お見合いデートは3回目が大事!見極めのポイントとおすすめのデートプラン

お見合いで出会った相手と迎える３回目デートが、実は婚活でとても重要なタイミングです。３回目のデートが大切な理由を婚活コンサルタントの澤口珠子さんに伺いました。注意すべきこと、確認しておくべきポイント、おすすめのデート内容についても、詳しく教えてもらいました。

まず１回目のデートでは、自分との相性や相手を異性としてどう感じるかを直観で判断します。２回目のデートは、自分の感覚が正しいかどうか答え合わせをするイメージです。そして次の３回目のデートはとても大事な分岐点になります。相手と交際を開始するか、先に進まず仮交際を終了するかを決断するのに適したタイミングです。
交際を開始せずに4回目以降もデートが続く場合は、お互いに交際を申し込むかどうかを迷っている可能性があります。交際をしていない様子見の状態をあまり長引かせると、関係を進展させるのが難しくなります。3回目のデートでしっかり相性を見極め、いいなと思ったら告白し、交際に進めることが大切です。

フィーリングが合う

まず、３回デートをしても違和感がないかどうかを確かめましょう。結婚相手はずっと日常を共にするパートナーなので、フィーリングが合うことは重要なポイントになります。例えば、手をつないだときに「何か違う」と感じる相手は、生理的に合わない可能性があります。違和感が続くようであれば求める条件にマッチしていても関係を進展させない方が良いかもしれません。

食の好みが合う

結婚するということは、ほぼ毎日一緒に食卓を囲む相手になるということなので、食の好みが合うかはとても大切です。自分の好物が相手の嫌いな食べ物だったり、よく食べる料理が全然違ったりする場合、食事の時間に毎回お互い気を使い、リラックスできなくなる可能性があります。

結婚観が合う

相手が結婚を望むタイミングや、結婚に対する考え方を知ることは必須です。１年以内に結婚したいのか、結婚は２～３年後で良いのか、子供を望んでいるのか、結婚後の働き方などを確認しましょう。もし相手と結婚観が合わない場合もそこで線を引いてしまわずに、ある程度お互いの人生設計の擦り合わせができるのかを見極めてから判断することをおすすめします。

３回目のデートは２回目から期間を空けない

３回目のデートは２回目から期間を空けないようにしましょう。初回のデートから３回目までのデートを週１の頻度で行うのが理想です。お互い社会人でどうしても予定が合わない場合は、できれば１カ月以内に３回のデートを終わらせられると良いでしょう。恋愛のスタートはタイミングと勢いが大切です。せっかく楽しいデートができたとしても、会わない期間が長くなると思考優先で相手を冷静にジャッジしたり、お互いに他に良いなと思う人ができてしまう可能性もあります。

３回目デートにおすすめのプラン

■ドライブデート
少しだけ遠くに足を延ばした日帰り旅行など、アクティブに一緒に過ごせるドライブデートがおすすめです。長時間ふたりでいることで、お互いの良いところを新しく発見できることもあります。

告白をするのであれば、距離が縮まった帰り際の車の中が良いでしょう。

■テーマパーク・遊園地デート
テーマパークや遊園地はカップルや家族連れなどがたくさんいて、交際後の自分たちのことを想像しやすいです。アトラクションを一緒に楽しみ、高揚する気持ちを共有しましょう。また水族館や動物園で、同じものを見て癒やされたり、リラックスしたりするのもおすすめです。

告白をするのであれば、イルミネーションを見ながらだとムード満点で良いでしょう。

■食事やお酒を楽しむデート
食事デートの場合は静かで雰囲気の良いお店を選びましょう。奇麗な夜景の見える窓際の席、横並びのカウンター席のお店やバーなどがおすすめです。お酒を飲むことでリラックスでき、夜景を一緒に楽しんだり、横並びでゆったり会話をしたりすると距離も縮まります。

告白をするのであれば、お酒が進んだ頃合いのお互いが心地よく感じているタイミングにしましょう。ただし、飲み過ぎにだけは注意が必要です。

3回目のデートで、告白のチャンスを逃さず交際に進めるためには、どんなことに気を付けたらいいのでしょうか？意識したいことややっておくべきことをご紹介します。

ポジティブな気持ちをアピール

デート中は「あなたと一緒にいると楽しい」という気持ちを、笑顔や態度で表現しましょう。ストレートに言葉で伝えるのもおすすめです。数回デートを重ねても初対面と全く変わらない対応だと、相手に「自分と一緒にいても楽しくないかも」と不安を抱かれることにつながります。明るく前向きな気持ちが相手に伝わるように、積極的にアピールしましょう。

さりげなく自分の気持ちも伝える

告白のムードやきっかけをつくるためには、さりげなく自分の気持ちを伝えるのが効果的です。デート中に褒め言葉をたくさん口にするなど「好き」の気持ちを間接的に伝えましょう。少し肩をくっつける程度の軽いボディタッチをする、飲物を一口もらう、歩くときのふたりの距離を少し縮めるなどして、相手をドキドキさせるのもおすすめです。

会話の沈黙も楽しむ

会話を盛り上げるのはとても大切ですが、ふと訪れた沈黙さえも楽しむ余裕を持つことが大切です。しゃべることに集中し過ぎると、相手が告白するタイミングを奪ってしまう可能性もあります。ときには何も言わず、相手の目をじっとのぞき込むなど、良いムードつくりを意識すると良いでしょう。

3回目のデートは、結婚への一歩を左右する重要なタイミングです。相手がこれからの人生を一緒に歩むパートナーにふさわしいか、しっかりと見極めましょう。ただし、ジャッジすることだけに集中し過ぎず、告白のムードやきっかけづくりをすることも重要です。3回目のデートで自分の気持ちをきちんと伝えて、交際につなげましょう。

取材・文／ペパーミント

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社 代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会 少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令出版）などがある。
公式サイト： https://sawaguchitamako.com/