリアが短いため、結婚初期は経済面で不安になる可能性もあります。どちらか一方が年上であったり、仕事のキャリアが豊富だったりすると経済基盤が安定し、不安は少なくなります。
晩婚の特徴とは?
近年増えつつある晩婚。全員に当てはまるわけではありませんが、ここでは晩婚の特徴についていくつかご紹介します。
結婚相手をゆっくり決められる
早く結婚しない場合、それだけ結婚相手をよく考えて結婚できるかもしれません。年齢を重ねるうちに仕事やプライベートでさまざまな異性と知り合い、自分がどんな人といると居心地がいいか少しずつわかってくるのではないでしょうか。晩婚には、焦ることなく結婚相手を決められるメリットがあります。
若いときに自分のために時間を使える
晩婚の場合、その分自分の時間を自由に使えます。結婚してからは家族や子育てを優先しなければいけない場面も増え、自分のやりたいことは後回しになってしまうこともあるかもしれません。
経済的な余裕が生まれる
夫婦ふたりともある程度年齢を重ねてから結婚した場合、お互いに収入が安定し、ある程度貯蓄をしている可能性もあります。経済的な余裕は、精神的な余裕にもつながります。経済的な余裕があれば安定した精神状態で結婚生活を送ることができるかもしれませんね。
お互い精神的に成熟している
個人差はもちろんありますが、人はある程度年齢や経験を重ねていくと精神的に安定していくものです。お互いに精神的に自立していれば、相手の立場に立って考えたり、経験を基に物事を考えたりできます。夫婦間で問題が起こっても、お互いに話し合うことで早く解決できるはずです。
結婚年齢を決めるときに考えたいこと
「結婚適齢期」という言葉はありますが、先ほど早婚と晩婚の特徴を見た通り、結婚年齢にはこれが最適という年齢はありません。強いて言うならば、それぞれの人ごとに「結婚適齢期」があるのではないでしょうか。では結婚年齢を決めるときにはどんなことを考えると良いでしょうか。ここでは例としてご紹介します。
年齢の節目かどうか
30歳や35歳、40歳といった節目の年齢になると、結婚を意識することがあります。
年齢の節目そのものに意味はありませんが、結婚年齢を決めるときには良い水準となるでしょう。
自分の望む結婚資金がいつまでに貯まるか
結婚資金としてある程度お金を貯めてから結婚したい、という人はどのくらいの期間があればどれくらいのお金が貯まるか調べておきましょう。貯めたい金額をはっきりさせ、その金額を貯めるためにかかる期間を計算すれば、結婚年齢がおのずと決まるはずです。
自分の仕事上のキャリアに満足しているかどうか
社会人になりたてのときや、転職したばかりのときは、心身共に落ち着かないもの。
結婚も、仕事に慣れてきたときに考えたい、という人もいるでしょう。
その場合はキャリアのゴールを明確にしておく必要があります。
「今はキャリアを形成したい」という場合は、結婚について焦らず考えましょう。まずはその間、「自分がいつまでに結婚したいのか」「相手はどういう人がいいのか」と、ゆっくり考えておくと良いでしょう。
年齢を気にせず、今後も交際相手と一緒にいたいかどうかで決める
交際を重ねていくうちに「相手とずっと一緒にいたい」「この人は信頼できる」と思ったら、そのときが結婚に最良のタイミングだと考えられます。交際相手との関係性を考慮しつつ、結婚年齢を決めるのも一つの方法です。
「年齢的にそろそろ結婚したいな」と考えるなら、
結婚相談所を活用するのも一つの手
結婚する年齢は、それぞれの価値観やライフプランに大きく関係していますが、これらは常に変化し続けるものです。また、ある年齢で結婚したいと考えている場合でも、そもそも結婚したいと思える相手と出会えるかどうかが重要です。もしあなたが年齢的に結婚を考え始めたタイミングであれば、結婚相談所の活用をおすすめします。リクルート運営・ゼクシィがプロデュースする結婚相談所「ゼクシィ縁結びエージェント」では、婚活のプロのマッチングコーディネーターがパートナー探しをサポートしてくれます。会員数は約30,000名※1で、登録しているのは真剣にお相手探しをされている会員さまばかりです。また、活動開始から1カ月以内に84%の方がマッチングしている実績※2もあります。自分と合う相手を効率よく探せるため、結婚を考えている方はぜひ一度ご相談ください。
※1 CONNECT-ship参画各社会員さまを含む(2021年3月末時点)
※2 前年度活動開始者のうち、活動開始から30日以内にコンタクトが成立した割合(2021年4月~3月の平均値)
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