- 人とスムーズに関わることができる
- 責任感がある
- 経済的・精神的に自立している
- 家事や育児に前向き
- 自ら考え動ける力がある
- 自分の意見を押し付けずに話を聞いてくれるか
- 長い時間一緒にいて疲れないか
- 本音で話せるか
- 約束を守るか
- 小さな嘘をつかないか
- 言動に一貫性があるか
- 思いやりがあるか
- 感謝の言葉を表現できるか
- 人によって態度を変えないか
- 価値観が違いすぎないか
- 共感力があるか
- 自分が結婚生活に求めることを明確にする
- 完璧を求めすぎない
- 感情だけで判断しない
- 相手を変えようとしない
- 幸せは一緒につくるものと心得る
結婚相手にふさわしい男性の特徴にはどんなものがあるのでしょうか。理想の相手を見極める際のチェックポイント、一緒にいて幸せになれる相手を選ぶために必要な心構えなどについて、婚活事情に詳しいブライダルコンサルタントの江頭美鈴さんに教えてもらいました。
結婚相手にふさわしい男性の特徴

結婚相手としてふさわしい男性には、どんな特徴があるのでしょうか。
人とスムーズに関わることができる
感じよくあいさつができる、会話のやりとりができることは重要です。
結婚生活は自分たちだけでなく、実家の家族や親戚とのつながりが必要な場面が多くなります。また、近所や地域の人、マンションであれば管理人さんなど、さまざまな人と関わりながら生活していきます。何かの時には助けてもらうこともあるかもしれません。
関わりをシャットダウンすることなく、オープンマインドで接することができる人とは、円満な結婚生活を送れそうです。
責任感がある
家庭生活は仕事と同様に、トラブルやイレギュラーなことが起こり得ます。例えば、子どもを授かった時には責任感を持って育てていくこと、親の介護が必要になった時には前向きに取り組むことも必要になってきます。
そんな時に「大丈夫。任せておいて」「それはこうしよう」など、責任感を持って取り組もうとしてくれる人であれば、一緒に生活する上で安心感を持てるでしょう。
経済的・精神的に自立している
生活をしていくためには、経済的にも精神的にも自立し安定していることが大切です。
独身なら実家を頼ったり、自分のことだけを考えていれば済むケースもありますが、結婚後は協力し合って生活をし、何かあっても解決しようと努力するなど、自分たちの足で堅実に歩んでいくことが必要になります。
依存傾向が少なく自立できている人は、現実逃避して自分の趣味やギャンブル、アルコールなどに過度に偏ってしまうこともなく、家族の将来に関しても建設的に考えられるでしょう。
家事や育児に前向き
結婚生活は、仕事のほかに家事や育児などの共同作業を伴います。仕事をしていない・仕事量が少ない方がメインで家事をする場合でも、具合が悪い日などが出てくることがあります。
普段からごみ出しをしたり、休みの日はご飯を作ってくれたり、掃除や洗濯を進んでやってくれる人であれば、いざという時にも前向きに協力してくれるでしょう。
結婚前のお付き合いをする中で、さりげなく家事や育児に対する考えを聞いてみたり、相手の家の様子や行動を見ると、結婚後の家事・育児に対する姿勢も見えてくるかもしれません。
自ら考え動ける力がある
日頃のデートプランを一緒に考えてくれたり、旅行チケットを取ってくれたり、能動的に動いてくれる男性は、一緒により豊かな人生を歩めるでしょう。
例えばどこかに旅行する際に、場所選び、準備、荷ほどきなどを手伝わないような人だと、旅行をすること自体が嫌になってしまうかもしれません。反対に、日常の小さなことでも、例えば「ここに棚があると便利だね、明日買ってこようか」と提案してくれる男性は結婚に適していると言えます。
結婚相手にふさわしい男性を見極めるポイント

前章で挙げたような、結婚相手にふさわしい男性を見極めるためのチェックポイントを紹介します。
自分の意見を押し付けずに話を聞いてくれるか
お付き合いをしている時と比べ、結婚生活では小さなことから大きなことまで決めなければならないことが多くなります。
独身の時は、住む場所や家具や車選び、休みの過ごし方など、なんでも自分一人の考えで決められますが、共に生活をしていく上では、意見交換しながら、お互いに尊重し合って決める必要があります。
お付き合いの段階から、デートの日程や行き先、食べるものなど、自分の意見ばかりを押し通そうとせずに「どうしたい?」と聞く耳を持ってくれているか、こちらの意見に「それはいいね」と取り入れてくれるかチェックしてみましょう。
長い時間一緒にいて疲れないか
ずっとふたりでいて疲れないかどうかも重要なチェックポイントです。
お付き合いをしている時は、一緒にどこかへ出かけたりご飯を食べたりして、デートが終わるとそれぞれ自分のペースに戻ります。
結婚すると、同じ空間の中で別々のことをしている時間も出てきます。自分は音楽を聴いていて、相手は昼寝をしているなど。時にはこちらが疲れているのに、テンション高く話しかけてくることもあるでしょう。また電気代を気にして小まめに消しているのに、相手はつけたらつけっぱなし……ということもあります。
結婚生活はロングランで、何げない小さなことの積み重ねです。それでも疲れないかどうか考えてみましょう。
本音で話せるか
一緒に生活をしていく上で、相手のことを気にして本音で自分の気持ちを言えないとだんだんつらくなってきます。相手は反対するかなと思っても、私はこう思っている、こうしたいということをタイミングや言い方を考えつつも伝えることは大切です。
例えば「お正月は自分の実家にも帰りたいな。そちらの実家に1日泊まって、次の日はこちらの実家に泊まるのはどう?」などと彼の意に反して提案することもあるかもしれません。お付き合いしている段階で、本音で自分は話しているか振り返ってみましょう。
約束を守るか
約束の時間を守ったり、「明日連絡するね」など「○○する」といった小さな約束を守れるかどうかもチェックポイントです。
相手は悪気がないのかもしれませんが、うっかりが重なる場合、実はあなたとの約束を軽く見ていて、誠実さが足りないのかもしれません。
小さな嘘をつかないか
会う約束をしていたのに、「急な仕事が入った」と直前でドタキャンされた場合。実は「ただ単に疲れていて一日寝ていたいから」という理由だったとしても、小さな嘘が重なると不信感が出てきます。
言いにくかっただけで本人は嘘をついている意識がないとしても数回繰り返すようであれば、不安が積み重なって大きくなってしまいます。嘘をつく人でないか、日頃から意識しておきましょう。
言動に一貫性があるか
例えば「子どもが好きなんだ。結婚したらたくさんいてもいいな~」と言っていたのに、デートの最中、近くで騒いでいる子どもたちに不満そうにするのは、行動に矛盾があります。
また「料理は結構なんでも作れるよ」と言っていたのに、家に行ったら料理の道具が全然なくて、到底お料理をしている雰囲気がないなど、言っていることと行動や事実が違うことが多い場合には、ちょっと立ち止まりましょう。

思いやりがあるか
重い荷物を持っていたら、さりげなく持ってくれたり、開けたドアを押さえて中に入るのを見届けてくれたりなど、ちょっとした気配りや気遣いがあるかどうかもチェックポイント。自分のことだけでなく、相手のことも考えられる人かどうかということが分かります。
思いやりがあり、こちらのことも尊重してくれると、理解し合えて結婚生活の土台も築いていきやすいでしょう。
感謝の言葉を表現できるか
素直に「ありがとう」を言える男性は、周りへの感謝をきちんと表現できる人です。
例えばレストランでお店の人に「おいしかったです、ごちそうさまでした」と伝えたり、タクシーを降りる際、運転手さんに「ありがとうございました」と言っているか気にしてみましょう。
結婚生活では周りの人に助けてもらう場面も出てくるので、感謝の言葉を素直に言えることも大切です。
人によって態度を変えないか
上司や先輩などにはとても愛想が良いのに、後輩や店員さんなどへの態度や言動が横柄でないかチェックしましょう。第三者へどのような接し方をしているのかを見ると、相手の人間性や気質や価値観が垣間見られることがあります。
価値観が違いすぎないか
金銭感覚を含め、自分と価値観が合っているかどうかは大きなポイントの一つです。
環境の違う中で育ってきたふたりが築く結婚生活は、価値観のぶつかり合いがあるのは自然なことです。その中でもあまりに懸け離れていて、近づいていく可能性が低いと一緒に生活することが難しくなる場合もあります。長い結婚生活を想定して、お互いの価値観について話す機会を持つと良いでしょう。
共感力があるか
嬉しい時は一緒に喜んでくれたり、悲しい時には受け止めてくれたりすると心の支えになります。
時には愚痴を聞いてほしいこともあるのに、「人の悪口なんか聞きたくない」とバサッと切られると寂しくなります。共感力があると、どんな自分も受け入れてくれる大切な人という安心感が生まれるでしょう。
結婚相手を選ぶための大切な心構え

理想的な結婚相手を選ぶにあたって大切な心構えを解説します。
自分が結婚生活に求めることを明確にする
現段階で「結婚したらこんな生活をしていきたい」という自分の結婚観を明確にしましょう。
こだわりすぎず、柔軟に結婚観を変化させていくことも必要ではありますが、しっかり内観することで、自分が最も大切にしている核の部分も見えてくるでしょう。自己理解を深めることは、自分に合った相手を見つけやすくする秘訣(ひけつ)の一つです。
完璧を求めすぎない
現実を直視せずに理想ばかりを追い求めてしまうと、実は自分にとても合う大切な人を見逃してしまうかもしれません。
理想を持つことは大切ですが、結婚相手や結婚生活に完璧を求めるのではなく、「清濁併せのむ」つもりで、良いところも悪いところも受け止めるつもりで進みましょう。
感情だけで判断しない
恋愛感情が波のように押し寄せている時は、冷静さを欠き、正確に判断ができなくなることがあります。相手に対して燃えるような想いを持ったり、夢中になることは素晴らしい経験です。しかし、落ち着いていろいろ見えてきた時に、一生共に人生を歩めるかを考えることも必要です。周りの人の客観的な意見に耳を貸すことも大切です。
相手を変えようとしない
どんな人にも欠点はあります。相手の欠点と思えるところを「結婚生活の中で私が直してあげる」という考え方は、実際には難しい側面が多いです。
相手の嫌なところも含めて受け止める覚悟や、自分がどのように容認していけるのか、相手を変えるのではなく自分を変える努力をすることが重要です。
幸せは一緒につくるものと心得る
相手に幸せにしてもらいたいと思うと同時に、自分もこの人を幸せにしようと思えるかどうか見つめてみましょう。
ふたりで一緒に人生を歩むことで、ひとりでいるよりももっと心豊かに生きていけたら、自分にとっての最高のパートナーです。どちらか一方が幸せにするのではなく、共に手を取り合ってお互いが成長し合える関係性をつくれたら、最高に幸せな夫婦になれるでしょう。
結婚相手を見極める自信がないならプロに頼ってみては

結婚相手としてふさわしい男性の特徴や見極め方について解説してきましたが、あくまで一般的に言えること。実際どんな人が自分に合っているかは人それぞれで、何が正解ということはありません。そのため自分自身の心の声を聞く、事前に相手と価値観を擦り合わせるなどの行動が大切です。
一人で結婚相手を見極める自信がない場合は、結婚相談所の利用も検討してみましょう。結婚相談所では、経験豊富なコーディネーターに相談しながら効率よく婚活を進めることができます。
結婚相談所での婚活について詳しく知りたい方は、入会前にまず無料カウンセリングを活用するのがおすすめ。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施しているので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文/前川ミチコ
【監修】
江頭美鈴さん
M.E.プロダクション 代表/一般社団法人 エグゼクティブ・イメージコンサルタント 代表理事
東映株式会社の専属女優を経て、アナウンサー・司会等の話す仕事へ転向。NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師、一般社団法人全日本ブライダル協会ブライダルコンサルタント、全日本ブライダルMCアライアンス所属。ICBインターナショナル認定イメージコンサルタント、NPO法人日本交流分析士協会心理カウンセラーなど。「話し方」「ファッション」「マナー」「心理」の4つの専門スキルを統合した独自カリキュラム、メソッドを開発。現在は、婚活講師、マナー講師、話し方講師をはじめ、企業・団体の人材育成に携わる。
公式サイト:https://me-pro.biz/index.php
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