目次
結婚の希望時期が固まっていなくても結婚相談所に入会はできる?
  • 1.成婚料が発生する結婚相談所だと断られることも
  • 2.やる気のない態度や結婚願望がないアピールは要注意!
  • 3.無料カウンセリングで結婚への温度差を感じるかも
早めの入会が婚活へ有利に働く理由
  • 1.結婚に対する希望条件は婚活の状況次第で変わるから
  • 2. 若いうちに活動を開始する方が有利だから
  • 3.期間に余裕があるから柔軟に対応できる
  • 4.時間をかけて出会いの幅を広げられる
結婚時期や希望条件が固まっていない人が結婚相談所で気を付けるポイント
  • 1.成婚退会=入籍になっている結婚相談所を避ける
  • 2.自分の“結婚願望”が特別だと思わない
  • 3.相手と距離を縮めるタイミングでの結婚観の伝え方
結婚願望が少しでも芽生えたらまずは相談を!

まだ結婚時期やお相手の希望条件わからない。 でもいつかは結婚したい!今すぐ婚活を始めて結婚相談所に入会するのは早すぎる?そんな悩めるあなたに「結婚の理想が固まっていなくても結婚相談所がおすすめの理由」を教えます。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんに伺った、早めの婚活が有利に働く理由も紹介!婚活を始めるかを迷っているなら、ぜひ参考にしてみてください。

結婚の希望時期が固まっていなくても結婚相談所に入会はできる?

結婚の希望時期が固まっていなくても結婚相談所に入会はできる?

そもそも「今すぐ結婚したい」「○歳までに結婚を決めたい!」と思っていないと、結婚相談所には入会できないのでしょうか?

基本的には独身で少しでも結婚したいと考えているなら入会できるケースが多いですが、申し込み時の態度や伝え方によっては断られることもあります。次の3つの点に気を付けましょう。

1.成婚料が発生する結婚相談所だと断られることも

「成婚料」とは、結婚相談所で結婚を前提とした交際相手と出会い、退会を決めた時に支払う費用のことです。

金額は結婚相談所によってさまざまですが、入会の相談の際に「結婚するか決めていない」と話すと、たとえ入会金や月会費を払っても、相談所にとってマイナスになると判断されてしまい、担当者の判断によっては入会を断られることがあります。

2.やる気のない態度や結婚願望がないアピールは要注意!

入会前の面談や無料相談時に、「別に結婚したいわけじゃない」とあからさまに結婚願望がないことを伝えてしまうと、お見合いが成立しないと考えられて入会を断られるケースがあります。

もし入会できたとしても、「出会っても交際するかわからない」「特に結婚願望はない」などとプロフィールに書いてしまうと、こじらせて癖が強そうな印象を与えてしまいます。

3.無料カウンセリングで結婚への温度差を感じるかも

相談所が開催する無料カウンセリングはほとんどの場合、結婚願望が高い人向けに説明をするので、「入っていいのかな?」と戸惑うかもしれません。

「まだ結婚したいわけじゃない」とかたくなに考えるのではなく、「将来のために詳しく聞いてみようかな」という姿勢で参加しましょう。

早めの入会が婚活へ有利に働く理由

早めの入会が婚活へ有利に働く理由

希望の結婚時期が決まっていない場合や、お相手の希望条件が固まってないとしても、将来的に結婚を意識しているのなら、相談所には早めに入会するのがおすすめです。その理由としては次の5つがあります。

1.結婚に対する希望条件は婚活の状況次第で変わるから

結婚に対する希望や条件はずっと変わらないものではありません。素敵な人と出会えばすぐに結婚したい気持ちが芽生えるかもしれませんし、いざ婚活がうまくいかずに悩んでしまい、希望条件が変わることもあるかもしれません。

あまり自分の今の考えに固執せず、「いつか結婚したい」「婚活や結婚相談所に興味がある」という動機があれば、新しいことを始めるのに十分ではないでしょうか。

2. 若いうちに活動を開始する方が有利だから

相手が探している年齢の幅に入りやすくなるため、男性も女性も若いうちに活動を始めると出会いの可能性が広がります。

逆を言えば、年を重ねるたびに自分の結婚願望関係なしに、結婚の可能性が低くなることもあります。

3.期間に余裕があるから柔軟に対応できる

結婚時期にこだわりすぎることでうまくいかないことも。焦っていると条件だけを見て「この人を逃したら結婚できない」などと会い続けたりするケースもあります。

時には休会も活用して、落ち着いた気分の時の方が、視野が狭くなりすぎず、フラットな気持ちで婚活できるかもしれません。

4.時間をかけて出会いの幅を広げられる

婚活を始めても、すぐ簡単に結婚が決まるものではありません。

相手もいない、プロポーズされてもいない状態で「結婚願望がそこまでないのに、相手に申し込まれたらどうしよう?まだやめておこう……」と悩むのは、石橋をたたきすぎて壊してしまうようなものです。

早いうちから出会いの幅を広げておくと未来への道につながります。

結婚時期や希望条件が固まっていない人が結婚相談所で気を付けるポイント

結婚時期や希望条件が固まっていない人が結婚相談所で気を付けるポイント

自分で「結婚の希望が固まっていないのかも」と思い込みすぎることで、結婚相談所で出会った人に不快な思いをさせて、たくさんいる婚活のライバルたちに後れを取るかもしれません。次のポイントに気を付けて活動を進めましょう。

1.成婚退会=入籍になっている結婚相談所を避ける

お見合いが成立してデートしている時に、「2~3年付き合ってから結婚について考えましょう」などと言ってしまうと、今すぐ結婚を考えている相手からは結婚相談所にクレームが届くこともあります。

成婚退会などのルールがあり、決断を早めに迫られる結婚相談所での活動は避けた方がよいでしょう。

2.自分の“結婚願望”が特別だと思わない

まだ相手もいない状態で、「結婚願望が固まり切れていない」と自分だけにベクトルが向いて悩んでいる状態では、出会いにつながりません。本当に素敵な人と出会うと、結婚願望はすぐに芽生えるかもしれません

いつか結婚を考えているのなら、いつ素敵な人と出会ってもいいように身だしなみを整えるなど、自分磨きをする方が結婚への近道となるでしょう。

3.相手と距離を縮めるタイミングでの結婚観の伝え方

結婚相談所でお見合いが成立し、交際が始まったところで「今すぐ結婚するとは決めていない」なんて伝えてしまうと、クレームになり、相手の気持ちも傷つけてしまいます。

交際がスタートした時点で自分の気持ちが変わらず、自分の選択に自信がない場合は、「結婚に向けてもっとあなたのことを知りたい」「転勤や転職の可能性があってまだ踏み切れないかもしれない」など、丁寧に自分の気持ちを伝えましょう。

結婚願望が少しでも芽生えたらまずは相談を!

結婚願望が少しでも芽生えたらまずは相談を!

菊乃さんからは、「結婚願望というあやふやな言葉に振り回されるよりも、『自分は決断力がないのかもしれない』と考え、そんな自分を受け入れて、『決断力がないなりに自分でライフプランを考えてやっていこう』というくらいの気持ちで考えてみては?」とアドバイスをもらいました。

結婚願望だけを意識しすぎるよりも、「後になって結婚したかったと後悔しないように」「高齢になって婚活に苦戦したくない」と冷静に俯瞰(ふかん)した視点で考えることも大切です。

好きになれる相手に出会えたらすぐにでも結婚したくなるかもしれないのに、行動しないまま自己完結して年齢を重ねていくのはもったいないですよね。将来、結婚に向けて動き出す予定があるなら、今から動いた方が婚活は進めやすくなります。

婚活の方法にはマッチングアプリや婚活パーティなどもありますが、結婚相談所であれば、会員は独身証明書や年収証明が必須で真剣に結婚のお相手を探しています。

もし、婚活や結婚相談所が少しでも気になっているのなら、無料カウンセリングから試してみてはいかがでしょうか。婚活の進め方や内容を詳しく知ることで結婚願望や婚活へのやる気が高まっていくかもしれません。気軽な気持ちで一歩を踏み出してみましょう。

取材・文/竹本紗梨

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談のほか、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「わかりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女(ひと)がしている73の習慣』(双葉社)など。
公式サイト:https://www.bestpartner-prj.jp/

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