お見合いに着ていくスーツはどう選ぶ？好印象を与える4つのポイントや清潔感の見せ方

お見合いでは見た目の第一印象も重要です。では、好印象を与える男性の服装とはどんなものなのでしょうか。お見合いの場にふさわしい服装から、好印象を与えるスーツ選びのポイント、清潔感の出し方まで、婚活女子メンタルサポート専門家の一色美華さんに伺いました。婚活をスタートした男性や、お見合いを控えている男性は必見です。

お見合いで初対面のお相手が真っ先に気にするのは見た目の印象です。清潔かどうか、TPOに適した服装であるかなど、見た目は第一印象を左右するといっても過言ではありません。一般的にお見合いの場にふさわしいとされている男性の服装を紹介します。

スーツ

結婚を意識して会うお見合いの場では、正装であるスーツを着ていくことはお相手に対する礼儀としても大切なことです。TPOに合った服装は、自分に常識があり、誠実な人間であることを印象付けてくれます。スーツを着ることで、お相手に「清潔感」「誠実さ」「安心感」などを与えることができ、お相手に「また会いたい」と思ってもらえる可能性が高くなるのです。

仕事用のビジネススーツは、ビジネス感や使用感がどうしても出てしまうので、できれば婚活用に新たに用意することをおすすめします。

ジャケット＋パンツ

お見合いの席にはジャケット＋パンツのジャケパンスタイルもおすすめです。ジャケットスタイルはきちんとした雰囲気でありながら、ややライトで肩の力の抜けた印象も与えられます。堅苦しいイメージにもなりやすいスーツに比べて、親しみやすさがあります。自由度が上がるので、ジャケパンスタイルもお見合いに適しているといえるでしょう。

ただ、ジャケパンスタイルはスーツよりも少しカジュアルな印象なので、おしゃれのハードルが上がります。ファッションに自信がない人は、スーツを選んだ方が無難かもしれませんね。

仕事で着るスーツとお見合いで着るスーツは、気にするポイントなどが少し異なります。お見合いの場で印象を良くするスーツや、ジャケパンの着こなしのコツやアイテム選びのポイントを見てみましょう。

ポイント①サイズ感

スーツやジャケパンスタイルの着こなしの基本はサイズ感です。サイズが合わずダボついて見えたり、体にフィットし過ぎたりしていては、お相手にだらしない印象を与える可能性があります。
清潔感を出すには、自分の体に合ったサイズを見つけることが大切です。

自分の体形に合ったジャケットを選ぶには、以下の点をチェックしてみてください。
肩周りがフィットしているか
胸周りに手のひらが入る余裕があるか
ジャケットを着て肘が動く余裕があるか
背中に横ジワがないか
着丈はヒップが隠れる程度の長さか
袖丈は腕を下ろした状態でシャツの袖が１㎝出る程度であるか

パンツは以下の点を確認してみましょう。
パンツのウエストは腰骨の位置であるか
ウエストのサイズは自分の手のひらが1つ入るくらいのゆとりがあるか
裾丈は靴を履いた状態で靴のアッパー部分にパンツの裾が軽く触れる長さであるか

ジャケットやパンツを新しく購入する場合は、きちんと試着して、お店の人にも見てもらいましょう。体形は年々変化していくものなので、持っているジャケットやパンツを着用する場合は、今の体形に合っているかをきちんとチェックしましょう。

ポイント②似合う服

好印象を与える服装にするには、背伸びしたデザインや凝った物ではなく、自分に似合う色やデザインを知っておくことが大切です。今はSNSなどで簡単におしゃれの情報が手に入るので、良い印象を与える着こなしを学んでみることをおすすめします。婚活以外にも役立つと思いますので、この機会にチャレンジしてみてください。

似合う服が自分で判断できなかったり、迷ったりする場合は、お店の人に相談しましょう。また。結婚相談所のサービスとして一緒に選んでくれる所もあります。

ポイント③色

暗い印象になりやすい黒は、婚活シーンでは避けた方が無難です。明るく爽やかな印象を与えるネイビーやグレーがおすすめです。また、ライトグレーやライトベージュなどのさらに明るい色合いを選ぶことで顔色も明るく見えます。

ポイント④季節感

似合っている物を身に着けていたとしても、季節感を度外視しては違和感を与えてしまいます。「これしか持ってないのかな」とお相手に誤解されてしまう可能性もあります。好印象を与えるには、季節感を意識することも大事です。

季節感は色と素材で出します。季節ごとに以下の点に気を使ってアイテムを選びましょう。

【春】
ライトなネイビーかグレーのスーツやジャケットがベター
シャツは白で、ネクタイやチーフで華やかにすると印象が良い

【夏】
ジャケットは、コットンやリネンなどの吸水性に優れた素材を選ぶ
ジャケットを脱いでワイシャツのみになる場合もあるのでアンダーシャツが透けないように気を付ける
シャツはライトブルーなどの爽やかに見える色を選ぶ

【秋・冬】
色はダークなネイビーかグレーがベター
素材はウールがおすすめ
ネクタイは同色系のストライプなど柄物もOK
コートやマフラーなどはシンプルな物を選んだ方が無難

お相手に好印象を与えるには「清潔感」が大切です。清潔感とは、単に清潔であることだけではなく、好感が持てる印象や、信頼できる雰囲気、一緒にいて不快にならないことや違和感がないことなどを表しているものです。シワが寄っていたり、汚れていたりしては、せっかく似合うスーツを着ていても印象ダウンになってしまいます。お見合いの服装で意識すべき点を見ていきましょう。

身に着けるものにほころびがないか

着古したスーツはもちろん、シワや汚れ、擦れなど、何らかのほころびが見える物は、お相手にだらしない印象を与えてしまいます。特にジャケットやシャツは、お見合い中の着席時にも見えるので注意が必要です。

シャツは、襟や袖など自分から見えない部分が汚れている場合もあるので、洗濯でも落ちない汚れならば新調しましょう。パンツの裾やお尻のテカリ、靴の汚れなども意外と目立つので抜かりなくチェックしましょう。

においはきつくないか

衣服に染み付いたにおいや、体臭、口臭などにも気を使いましょう。香水は好みなどがあるので、お見合いの席では避けた方が良いかもしれません。香水などの香りでごまかさず、根本的な原因に対処した方がにおいの解決にも繋がります。普段から歯磨きやデオドラントケアをして、においのケアも怠らないようにしましょう。

ひげ・鼻毛・口元は整えられているか

ひげは伸びていないか、鼻毛が飛び出ていないか、唇は荒れていないかなど、口元の清潔感にも気を付けましょう。前日までのケアに加えて、お見合いの前にトイレに寄って最終チェックをしておくことも大切です。

姿勢が悪くないか

背筋がピンとしていて姿勢がいいと、スタイルが良く見えるだけでなく、自信があるようにも見えます。良いスーツを着ていても、姿勢が悪いと素敵には見えません。スーツをクールに着こなすためには、姿勢もファッションの一つとして捉えると良いかもしれませんね。

また、着席時に足を組むのは、姿勢が崩れますし、だらしない印象にもなるので控えましょう。

音は大き過ぎないか

お見合いでの会話の声やカップを置く音など、大きな声や音は意外と目立ちます。お見合いの場は周りにも人がいますし、自分が出す音にも注意が必要です。生活音が大きいとガサツな印象を与えてしまう可能性があるので、普段から自分の出す音を意識してみてください。分からない場合は、周りの人に聞いてみることをおすすめします。

お相手以外の人への態度が雑になっていないか

お相手に対してどんなに優しく誠実に接していても、店員さんへの態度が横柄だったり、周りの方への配慮がなかったりすればがっかりされてしまいます。そういったところをチェックしている人もいるので、お相手だけでなく、周りの人にも気を使いましょう。

お見合いでは、きちんとした印象を与えるスーツやジャケパンスタイルがベターということが分かりましたね。TPOに合った服装に加え、清潔感も出せると、よりお相手に良い印象を残せるでしょう。

ゼクシィ縁結びエージェントでは、マッチングコーディネーターがお見合いでの服装や清潔感の出し方についてもアドバイスします。自分を客観的に見ることは意外と難しいので、第三者からのアドバイスやチェックは婚活に役立つはずです。婚活に興味のある方は、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてください。

取材・文／坂田圭永

【監修】
一色美華さん
30代婚活女子メンタルサポート専門家。自身も結婚相談所でスピード婚をした経験を持つ、元大手結婚相談所カウンセラー。600名以上の相談実績から、恋愛が上手くいかない人の感情のパターンを読み解き、本来の“愛される自分”を取り戻す「パーソナルLOVEレッスン」を主宰。結婚相談所の婚活を推奨するコンサルタントとして、公式ブログやインスタグラムで婚活女子へ応援メッセージを発信している。
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