目次
日本における再婚者の婚姻数・婚姻割合は? バツイチの婚活に結婚相談所がおすすめな理由
  • 最初から「離婚歴」を許容できる人を絞り込める
  • コーディネーターのサポートが得られる
  • 「求める条件がはっきりしている人」にフィットするシステム
バツイチが婚活で有利になりうるポイント
  • 「コミュニケーション力がある」と評価される
  • 「人生経験が豊富である」と評価される
バツイチが婚活で不利になるかもしれないポイント
  • 初婚と比べて出会いの母数が少なくなりがち
  • 離婚の理由を伝える難しさがある
  • 小さい子どもがいる
結婚相談所の婚活で成功するバツイチの特徴
  • 相手に求める条件が現実的でわかりやすい
  • 離婚理由を自分から早めに伝える
  • 相手に求める条件を緩和できる
バツイチは「マイナス要素」ではない!自信を持って婚活を

「離婚」が珍しいことではなくなった近年。婚活市場にも「離婚歴があり、再婚を考えている人」が少しずつ増えてきました。本記事は特に「結婚相談所を利用した婚活」にポイントを絞り、再婚を考える人が気を付けるべき点や、バツイチが婚活することのメリット・デメリット、婚活を成功させるためのポイントなどについて恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんと共に考えていきます。

日本における再婚者の婚姻数・婚姻割合は?

日本における再婚者の婚姻数・婚姻割合は?

まずは「人口動態調査」の最新結果(2021年)を見てみます。

婚姻件数501,138件のうち、「夫婦とも初婚」が最も多く370,911件(74.0%)ですが、「夫妻とも再婚またはどちらか一方が再婚」30,227件(26.0%)と決して少なくない数字であることがわかります。

このデータから20年さかのぼった2001年の「夫妻とも再婚またはどちらか一方が再婚」は22.1%。緩やかではありますが、上昇傾向にあることがわかります。

※出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)「人口動態調査」

バツイチの婚活に結婚相談所がおすすめな理由

バツイチの婚活に結婚相談所がおすすめな理由

現在婚活市場では「離婚歴のある人の婚活支援」に注目が集まっています。マッチングアプリにも「離婚歴のある人」をターゲットにしたものが誕生するなど、ツールの多様化が進み「離婚後の婚活」に対するハードルも下がってきました。

もし「バツイチで婚活がしたいけれど、どうすればいい?」と迷っているのであれば、結婚相談所の利用がおすすめ。以下にその理由を挙げていきます。

最初から「離婚歴」を許容できる人を絞り込める

結婚相談所では「婚姻歴の有無」を開示した上で婚活がスタートします。仮に離婚歴があっても、条件を許容した人のみが紹介されるため「離婚歴」自体が婚活のネックになることはありません。

コーディネーターのサポートが得られる

結婚相談所のコーディネーターは離婚歴のある会員のマッチングも数多く手がけています。さまざまなノウハウをベースに再婚へのステップをサポートしてくれるでしょう。

「求める条件がはっきりしている人」にフィットするシステム

離婚歴がある人の場合、前回の婚姻時に少なからず「こうすればよかった」という思いを経験しているはず。

そのため再婚を考える際、相手に求める条件が「価値観や人柄」「金銭感覚の一致」「子どもを希望するかどうか」など明快なケースが多くなります。条件をスタート時に明文化する結婚相談所での婚活はすんなりフィットするでしょう。

バツイチが婚活で有利になりうるポイント

バツイチが婚活で有利になりうるポイント

婚活市場で不利と思われがちな離婚歴。しかし「結婚経験がある」ということがプラスに働くこともあります。ではどのような場合にメリットとなり得るのでしょうか。

「コミュニケーション力がある」と評価される

「一度は婚姻し、結婚生活を送ったことがある」という経験が、「異性と関係を築くコミュニケーション力がある証しである」と受け止められた場合、有利に働くことがあります。

「できれば異性慣れしている人がいい」と考える人にとっては、むしろ心強い条件となる可能性があります。

「人生経験が豊富である」と評価される

年齢を重ねるにつれて様々な人生経験を積んでいくのは自然なことです。

例えば、とある婚活に関するデータでは40代に入ると相手の離婚歴を気にしない人が増えるといわれています。「自分と同じように相手もそれなりに人生経験をしてきている」ことを前提に、婚活する人が多いためでしょう。

結婚と離婚という経験を経て、結婚生活において大切なことを知っているという経験値を評価する人にとっては、離婚歴は不利な条件にはならないはずです。

バツイチが婚活で不利になるかもしれないポイント

バツイチが婚活で不利になるかもしれないポイント

では逆に、婚活市場で離婚歴が不利となる可能性としてはどんな点が挙げられるでしょうか。

初婚と比べて出会いの母数が少なくなりがち

離婚歴を気にしないという人であっても、離婚歴がある人に絞って結婚相手を探す人は多くはありません。

特に、自分に婚姻歴がない場合は、相手にも同様に婚姻歴がないことを結婚相手の条件として求める傾向があります。その場合、結婚相手の対象に含まれないため、出会いの母数が少なくなる点で不利になると考えられます。

離婚の理由を伝える難しさがある

離婚の理由に関するコミュニケーションのすれ違いで上手くいかないケースもないとは言えません。

婚活で出会ったお相手から「なぜ離婚に至ったか」と理由を聞かれることもあるでしょう。離婚の理由・原因というのは複合的な要素が絡んでいて、誤解なく伝えるのが難しいことも多いです。

しかし、言い出しにくいからといって話すタイミングを引き延ばすと、相手が不信に感じることもあります。また「性格の不一致」など、理由をぼかして伝えると「この人は“なんとなく”で離婚を選ぶ人なんだ」と不安を与えるかもしれません。

小さい子どもがいる

子ども連れの婚活には、「相手と子どもとの相性」の問題が付いて回ります。

子どもが自立している場合はあまり問題になりませんが「共に生活する必要がある年齢」である場合、相手が子どもとの相性を心配し、尻込みする可能性があります。

また、就学のタイミングを控えた子どもがいる場合は、今後の経済面に不安を覚えるケースもあるでしょう。

結婚相談所の婚活で成功するバツイチの特徴

結婚相談所の婚活で成功するバツイチの特徴

ではバツイチで婚活して成功を収めた人には、どんな特徴があるのでしょうか

相手に求める条件が現実的でわかりやすい

一度結婚を経験していると、「結婚」に過大な夢を抱くことはあまりないはずです。相手に対して求める条件も「デートの対応がスマートな人」「ルックスがいい人」など恋愛的な要素を優先させるケースは少ないでしょう。

過去の失敗を踏まえ、生活を共にする相手として現実的な条件を挙げる人の場合、条件の擦り合わせがスムーズに進むため、次のステップに進むのも早いようです。

離婚理由を自分から早めに伝える

「バツイチで婚活がうまくいった人」の多くは、早めのタイミングで自分から離婚理由を伝えています。

特にあいまいな理由ではなく相手が納得できるように離婚理由を客観的に分析し、言語化できている人ほど相手との信頼関係をすみやかに築ける傾向があります。

相手に求める条件を緩和できる

たとえ譲れないポイントがあっても「最低限このラインは超えてほしい」など、クリア条件を緩めることができる人は、比較的早く新たな相手と出会いやすいようです。

また過去の結婚相手と比較せず、相手に求める条件をフラットな視点で整理できる人も、比較的婚活をスムーズにすすめています。

バツイチは「マイナス要素」ではない!自信を持って婚活を

バツイチは「マイナス要素」ではない!自信を持って婚活を

「離婚歴があること」は必ずしもマイナス要素ではありません。「経験が豊富」「コミュニケーション力の証し」と評価し、プラスと捉える人もいます。

もしバツイチであることを理由に婚活をちゅうちょしているのであれば、一度結婚相談所でプロに相談してみることをおすすめします。ゼクシィ縁結びエージェントも無料カウンセリングを実施していますので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文/吉田美奈子

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談の他、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。
著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)など。
公式サイト:https://www.bestpartner-prj.jp/
X(旧Twitter):@koakumamt
恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog:https://ameblo.jp/koakuma-mt/

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