お見合いが成立しない原因とは？現状から見直すべきことやするべきことを教えます

婚活中の人の中には、お見合いを成立させるのが難しいと感じている人もいるのではないでしょうか。お見合い成立は結婚相談所の婚活の最初のステージでもあるので、ここでペースダウンしてしまうと気持ちも萎えてしまうことでしょう。では、お見合いが成立しない理由とは何なのでしょうか。見直せるポイントや、お見合いを成立させるためにするべきことを、婚活コンサルタントの菊乃さんに伺いました。

申し込みをしても断られる、そもそも申し込みが来ないなど、なかなかマッチングせずお見合いが成立しない場合、何が原因なのでしょうか。考えられる理由を挙げてみました。

高望みしすぎている

条件面や写真の印象が良い人には人気が集まります。その分お見合いの申し込みもたくさんあるのは当然です。スペック重視で競争率の高いお相手にばかりに申し込みをしていては、お見合いの成立率も限りなく低くなってしまうものです。

吟味しすぎている

自分からの申し込みもお相手からの申し込みも、条件や理想との合致度を気にしすぎてしまい、なかなかお見合いが成立しない人もいます。会う前から考えすぎてしまい、何もできなくなってしまうのはよくあることです。

プロフィールが不十分である

プロフィールの内容が不十分だったり、写真が笑顔ではなかったりと、プロフィールに問題がある可能性もあります。お相手はプロフィールを見てお見合いに進むかを判断するので、写真の雰囲気や情報不足などにより人柄をイメージしにくいプロフィールだとお見合いを成立させるのは難しくなるでしょう。

お見合いが成立しないと婚活がなかなか進まず、婚活期間だけが延びてしまう可能性もあります。お見合いが成立しない現状を改善するポイントを紹介します。

希望の条件を見直す

お見合いが成立しない人の中には、お相手に求める条件が多すぎて、申し込みやご紹介がしづらい状況になっている可能性があります。年齢や年収、居住地など、お相手に求める条件は、多くの人が入会時に入力したままで更新されていないことが多いので、定期的に見直すようにしましょう。

お相手への希望もあるとは思いますが、条件は広くしておいた方が申し込みも入りやすいです。

自分の中での婚活目的を整理する

お見合いの申し込みを吟味しすぎてしまう人は、一度婚活をする目的を考えてみましょう。「何のために婚活しているのか」「なぜ結婚したいのか」などを考えることでゴールが明確になるので、婚活へのモチベーションも変わるはずです。

最初は周囲に影響されて婚活を始めたという人も、自分はどうなりたいのかを考えるきっかけになるかもしれません。

自分のプロフィールを見直す

お見合いの申し込みが来ない人は、プロフィールや写真を見直すことをおすすめします。プロフィールを見て「会いたい」と思ってもらわなければ、お見合い成立は難しくなってしまいます。

自分本位な内容になっていないか、簡潔で読みやすいか、写真から清潔感は伝わるかなど、見直してみましょう。自分で分からない場合は、友人に確認してもらったり、マッチングコーディネーターにチェックしてもらったりするのも手です。客観的な意見は「お相手目線でどう見えるか」ということにもつながります 。

紹介された人にはお見合いを申し込む

結婚相談所から紹介された人には、積極的に申し込みをしましょう。紹介される人なら、自分の条件からそんなに離れていないお相手のはずです。

プロフィールや写真だけでは分からないことも多いので、データだけで判断せずに取りあえず「申し込みをする」「会ってみる」ということが大切です。

返事はすぐにする

お見合いが成立しない人の中には、お見合いの日程が決まらなくて流れてしまっているということもあります。結婚相談所によって違いますが、お見合いの申し込みは１週間以内でお返事をするところが多いです。とはいえ、7日目に「OK」のお返事をしても、「他の人と検討していたのかな」とお相手のモチベーションも上がりません。

申し込みが来たその日に返事をする必要はありませんが、返答期限のギリギリになって返事をするのは避けた方が良いです。

お見合いが成立しない人の中には、思うようなお相手に巡り合えないと感じている人もいるでしょう。その場合、根本的に今の婚活が合っていない可能性もあります。では、どのように婚活方法やスタンスを見直せば良いのでしょうか。

気になるお相手が見つからない場合

気になるお相手が見つからないと感じている人は、婚活手段を変えてみてはいかがでしょうか。お相手への条件を気にしすぎているケースが考えられるので、婚活パーティや街コンなど、まず会うことから始まる婚活に変えてみるとスムーズに進むかもしれません。

結婚意識が低い人は、真剣な出会いを求めている人が多い結婚相談所での婚活ではなく、マッチングアプリや街コンなどで気軽な出会いから始めるのも良いでしょう。

受け身になっている場合

婚活意欲はあるけれど自分からお相手を探さず、お相手からの申し込みに答える形で活動している人もいるかもしれません。その場合、申し込みが来たときはお見合いを受けて、取りあえず会ってみてはいかがでしょうか。そのためには、申し込みがされやすくなるようプロフィールや写真を充実させましょう。

自分から申し込む場合は、吟味しすぎず、少しでも「いいな」と思ったお相手には申し込みをしてみましょう。自分から動くことで気持ちや婚活の流れが変わるかもしれません。

最後に、お見合いが成立するにはどうすれば良いのか、成立率を上げるポイントをご紹介します。

周囲の人やマッチングコーディネーター に相談する

なかなかうまくいかないときは、自分一人で頑張ろうとせず、客観的なアドバイスをもらった方がすんなり進むときもあります。 例えば、マッチングコーディネーターなどのプロの意見を聞けると改善点が見えてくるかもしれません。友人や婚活仲間に相談するのも良いでしょう。

自分を客観視する

自分の長所やアピールポイントを見つけるためにも、客観視することは大切です。

お相手へ求める希望や理想ばかりになってしまうと、お見合いは成立しづらくなります。自分はどんな人なのか、どんな魅力があるのかなど、等身大でアピールできるポイントを見つけられると、自分に合ったお相手も見えてくるはずです。

結婚相談所の婚活は、お見合い成立が最初のステージです。お見合いが成立しないと次の段階には進めないので、できれば頑張りたいところ。何か原因があるはずなので、一人で悩まずマッチングコーディネーターや友人に相談しましょう。

ゼクシィ縁結びエージェントの婚活は、お見合いを成立させるために、マッチングコーディネーターがプロフィールの書き方からアドバイスします。現在悩んでいる人や、婚活を始めたいと思っている人は、気軽に無料カウンセリングからご相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／坂田圭永

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。化粧ポーチすら持ち歩いたことがないダメ女から、管理職時代に培った人材育成スキルを活用し、女としてのレベルアップに成功。女磨きと同時に備忘録として始めたブログが、ロジカルで毒舌と人気になり、2011年に恋愛コンサルとして独立。主な著書に、『あなたの「そこ」がもったいない。』（すばる舎）、『なぜか愛される女がしている73の習慣』（双葉社）などがある。
公式サイト：https://www.bestpartner-prj.jp/