目次
婚活女子とは? 婚活女子の年代は? 婚活女子が陥りがちな3つの考え方
  • まだ自分を若いと思っている
  • 自分を「普通」と思っている
  • 「普通」の男性を探している
婚活を成功させたい人へのアドバイス
  • 視野を広く持つ
  • 自分から動いてみる
  • 「普通」について考えてみる
自分に合った婚活方法を選ぶことも大事

婚活女子とは、結婚を意識して積極的に婚活に取り組んでいる女性たちです。年齢や職業、婚活の方法はさまざまですが、「恋愛や結婚になかなか踏み出せない」「現実よりもイメージが先行している」などの共通するいくつかの特徴があります。そこを踏まえて、婚活中の人もこれからの人も、理想のお相手に出会ってハッピーな結果が出せるように、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんに、婚活女子の特徴や年代について伺い、婚活の成功に向けてのアドバイスをしていただきました。

婚活女子とは

婚活女子とはさまざまな方法で婚活をしている女性たちのこと。その方法は、マッチングアプリ、結婚相談所、婚活パーティなどの婚活サービスから、合コン、街コン、サークルまでさまざまです。そして、婚活をしようと思った理由も「結婚した友人が幸せそう」「結婚したいけれど相手が見つからない」「恋愛に慎重だから」などいろいろあります。

「婚活をしている」と言葉に出す人もいますが、「人に知られるのは恥ずかしい」と婚活をアピールしない人もいます。婚活女子は年々増えていて、「婚活実態調査2021(リクルートブライダル総研調べ)」によれば、2017年から5年間で約1.7倍に。調査によれば、2021年には30.2%の女性が婚活サービスを利用経験ありと答えているので、実はあなたの近くにも婚活女子がいるかもしれません。

婚活女子の年代は?

婚活女子とは?婚活女子のリアルから、理想の相手に出会えるコツまで

では、婚活女子はどの年代の人が多いのでしょう。「婚活実態調査2021(リクルートブライダル総研調べ)」によれば、2021年に婚活サービスを利用している女性の年代は30代が34.4%、20代が29.3%、40代が26.9%と年代間に大きな差はなく、幅広い年代層の独身女性が婚活をしていることがわかります。

婚活女子とは?婚活女子のリアルから、理想の相手に出会えるコツまで

出典:婚活実態調査2021(リクルートブライダル総研調べ)

20代で婚活を始めようとすると、「まだ早いのではと言われた」ということもあるかもしれませんが、データを見る限り早すぎることはありません。また、20代の婚活女子は2017年から2021年の5年間で約2倍の伸びを見せていて、早い時期に行動し始める傾向がうかがえます。結婚したいと思うタイミングや将来設計は一人一人違うので、年齢にとらわれることなく、自分のペースで婚活を始めましょう。

婚活女子が陥りがちな3つの考え方

婚活女子とは?婚活女子のリアルから、理想の相手に出会えるコツまで

年齢も婚活の理由もさまざま婚活女子ですが、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんによると、よく陥りやすい考え方の注意点があります。それは、結婚のリアルに気づかないまま、結婚年齢・婚活のタイミング・相手に求めることをふんわりとイメージでとらえてしまっていることです。

まだ自分を若いと思っている

平均初婚年齢は男性で31歳、女性は29.4歳(2020年人口動態統計/厚生労働省)と、30歳前後で推移しています。そこで「みんな30歳目前で結婚しているなら、20代ではまだまだ」と考える人が多いと菊乃さんは指摘します。

ところが、結婚する人が一番多いのはそのマイナス3歳、つまり女性では26歳がピークです(2020年人口動態統計/厚生労働省)。実はシニア婚が増えて平均年齢を引き上げているのであって、初婚年齢のピークは今も20代半ばなのです。

自分を「普通」と思っている

職場や学校の同期、仲のいいグループの中にいると、「みんなと同じだから大丈夫」「私は普通」と思ってしまいがちですが、そうした限られた範囲の「普通」は、いわゆる普通ではないこともあります。たまたま周囲に自分と同じような独身の人が多いだけかもしれません。

 また、女性の70%が婚活サービスを利用せずに結婚しているので(婚活実態調査2021/リクルートブライダル総研調べ)、婚活をしないのが普通と考える人も多いでしょう。でもそれは、見方を変えると、すでに30%の人は婚活サービスを利用していると考えられます。また、近年では婚活サービスを利用する人の数は増加傾向にあります。「普通」は見方や時によって変わってくるのです。

「普通」の男性を探している

理想の相手を聞くと、「普通の人」と答える人が多いのですが、その「普通」は高望みのことがしばしばです。例えば、大学を卒業していて、年収は600万円くらい、話がおもしろく、自分と共通の趣味を持っていて、料理や家事も自分でできるということは、本当に「普通」でしょうか。

年収や学歴、結婚観などで、自分が「普通」と思っていることは、現実では「平均以上」かもしれません。ということは、そういう男性は決して多くいるわけではないので、婚活では激戦になると思っておく方がいいかもしれません。

また、1つの条件だけならば当てはまる男性は多いので「普通」「一般的」といえるかもしれませんが、多くの条件を兼ね備えた男性は「普通」ではなく、「平均以上」の人気者であることが多いのです。

婚活を成功させたい人へのアドバイス

婚活女子とは?婚活女子のリアルから、理想の相手に出会えるコツまで

幸せな結婚を目指して婚活をするとき、何に気を付け、どのようにすればいいのかを菊乃さんに伺いました。

視野を広く持つ

晩婚化や平均初婚年齢などのデータだけで安心しないように、また、自分にとってプラスの情報だけを信じずに、幅広い情報や知識を手に入れましょう。会社や仲良しグループ以外のいろいろな集まりに顔を出してみるのもおすすめです。

自分から動いてみる

何かが起こるのを待つのではなく、例えば自分から誘うとか、自分から申し込むといった行動を起こしてアプローチをすることが大切です。そうすると前向きな気持ちになれますし、そういう姿勢はちゃんと相手に伝わります。

「普通」について考えてみる

自分についても、理想の相手についても、自分の思う「普通」は本当に「普通」なの?と、一度考えてみましょう。「普通」の基準は、年齢や立場、状況によって変わることもあります。どこにも存在しない「普通」を追い掛けて疲れてしまわないように、ニュースや情報をチェックし、自分の周りを見て、イメージとリアルのギャップを埋めましょう。

自分に合った婚活方法を選ぶことも大事

婚活女子と一口に言っても、婚活を進めるペースや一人一人の性格によって、婚活方法は人それぞれです。

婚活には、アプリや結婚相談所に登録したり、婚活パーティに参加したり、さまざまな方法があるので、自分に合った婚活サービスを選ぶことも大事です。例えば、一人で物事を決めていくのが苦手な人やうっかりさぼってしまいがちな人ならば、マッチングアプリよりも、専任のタ担当者がアドバイスしてくれる結婚相談所での婚活の方が向いています。

ゼクシィ縁結びエージェントでは、入会を迷っている場合でも無料カウンセリングで相談することができます。ぜひ活用してください。



取材・文/福原敦子



【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談のほか、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。
29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。
著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)など。
公式サイト https://www.bestpartner-prj.jp/
Twitter https://twitter.com/koakumamt
恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog http://ameblo.jp/koakuma-mt/

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