- 成立する確率の低い申し込みはしない
- 金~土曜日に申し込む
- 好印象を与えるメッセージを送る
- プロフィール写真を変える
- プロフィール内容を見直す
- コーディネーターに相談する
結婚相談所でのお見合い申し込み件数・申し込まれ件数、実際のお見合い回数はどれくらいが一般的なのでしょうか。この記事では、目標とすべき申し込み件数や、さらにお見合いを申し込むにあたって大切なこと、申し込みが来ない時の対策などについて、婚活事情に詳しいブライダルコンサルタントの江頭美鈴さんに教えてもらいました。
結婚相談所で成婚までのお見合い回数は?
一般的な婚活でのお見合い回数は、活動の活発度、期間などによって個人差が大きく、一概には言えませんが、ざっくり言うと10回前後から20回前後がボリュームゾーンとなります(江頭さんが婚活に関する相談を受けるなかで導き出した実感値。※以下同)。
傾向としては、男性は女性よりお見合い回数が多いようです。年齢が35歳を過ぎて、なおかつ活動期間が長い人となると20回を超える人もいます。
女性の20代はお見合い回数が比較的少なめですが、特に24歳以下では、お見合い回数が1桁で成婚に至るケースが多い傾向にあります。
女性は男性と比べると、お見合い回数が少ないので、女性の方がお見合い成功率は高いと言えそうです。
江頭さんによればお見合い回数は、交際を経て成婚する人(成婚者)と、婚活途中で退会する人(退会者)に分けると、以下の違いがあります(※)。
【申し込み件数】
成婚者:男性40回前後/女性25回前後
退会者:男性25回前後/女性15回前後
【申し込まれ件数】
成婚者:男性40回前後/女性80回前後
退会者:男性5回前後/女性50回前後
【お見合い回数】
成婚者:男性10回以上/女性10回前後
退会者:男性2回前後/女性4回前後
成婚者の方が退会者よりお見合いの数が多いということからも、諦めずに積極的な婚活を続ければ、成婚に至りやすいということが言えそうです。
お見合いの申し込み数はどれくらいを目標にすればいい?
お見合いの申し込み数が多ければ、お見合いができる可能性も高くなります。ただし、やみくもに申し込めば良いというものではありません。日々の生活の中で無理なく婚活を続けていくためには、相手を選びながらも上限を考えることが大切です。
年齢や性別などによっても変わりますが、江頭さんの経験から、お見合いを申し込んで成立となるのは約6%~15%程度。男性の場合、約15人に申し込み1人くらい、女性は約10人に申し込み1~2人くらいの確率でお見合いできるイメージです(※)。
活発に婚活をしていくためには、仮交際中となるまでは、15人~20人くらいに申し込みができると理想的。そして、お見合い成立から仮交際に進むのは、お見合い3人に対して1人くらいの割合とのことです。
また、人によってこの数字も変わってきます。婚活に集中する期間を確保して、その期間しっかり取り組むと、うまくいくケースが多いようです。
ゼクシィ縁結びエージェントのお見合い申込み上限数
結婚相談所には、1カ月でお見合いを申し込める人数の上限を設けているところが多いようです。
ゼクシィ縁結びエージェントの場合、検索による申し込みは月20人まで可能、さらにプロからの紹介が月6人まで受けられるプランもあります(2024年9月時点)。なお、申し込まれたお見合いを受けるのは無制限です。
検索による申し込みとプロからの紹介を受けられるプランを活用し、月最大の26人まで申し込むことができるため、まずは毎月この枠いっぱいまで積極的に活用していくのがおすすめです。
お見合いを申し込むにあたって大切なこと
お見合いを申し込むにあたり、件数以外に大切にしたいポイントを解説します。
成立する確率の低い申し込みはしない
目標数を決めたからといって、ただやみくもに申し込めば良いというものではありません。かなり年齢差がある、遠距離すぎてお見合いが見込めないなど、初めから難しいと考えられる相手なのに、数合わせのために申し込むのは控えましょう。
会うことや交際が想像できる人、条件的にやや高望みだとしても可能性がありそうな人を考えながら選んでいきましょう。
金~土曜日に申し込む
一般的に休日は土曜日・日曜日の人が多いので、金曜日の夜から日曜日にログインしてチェックする人が増える傾向にあります。
そこに照準を合わせて、金~土曜日に申し込みを入れると、丁寧にチェックしてもらえる可能性が高まります。時間があるため、落ち着いてゆっくりとプロフィールを見てもらえるでしょう。
好印象を与えるメッセージを送る
申し込みのメッセージを送る時は、まずあいさつから入ることが大切です。そして相手のどのようなところが良かったのか、また会いたい理由にも軽く触れると相手の心に届きやすくなります。
定型文を作ったからといって、相手の名前だけを入れ替えてコピペして送ると、すぐにバレてしまいます。印象が良くないので、定型文はあくまでも基本として、相手のプロフィールとからめながらメッセージを送りましょう。
お見合いの申し込みが来ない時の対策
お見合いの申し込みが来ない……そんな時にできる対策を紹介します。
プロフィール写真を変える
お見合いの申し込みが来ない原因として考えられるのは、第一印象であるプロフィールの写真です。
写真の鮮度は半年ぐらいと考え、しばらく変えていなければ新しい写真にしましょう。ヘアスタイルなどが変わった場合には雰囲気も変わりますので、それより短い期間でも差し替えるといいでしょう。
また、個性的すぎたり、いかにも加工をしたようなナチュラルさを欠いたものや、顔が暗くて写りの悪いものは、最初に見た時点でスルーされてしまいます。「爽やかさ」「誠実さ」「清潔感」などをポイントに明るくきれいに見える写真を用意しましょう。
プロフィール内容を見直す
あまりにもこだわりが強そうだったり、マイナスなイメージのことを書いていないかどうか、プロフィールの記載内容も見直しましょう。
例えば「健康食を心がけています。すべて玄米食で野菜メイン、糖分は果物からしか取りたくないタイプ」「面倒くさがりやなので、休みの日は一日外出せず、ゲームをやっています」など、一部の人には刺さる内容でも、婚活の場面では「ちょっと合わないかな」と思わせてしまう原因になるかもしれません。
また、「映画が好きです」よりも「映画が好きで、気持ちが明るくなるコメディータッチのものは必ずチェックしています」「映画が好きで、〇〇さん(俳優の名前)が出演しているものはすべて観ています」など、具体性を持たせると、共感してもらいやすくなるでしょう。
コーディネーターに相談する
いろいろ工夫してもうまくいかない時は、一人で悩まずコーディネーターに相談しましょう。
第三者の視点は大変有用で、自分の気付かないことも教えてもらえます。プロに相談してみると「あ、そうか」と思えることが出てくる可能性が大きいです。
結婚相談所の婚活はコーディネーターに相談できるのも強み
婚活を始める前は、お見合いや交際などの進め方に不安があるという人も多いよう。結婚相談所では、婚活のプロに相談しながら進めていくことができるので、不安が少なく効率的に婚活を進められるでしょう。
実際の婚活イメージについてもっと詳しく知りたいなら、入会前の無料カウンセリングの活用がおすすめ。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施中。気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文/前川ミチコ
【監修】
江頭美鈴さん
M.E.プロダクション 代表
一般社団法人 エグゼクティブ・イメージコンサルタント 代表理事
東映株式会社の専属女優を経て、アナウンサー・司会等の話す仕事へ転向。NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師、一般社団法人全日本ブライダル協会ブライダルコンサルタント、全日本ブライダルMCアライアンス所属。ICBインターナショナル認定イメージコンサルタント、NPO法人日本交流分析士協会心理カウンセラーなど。「話し方」「ファッション」「マナー」「心理」の4つの専門スキルを統合した独自カリキュラム、メソッドを開発。現在は、婚活講師、マナー講師、話し方講師をはじめ、企業・団体の人材育成に携わる。
公式サイト:https://me-pro.biz/index.php
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