お見合い写真では何が大切？服装・髪型・メイクで好印象を与えるコツを教えます！

婚活プロフィールを見て、会うかどうかを判断する大きな決め手となるのが“お見合い写真”です。お見合い写真で大切なこととは？服装・髪型・メイクなど、お見合い写真の基本から、似合うデザインや色、ポージングなどの自分をより素敵に見せるコツまで、異性間コミュニケーション協会代表理事で婚活スペシャリストの佐藤律子さんに聞いてみました。フォトスタジオの選び方も紹介します！

お見合い写真は、基本的にフォトスタジオなどで写真のプロに撮ってもらいましょう。マッチングアプリなどの手軽な婚活では自撮り写真でも構いませんが、やはりプロに撮ってもらった写真と自分で撮った写真は違います。結婚に対する本気度も伝わりますので、結婚相談所のお見合い写真はプロに撮ってもらうことをおすすめします。

そして、多くの写真から選んでもらうには、自分らしさを出すことを意識しましょう。それは個性を出すという意味ではなく、チャームポイントや褒められるところを強調させるということです。

例えば、「笑顔が可愛い」とか、「表情がいい」などと褒められたことがあるなら、笑顔や表情で勝負したり、唇や目などのパーツが印象的な顔立ちだったら、パーツを少し強調するメイクにしたり……。自分の個性を知ってそれを生かすことは、多くの写真から選ばれることに繋がるでしょう。

お見合い写真の基本

お相手に良い印象を与えるお見合い写真とは？服装・髪型・メイク別に説明します。

お見合い写真におすすめの服装

女性は、ワンピースや、ブラウス、スカートなどの、清潔感のある服装がベターです。

色は、黒やグレーはなるべく避けること。黒は威圧的に見えやすいですし、グレーは印象が薄くなります。お見合い写真は自分が主役なので、明るい色を選びましょう。

おすすめは、白みが混ざっている色。白を含め、水色やピンクといった、白が入っているカラーがよいです。レフ版効果で、顔色もよく見えますよ。

男性は、スーツやジャケットスタイルが基本で、男性も清潔感や爽やかさを心掛けましょう。色は、ネイビーやブラウンなどの落ち着いたベーシックカラーでまとめると、品よく見えます。

お見合い写真におすすめの髪型

髪は髪型というより、ツヤと清潔感が大切です。髪の毛にツヤがあると、若々しく明るい印象を与えます。ヘアケアをしたり、ヘアサロンに行ったりして、ツヤのある髪を心掛けましょう。

髪が全体の印象に及ぼす効果は意外と大きいので、髪型よりも質にこだわった方がよいかもしれません。

お見合い写真におすすめのメイク

肌の美しさを生かした自然なメイクを心掛けること。つけまつげやカラーコンタクトは、派手なタイプという印象を与える可能性があるので、付けない方が無難でしょう。

また、フォトスタジオで写真を撮る場合、メイクはプロの方にしてもらうこともあります。撮影当日に初めて会ってメイクをしてもらうのではなく、できれば事前にメイクのリハーサルや打ち合わせをしておいた方が安心です。

前もって話しておくことで、「こういう雰囲気にしてほしい」という希望は伝わりますし、撮影当日の「少しイメージと違う」という不満は避けられるでしょう。

自分をより素敵に見せるコツ

自分の体形や肌から、より魅力的に見せるにはどうすればよいのでしょう。

パーソナルカラーを取り入れる

パーソナルカラーとは、自分が生まれ持った肌や髪、瞳の色に調和した、自分に似合う色のことです。パーソナルカラーを身に着けると、顔色がよく見えたり、小顔に見えたりと、嬉しい効果が期待できます。

パーソナルカラーの見つけ方は、パーソナルカラー診断を行っているサロンで見てもらったり、ウェブサイトで簡単に調べたりする方法もあります。パーソナルカラーが分かったら、自分を魅力的に見せてくれる色なので、ぜひファッションに取り入れてみましょう。

骨格に合うデザインを見つける

人それぞれ骨格が違いますので、自分の骨格や体形に合った服装は、自分をより素敵に見せてくれます。プロに頼んで骨格診断をすれば分かることですが、そこまで時間とお金をかけたくない人は、いろいろなシルエットの白のワンピースを着てみてください。

白のワンピースは、色や柄の影響を受けずにシルエットに注目できます。自分の骨格に合うか合わないかが分かりやすいので、フレアからタイト、シャツワンピースまで、さまざまな形のワンピースを、白に限定してたくさん着てみましょう。その中で似合うものが、自分の骨格に合うものです。

他の色でも同じような形が自分に似合うデザインといえるでしょう。

好印象を与える表情をつくる

写真撮影のときは、緊張からつい目を見開く人がいます。目に力を入れすぎると、表情も硬くなり、怖い印象を与えてしまいます。

柔らかい表情をつくるコツとしては、子犬や子猫などを見たときの表情を意識しましょう。可愛いと思うときは、表情が少し緩んで自然な笑顔になります。

また、顔も筋肉でできているので、すぐによい表情をつくれないこともあります。写真撮影の前に、顔のマッサージをして筋肉をほぐしておくこともおすすめです。

自分がよりよく見えるポージングを意識する

顔周りに手を置いて小顔に見せたり、ほうれい線を消したり、体の向きが正面だと太めに見えるので体を斜めにして細く見せたり……。

コンプレックスをカバーしたり、自分がよりよく見えるポージングを知ったりすることは大切です。撮影のときは、ある程度フォトグラファーが指示してくれますが、自分が一番素敵に見えるポーズや顔・体の向きなどを研究しておくと良い写真が撮れるでしょう。

フォトスタジオを選ぶ基準

フォトスタジオを選ぶ際は、自分に必要なサービスがあるかを確認しましょう。そして、セット料金なのかオプションなのかなどの確認も必要です。何をチェックすればよいのか挙げてみました。

ロケーション撮影ができる

お見合い写真にはロケーション写真も加えたいので、屋外撮影も可能なスタジオを選びましょう。

屋外で撮った写真の方が、爽やかな印象を与えられますし、表情も柔らかくなる傾向があります。

写真の加工修正をしてくれる

写真のある程度の加工修正は必要です。

シミやシワを消したり、肌のトーンを明るくしたりと、不自然にならない程度の加工はしてもらいましょう。

データ納品が可能である

お見合い用の写真はデータで使用することが多いですが、念のため写真の受け渡し形式がデータなのかを確認しておきましょう。

写真の見本を確認する

フォトスタジオのホームページに、写真の見本が並んでいますので、ひと通り確認しておきましょう。

フォトグラファーによって、特徴や得意な撮り方がありますので、自分が撮ってもらいたいような写真を撮っているスタジオを選んだ方が希望通りの写真になるでしょう。

「会いたい」と思われる写真を目指そう

お相手に「会いたい」と思われるために、お見合い写真はとても大切なものということが分かりました。好印象を与える写真の基本や、よりよく見せるコツをマスターして、魅力的な写真を目指しましょう。

ゼクシィ縁結びエージェントの婚活は、写真の撮り方やフォトスタジオなどのアドバイスも可能です。無料カウンセリングを実施していますので、ご興味のある人は、ぜひ受けてみてください。

取材・文／坂田圭永

【監修】
佐藤律子さん
婚活スペシャリスト。異性間コミュニケーション協会代表理事。株式会社アートセレモニー代表取締役社長。会社員からウエディングプランナーへ転職し、2001年ウエディングと婚活事業で起業。1000組以上を結婚に導いた経験から、異性間コミュニケーション協会を設立。自治体婚活イベントのカップル成立率60%以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ3万人を超える。主な著書に『ずるいくらい思いのままに恋が叶う』（かんき出版）、『7日間で運命の人に出会う！頭脳派女子の婚活力』（青春出版社）などがある。
公式サイト：https://www.iseikan.jp/