結婚相談所に入会する人ってどんな人？現場コーディネーターがセキララ回答！

結婚相談所の会員ってどんな人？結婚相談所に入会しているのは「理由があって結婚できない人なのでは？」と不安に思い、結婚相談所への入会をちゅうちょする人もいるようです。そこで、本記事では年間80名もの会員サポートを担当しているマッチングコーディネーターに、ゼクシィ縁結びエージェントに入会している会員の実態を聞いてみました。

※ゼクシィ縁結びエージェント会員情報(2023年3月末時点)

まず、ゼクシィ縁結びエージェントの会員構成データを見ていきます。男女比は、男性54％・女性46％とほぼ半々。性別により偏りはなく、男性も女性も等しく出会いのチャンスがあるといえます。

年齢分布では、男女共に年代は30代が多め。「１に仕事、２に結婚」と考えて仕事を頑張ってきた男性が一定の役職に就いて仕事が安定したタイミングで婚活を始められるケースも多く、男性の方がやや年齢層は後ろ倒しになっています。

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ゼクシィ縁結びエージェントの会員プロフィールと活動の実績

結婚相談所で婚活をしているのは、どんな人なのでしょうか。入会に至る背景も踏まえて教えてもらいました。

職場や日常で出会いがない

結婚相談所への入会を考えるきっかけとしては、職場や普段の生活の中で出会いがないという理由が多くを占めます。

実際にゼクシィ縁結びエージェントの無料カウンセリングでは、リモートワークの普及で接点が減ったり、ハラスメントを気にしてプライベートな会話をする機会が減り、昔と比べると職場での出会いが難しいといった声も聞かれます。

仕事を頑張ってきて役職が就いているような男性は、特に立場上こういったセクハラ・モラハラを気にして出会いの機会を逃しているようです。

結婚に対する意識が高い

結婚相談所は、マッチングアプリや街コンなどの恋活サービスと比べて費用が高くなる分、結婚相手を探す為にサービスを利用しているため、意欲は男女共に高い傾向にあります。

また、入会に当たってはご本人確認書類の他に、独身証明書などの各種説明書の提出が必須となっている結婚相談所がほとんどです。きちんとした手続きを経て、真剣に結婚相手を見つけたいという人が集まる場といえるでしょう。

結婚を見越して内面重視の人が多い

結婚を見据えた交際相手を探しているため、見た目の好みよりも内面重視でお相手を探したいという人が多いです。人柄や性格などフィーリングが合い、長い人生を共に心地よく過ごせる人を見つけたいという思いがあるのでしょう。

実際にゼクシィ縁結びエージェントに入会している会員は、「身近にいる人と何も変わりがない」といいます。より具体的にイメージできるよう、外見・恋愛経験・コミュニケーション力の３つの軸で会員の特徴をまとめました。

男女共に身だしなみに気をつけている会員が多い

「婚活では第一印象が大事」という意識があるため、男女共に身だしなみに気を遣っている会員が多いそう。

例えば、無料カウンセリングに来るお客さまも、男性であれば筋トレや脱毛、スキンケアに気を使っていたり、女性であれば定期的に美容室やネイルサロンに通っているような自分磨きをしている方が多い印象です。

恋愛に対して自走を心がけている

結婚相談所に入会している人は恋愛経験が少ないのでは……と思われることもあるようですが、実際は恋愛リテラシーが特段低いということはありません。

もちろん「しばらく仕事に打ち込んでいたので久しぶりに恋愛します」という人もいますが、一定数の恋愛経験があり、お相手紹介のないプランで進められている会員も多いです。

仮に恋愛経験が多くなくても、「こういうお相手と出会いたい」「いつまでに結婚したい」など婚活における目標を言語化してから活動をはじめるため、マッチングコーディネーターが手取り足取りお手伝いをしなくては恋愛を進められない、ということはあまりないのだそう。

コミュニケーションを大事にしている会員が多い

婚活では初対面のお相手と会って関係を構築していくため、お相手とのコミュニケーションを大事にしている会員が多く、気さくで話しやすい雰囲気の方もいらっしゃいます。

会員の年齢やタイプはさまざま

ゼクシィ縁結びエージェントは、料金面を含め結婚相談所とマッチングアプリの中間にあるサービス。入会のハードルが高くないので会員の年齢にも幅があり、サポートに頼らず婚活を自走して進められる会員もいれば、慎重派でサポートを積極的に活用する会員もいたりと会員のタイプは様々だそう。

だからこそ、相性の良い人と出会える可能性の幅もその分広いといえるでしょう。

数多くの出会いがあっても、婚活においては自分に合うたったひとりの人と出会えなければ意味がありません。心から良いなと思えるような魅力的なお相手と出会うためにはどんなことを意識すればよいのでしょうか。

自己理解を深める

自分自身の価値観や希望条件、「どんな家庭を持ちたいのか」という将来像を明確にすることで、質の高いマッチングが可能になります。

まずは、自分がどう思うかを大切にすること。もし自分の気持ちが見えなくなった時には、マッチングコーディネーターと一緒に実現したいことを考えていきましょう。

具体的な目標を持つ

活動期間や交際へのステップの進め方など具体的な目標を決めることで、効率的に婚活を進めていくことができます。

婚活は期間が決まっているものではないですが、年齢を重ねるに連れてお相手の希望条件に当てはまりにくくなり、マッチング率を下げてしまう要因にもなり得ます。出会いの可能性を広げるためにも、活動期間は意識しながら進めるのがおすすめです。

婚活の３Aを意識する

最近は、婚活の３Aを意識しましょうといわれています。３Aとは「飽きない・焦らない・諦めない」という３つのAを指す言葉です。

婚活は１カ月で成果が出るという短いスパンの活動ではありません。婚活に慣れすぎたり、逆に焦りすぎてしまうと一人一人の人同士としてお相手と向き合えなくなってしまいます。理想の人と巡り合うまで諦めずに、一期一会の出会いと向き合うことがポイントです。

前向きに取り組む

出会いのチャンスを逃さないためにも、婚活では前向きな姿勢で取り組むことが大切です。

ネガティブな気持ちになると人と会うことがおっくうになったり、つらい気持ちが長引くと活動を続けること自体が難しくなってしまいます。何かつまずきポイントがあった時はマッチングコーディネーターに相談しながら、自分に無理のないペースで活動を進めていきましょう。

結婚相談所は、「出会いの場」。出会い方や出会う場所が、結婚相談所を介しているだけで、お互いの人となりを知り、結婚したいと思えるお相手と結ばれるというプロセスは自然恋愛と大きな違いはありません。

ゼクシィ縁結びエージェントでは、活動期間の制限を設けず一人一人の結婚に対する思いやお相手に対する思い、自身が心から叶えたいことを応援することを大切にしているそう。そのため、卒業後もふたりで向き合えるような関係性を活動の中で育んでいる人たちが多いそうです。

「結婚相談所での婚活について、もっと詳しく知りたい！」と思った人は無料カウンセリングの活用がおすすめです。無理な勧誘などはなく、入会を決めていなくても婚活に関わる疑問や相談をすることができます。ぜひ、気軽に話を聞いてみてはいかがでしょうか。

取材・文／yko333