目次
お見合いで好印象を与えるメイクとは 好印象を与えるお見合いメイクのポイント
  • ベースメイク
  • アイメイク
  • リップ
好印象を与えるために避けたいメイク
  • 薄すぎるメイク
  • 濃すぎるチーク
  • 強調しすぎたマスカラ
  • 派手すぎるリップ
メイクが苦手!と思ったらプロに頼もう
  • パーソナルカラー診断
  • アイブロウサロン
  • メイクレッスン
理想のメイクで、より魅力的な女性を目指そう

婚活中の人の中には、「お見合いにはどんなメイクをして行ったらいいの?」と、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。初めて顔を合わせることになるお見合いでは、メイクもお相手にできるだけ良い印象を持ってもらえるようにしたいですよね。そこで、婚活メイクにも詳しいメイクアップアーティストの星 泰衣さんに、お相手に好印象を持ってもらえるメイクについて、目指したいイメージやメイクをするときのコツなどを伺いました。

お見合いで好印象を与えるメイクとは

好印象を与えるお見合いメイクとは?上品で優しいイメージをつくるメイク方法

お見合いでお相手に好印象を持ってもらうためには、「優しさ」や「上品さ」を感じさせるメイクに仕上げるのがおすすめです。

あまりメイクが薄すぎると若々しさが感じられなかったり、清潔感が損なわれたりすることがあります。反対に厚化粧に見えてしまうと、優しそうに見えないと思われてしまうこともあります。

優しさや上品さを感じさせるメイクに仕上げるためには、健康的なツヤ感や適度な華やかさを意識しましょう。

「自分のいつものメイクは違うかも」と感じても大丈夫。メイクはお相手に与える印象を変えることができるだけでなく、自分のイメージを表現することもできる力を持っているのです。

「なりたい自分」に近づくためにも、お見合いメイクに挑戦してみましょう。

好印象を与えるお見合いメイクのポイント

好印象を与えるお見合いメイクとは?上品で優しいイメージをつくるメイク方法

お見合いメイクをするとき、具体的にどんなことに気を付ければよいのでしょうか。ここでは、優しく上品なイメージに仕上げるためのメイクポイントを、「ベースメイク」「アイメイク」「リップ」の3つのパートに分けて解説します。

ベースメイク

好印象を与えるお見合いメイクとは?上品で優しいイメージをつくるメイク方法

明るく健康的な肌に見えるよう、ベースメイクにはコントロールカラーやコンシーラーを活用しましょう。ファンデーションだけでカバーしようとするよりも、自然で美しい肌を作ることができます。

コントロールカラー
コントロールカラー とはで肌の色を整える化粧下地の一種です。肌の悩みをカバーしてくれるだけでなく、メイクの密着性を良くしたり、目の周りのくすみを取ってアイメイクの発色をよくしたりと、使い方次第で心強い味方になってくれます。

コントロールカラーはピンクやイエロー、グリーンなど、さまざまなカラーのものが販売されています。これは、肌の目的に合ったカラーを使う必要があるためです。どのカラーを選べばいいか迷う方は、下記を参考に選んでみてください。

肌を明るく見せたい、大人の黄ぐすみを取りたい……ピンク
健康的な肌に見せたい……イエロー、オレンジ
色白の肌に見せたい……パープル、ブルー
部分的な赤みを消したい……グリーン
(ブルーやグリーンは逆にくすみを出す可能性があるので、使いすぎないように注意しましょう)

コントロールカラーは大豆1個分を手の甲に取って均等な厚さに伸ばした後、スタンプを押すようにポンポンと顔全体にのせながら、均一に伸ばしていきます。眉や目の際にもしっかりのせるのがポイントです。

ファンデーション
コントロールカラーで全体の肌の色を整えた後は、ファンデーションをのせていきます。ファンデーションはお肌をキレイに見せてくれる化粧品です。質感マットすぎず、軽いツヤ感のあるタイプを選ぶのがおすすめです。

また、ファンデーションは、あらゆる肌の色に合わせられるようカラー展開も豊富です。そのため、色選びに悩む方も多いのではないでしょうか。実際に肌にのせてみて判断するのが一番ですが、基本的には実際の肌より1トーン暗めのカラーを選ぶのがおすすめです。後にコンシーラーをのせるとき、立体感を作りやすくなります。

ファンデーションは目の周り以外の顔全体に、薄く均等にのせていきます。その際、顔の中心から外に向かってたたき伸ばすようにしましょう。毛穴の気になるところは、パウダーではなく液体状のリキッドファンデーションを使うと目立ちにくくなるのでおすすめです。

コンシーラー
シミやクマが気になっていて、しかもファンデーションで隠しきれないときは、ファンデーションよりもカバー力の高いコンシーラーを使のがおすすめです。

コンシーラーもカラー展開がさまざまで、肌悩みに合うカラ―を選びましょう。
シミや肝斑を隠したいときは、自分の肌の色になじむベージがおすすめです。
クマを隠したいとき時は、赤みを含む色が必要です。例えば色白肌はピンク、色黒肌は茶褐色、どちらでもない方はオレンジを選んでみてください。また、クマの色が青くなりやすい方は、赤みの強い色を入れることでクマを隠しやすくなります。

コンシーラーは、コンシーラーブラシを使って肌の気になる部分にのせていくのがおすすめ。特にクマを隠す際は、気になる下まぶただけでなく、上まぶたにものせた後に目の周りを指で自然になじませるようにしましょう。

チーク
チークは顔の印象を大きく変えるポイントメイク用の化粧品です。頬に入れることで血色をよく見せるだけでなく、うまく使えば頬の位置や立体感、顔型の印象を大きく変えることができます。

チークでは濃いめの色は控え、肌なじみの良いピーチ系やコーラル系を選べば、より自然に仕上げることができます。またシワを目立たせてしまいやすいので、ラメ入りも避けた方が無難です。

チークは、基本的に黒目の内側の下辺りから外側に向かって楕円(だえん)形を描き、その後こめかみより少し下に向かってのせてます。自然なツヤや血色感を出す感覚で、ごく薄く のせましょう。

ハイライトやシェーディング
顔をより立体的に見せるには、るハイライトやシェーディングを取り入れるのもおすすめです。ハイライトは明るく光が集まる部分を、シェーディングは暗い影となる部分を作り出します。このハイライトとシェーディングを使って顔に立体感を生み出すことで、顔全体が引き締まった印象になり、健康的で若々しい印象を引き出せます。 ハイライトは自分の肌より1~2段階明るい色を選び、シェーディングは1~2段階暗い色を選ぶようにしましょう。

ハイライトは、次の3点に入れていきます。
① 眉間から鼻の付け根の低い部分
② 目の周りのくぼみに沿って全体的に入れていく。目頭からまぶたの上を通ってこめかみまで、目頭から目の下のくぼみに沿ってこめかみに向かって引き上げるように入れて、指でなじませるようにぼかしていきます。
③ 顎の先端

シェーディングは、次の2点に入れていきます。
① 髪の生え際
② 頬骨から顎のライン

アイメイク

好印象を与えるお見合いメイクとは?上品で優しいイメージをつくるメイク方法

アイブロウ
アイブロウとは眉の形を美しく整えるために使用する化粧品です。眉の形は、アーチを強くしすぎず、まぶたと平行かゆるやかなアーチ型形にすることで、ナチュラルな親しみやすさを演出できます。
ペンシルで眉を描いたら、スクリューブラシを使ってぼかしましょう。特に眉頭は丁寧にぼかし、ふんわり自然に仕上げることで優しい印象になります。

眉毛の色が黒っぽい方は、ブラウンの眉マスカラやアイブロウパウダーをのせると、柔らかく若々しい印象に仕上がります。

アイシャドー
アイシャドーは、まぶたなど目の周囲に陰影をつける化粧品です。ブラウンやベージュ、落ち着いたピンクやオレンジなどの肌なじみの良い色で、自然なツヤ感が出る極小のパールが少しだけ入っているものを選ぶのがおすすめです。パールが多すぎるものや大きめのラメが入っているものは、派手な印象になりやすいので避けた方がよいでしょう。 何色か試してみて、顔色や表情が明るく見える色を見つけましょう。

マスカラ・アイライナー
マスカラはまつげを濃く長く見せてくれる化粧品です。マスカラは自然なカールをキープするくらいの感覚で、すっきりと仕上げましょう。

またアイライナーは、目元の縁に線を描くことで目の形の印象を変える化粧品です。リキッドでしっかりと引くよりも、ペンシルでまつげの根元を埋めるように描くことで、優しい印象のまま目元をぱっちりと見せることができます。

マスカラ・アイライナ―共に、優しい印象に仕上げるためには、色は黒よりもブラウンがおすすめです。

口紅

好印象を与えるお見合いメイクとは?上品で優しいイメージをつくるメイク方法

口紅は口元の印象を美しく見せる化粧品です。リップブラシに取り、血色よく見える程度に、薄くのせる感覚で塗るのが基本です。カラーは、ピーチ系やコーラルピンク、透け感のあるローズピンクなど、ニュアンスのある色みがおすすめです。

みずみずしい唇に見せるために、口紅の前にリップクリームを塗るとよいでしょう。日頃のリップケアも大切です。

また口紅を選ぶ際は、色だけでなく質感も気にしてみましょう。に発色のよいマット系、みずみずしくみせるツヤなどに分けられます。
お見合いメイクでは、マット系よりもツヤ系がおすすめです。ツヤ感のある潤った唇は、若々しい印象を与えられます。

さらに、塗り方でも印象を変えることができます。例えば大人っぽく見せたい場合は、リップブラシを使って輪郭をキレイに描くようにします。かわいく見せたい場合は、指でつけてぼんやりさせてみるのもおすすめです。ただし、ぼかしすぎてしまうるとかえって老けて見えることもあるので気を付けましょう。

好印象を与えるために避けたいメイク

好印象を与えるお見合いメイクとは?上品で優しいイメージをつくるメイク方法

お見合いで好印象を持ってもらうためには、避けたいメイクのポイントもいくつかあります。お見合いメイクに悩んでいる方や自信のない方は、ぜひチェックしてみてください。

薄すぎるメイク

「厚化粧に見られたくない」「ナチュラルに仕上げたい」と、メイクが薄くなりすぎてしまうと、華やかさや清潔感が欠けてしまうことがあります。

ナチュラルに仕上げたいときも、先にご紹介したようなメイクのひと工夫を試して、ツヤ感や血色感のあるメイクに挑戦してみてください。

濃すぎるチーク

はっきりとした赤やピンクなどのチークをしっかりのせると、メイク全体が濃く見えてしまいがちです。また、チークを丸くのせることで、幼い印象になってしまうことも。

薄づきを意識して、笑ったときに膨らむ部分から頬骨に沿ってふんわりと入れると、上品な印象に仕上がります。

強調しすぎたマスカラ

マスカラでまつげを強調しすぎてしまうと、「化粧が濃い」という印象を持たれることがあります。

まつげにボリュームを出したり、強いカールをキープしたりできるマスカラも多くありますが、お見合いメイクでは避けた方が無難です。

派手すぎるリップ

派手に見えてしまう真っ赤なリップや、クールな印象になるベージュ系のリップも、お見合いメイクでは避けたいポイントの一つ。

自然なツヤ感があり、肌や表情が明るく見える色みの口紅を選びましょう。

メイクが苦手!と思ったらプロに頼もう

好印象を与えるお見合いメイクとは?上品で優しいイメージをつくるメイク方法

ここまで、お見合いメイクのコツをご紹介してきましたが、「そもそもメイクが苦手」「自分ではよくわからない」という人もいるかもしれません。そんなときは、思い切ってプロに相談するのもひとつの方法です。

最後に、メイクの悩みを相談できる3種のサロンやレッスンをご紹介します。

パーソナルカラー診断

パーソナルカラー診断とは、生まれ持った肌や目、髪の色から、その人に最も似合う色(パーソナルカラー)を導き出す手法のことです。

イエベ(イエローベース)とブルベ(ブルーベース) というキーワードも話題になったように、コスメでもより印象が良くなる色を選びやすくなると注目を集めています。

ネットでセルフ診断ができるサイトもありますが、専門店やサロンでプロのカラーリストに診断してもらうとより詳しいアドバイスが受けられます。自分に似合う色がわからない方は、相談してみるのもよいでしょう。

アイブロウサロン

眉毛にお悩みがある人は、専門家がいるサロンで相談してみるのも選択肢の一つ。

アイブロウサロンでは、眉毛のプロに、似合う眉の形から普段の眉毛の整え方、アイブロウメイクのコツまで、実際のメイクを通して教えてもらうことができます。

メイクレッスン

「自分に似合うメイクがわからない」「シーン別のメイクを知りたい」という方は、メイクレッスンを受けることをおすすめします。

コスメブランドが開催しているものから、プロのメイクアップアーティストのレッスンが受けられるものまで、さまざまなメイクレッスンが用意されています。

メイクの基礎や自分に似合うメイク、婚活に適したメイクなど、自分の目的に合わせたメイクレッスンを探してみましょう。

理想のメイクで、より魅力的な女性を目指そう

好印象を与えるお見合いメイクとは?上品で優しいイメージをつくるメイク方法

お見合いでお相手に好印象を与えるメイクについて、上品で優しいイメージに仕上げるコツ、避けた方がよいポイント、メイクのプロに相談できる場所などについてご紹介しました。

メイクに自信がつくと、自分にも自信が持てます。自信のある人はお相手にも魅力的に見えるでしょう。この機会にぜひ理想のメイクに挑戦してみてください。

婚活に関するお悩みは、結婚相談所に相談するのもおすすめです。

ゼクシィ縁結びエージェントでは、 婚活やお見合いのお悩みについて、マッチングコーディネーターに相談できます。まずは、気軽に相談できる無料カウンセリングを体験してみるのはいかがでしょうか。

取材・文/相川聡子

【監修】
星 泰衣(ほし やすえ)さん
メイクアップアーティスト。株式会社シンデレラウーマン 代表。一般社団法人 日本セルフプロデュースメイク協会代表理事。 1969年京都生まれ。産後うつをメイクで克服した自身の体験から、メイクアップアーティストに。2003年から嶋田ちあき氏に師事。2005年にはメイクプロ養成スクール、2010年には直営サロンをオープン。2012年、一般社団法人 日本セルフプロデュースメイク協会を設立。6000人以上のメイクレッスンを通して、女性の外面だけでなく内面から「なりたい自分」を作り上げるセルフプロデュースメイクを確立。メイクの個人レッスンや講演などのイベントのほか、メイク講師の育成にも力を入れている。著書に『なりたい顔になる セルフプロデュースメイク~40歳からはじめる大人のメイクテクニック~』(合同フォレスト刊)。
プロが教える 東京・埼玉のメイクレッスン|スロービューティースタイル
https://hoshiyasue.com/

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