- Q.片思いの期間はどれくらいですか?
- Q.片思い中の相手に連絡をする頻度はどれくらい?
- 恋していることが楽しい
- 相手から誘ってほしい
- 気持ちが揺れる
- 自分なんて……と自信がない
- 思い込みが激しくなる
- 好きな人を諦めたくない
- 変化が怖い
- 自分にとっての幸せを確認する
- やれることをやってみる
- 自分の気持ちに寄り添う
- 相手の幸せを考える
- 新しいことにチャレンジする
- 出会いの場に出向く
- けじめの儀式を行う
片思いをいつまで続けていいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。「このまま好きでいていいの?」「新しい恋愛に向かうために、気持ちにどう区切りを付けたらいい?」など、片思い中は悩みが尽きないもの。そこで片思い経験のある20代~40代の男女173人にアンケートを実施しました。アンケートの結果と心理カウンセラー・服部希美さんの監修の下、片思いをする期間の長さや片思い中の心理、そして気持ちの整理の仕方を解説します。
みんなの「片思い期間」、最も多いのが1年~2年未満
Q.片思いの期間はどれくらいですか?
※データ出典:マクロミル
20~40代男女へのアンケートによると、「片思いの期間」として最も多かったのは1年以上2年未満でした。
片思いが終わりを迎えるのは、気持ちが冷めてしまったとき、自らまたは相手から告白などの行動を起こしたときだけでなく、お互いの環境に変化があり、距離感に変化があったときということも実際には多いのではないでしょうか。
社会人ならば異動や転職、学生なら学年が変わったり進学したり卒業したり、環境の変化が起きやすい期間は年単位であることがほとんど。そのため、1年以上2年未満や3年以上という人が多い結果になったのかもしれません。
一方、片思いが数カ月と短めな場合は、どちらかが食事に誘ったり気持ちを伝えたり、なんらかの行動をしたケースが考えられるでしょう。
片思いの相手との連絡頻度は、月1回程度が最多
Q.片思い中の相手に連絡をする頻度はどれくらい?
※データ出典:マクロミル
片思いしている相手とのメッセージツールなどでの連絡頻度について聞いたところ、月1回と答えた人が多い一方で、コメントでは、「連絡先を知らない」「用事があるときだけ」といった声が多数ありました。
取引先の人だったり、よく行くお店の店員さんだったり、ちょっと距離感のある人に片思いしている人場合や、片思いの相手に連絡をする勇気がないという人もいるのかもしれません。
逆に毎日連絡をする人と3日に1回、週1回程度と答えた人も合わせると30%を越える割合に。こちらは友人や同僚など距離感の近い関係や、両思いへの発展段階にある相手であると考えられます。
両思いや交際につなげていきたいならば、ある程度の連絡を取りながら、距離を近づけていくことが必要です。もし、進展を望むなら、相手の反応も見つつ、自ら連絡をする頻度を少しずつ増やしていくのもいいでしょう。
片思い中の男性・女性の心理
片思いを続けているとき、私たちの心はどんな状態なのかご紹介します。中には男女関わらず共通するものもあれば、男性、女性それぞれに多い傾向もあります。
もちろん人によって感じ方は異なり一概には言えませんが、傾向を押さえておくと自分の気持ちを理解しやすくなるでしょう。
恋していることが楽しい
たとえ相手が振り向いてくれなくても、好きな相手の姿を見ただけでウキウキと心が躍ったり、言葉を交わしただけで一日ハッピーになったりします。
ちなみにこの心理は女性に多い傾向です。女性は友人と恋バナで盛り上がることもありますが、男性はあまり積極的にする人は少ないようです。
相手から誘ってほしい
できれば相手から好意を持ってほしいという、待ちの姿勢になることで片思いの状態のままの人もいるようです。
女性は、男性に自分を見つけてほしい、自分からではなく相手から声をかけられたいという欲求を持っている傾向があり、特に恋愛においては待ちの姿勢になりがちです。
気持ちが揺れる
恋をすると感情も揺れがちです。相手のちょっとした態度が気になって落ち込んだかと思うと、目が合って一気に幸せな気持ちになったり……。感情がコロコロと変わり、ちょっとしたことに過敏になってしまいます。
これは女性が陥りやすい心理状態で、センシティブになるからこそ、嫌われるのが怖くなり、身動きできなくなってしまいます。
自分なんて……と自信がない
片思いをしているときは、「自分なんて相手にふさわしくない」などと、いつも以上に自信がなくなってしまうという人も多いようです。特に女性は、恋愛になると普段に比べて自信がなくなってしまいがちです。
思い込みが激しくなる
相手が曖昧な態度だったとしても、明確に拒絶されていなければ、「きっと振り向いてくれる」「気持ちを伝えればうまくいく」と思い込み、ぐいぐいアプローチを続けてしまうという人も。
行動は起こすのに片思いが進展しないことが多い場合は、相手の気持ちに配慮ができないままに行動してしまっているのかもしれません。特に、男性に多い傾向です。
好きな人を諦めたくない
長く片思いをしているほど、相手への思いが自分の一部のように定着しているため、「諦めたくない」という思いも強くなることもあるでしょう。
さらに「このままでいいのかな……」という気持ちがあると、諦めたくないという思いとこのままではよくないという思いの間で、葛藤して、苦しくなってしまうかもしれません。
変化が怖い
男女かかわらず片思いの期間が長かったり、相手に好きな人や恋人がいるかもしれないのに片思いをやめられなかったりする場合は、どこかで相手との距離感の変化を怖がる気持ちがあるのかもしれません。
変化は失恋だけでなく、相手と交際するということも含みます。変化が怖いため、相手の気持ちを知ることや、告白などを避けて、曖昧な状態にしておきたくなるようです。
片思いを終わらせるために何をすればいい?
片思いを続けている状態に区切りを付けたいと思っていても、急に心を変えるのは至難の業です。そこで、気持ちを整理し、状況に変化を起こすにあたって、具体的にチャレンジするといいことを紹介します。
自分にとっての幸せを確認する
まずは、自分にとって幸せな恋愛とは何か、どんな人とどんな交際ができたら幸せか、理想的なパートナーシップとは何か、一度じっくり考えてみましょう。
片思いをしているときは、自分の思い込みで相手をありのままの状態で見られないことも多いです。
しかし、一度自分の思いをしっかり確認すると、自分の中に芯ができて、「相手のことが好きだけれど、自分が幸せになるためにはどうしたらいいんだろう」という思考が芽生えてきます。すると、少しずつ自分の幸せのために動き出すことができるでしょう。
やれることをやってみる
恋愛の中で「やりたいと思ったけどできなかったこと」があると、諦めきれなかったり、後悔が残ったりして、なかなか前に進めません。心に後悔があるとどうしても意識が引っ張られてしまうのです。
片思いの状態に区切りをつける一番の方法は、相手との距離を縮めるために、思い切って行動することです。一度も食事やお茶に誘ったことがなかったら、誘ってみる。思いを伝えたことがなかったら、告白してみる。勇気がいることですが、ぜひ自分の未来のためにチャレンジしてみましょう。
自分の気持ちに寄り添う
相手を誘ったり、思いを伝えたりすることがどうしても難しい場合は、まずは、片思いをしている自分の気持ちを丸ごと認めてあげましょう。
まずは今の気持ちを紙に書き出してみるのがおすすめ。ネガティブな思いも含めて全てつづることが大切です。例えば行動できない自分を責める気持ちがあっても、それも書き出します。動けなかったことも、今の自分にとっては必要なステップだったのかもしれません。「動けないよね、だって怖いもんね」と否定せず受け入れてあげましょう。
自分で自分を責めるともっと自信や余裕がなくなるものです。寄り添ってあげるほど心はホッと軽くなり、本当にしたいことが見えてきたり、行動しやすくなったりします。
相手の幸せを考える
自分の気持ちに徹底して寄り添ったり、今やれることをやった上で、結果的に片思いが成就しなかった場合は、相手の幸せを願いましょう。相手を嫌いになったり、好きになったことを後悔してしまっては、誰かを好きになった思いや時間を無駄なものにしてしまいます。
誰かを愛し続けたという経験はすばらしいことで、自分自身によって「愛って本当にあるんだなあ」と信じることにつながります。その結果、自分以外の人の愛情や好意も受け取り、次の恋愛に進みやすくなるでしょう。
新しいことにチャレンジする
これまでやってみたかったことや新しいことにチャレンジしてみましょう。ヘアスタイルやメイク、ファッションを変える、習い事を始めるのもいいでしょう。自分が好きなことをしたり、何か行動したりすることは自信につながります。
片思いが続くのは、自信がないことが理由の可能性もあります。自信を持って自分らしくのびのびすることで、気持ちに区切りをつけ次に進む意欲も湧きやすくなります。
さらに、変化した姿は片思いしている相手にとっても、新たな一面として魅力的に見えるかもしれません。
出会いの場に出向く
片思いをしているときは、好きな相手しか見えていない状態です。視野を広げるという意味で、異性と出会うシチュエーションを体験するのも手です。例えば婚活や趣味、学びの場などに参加するのもいいでしょう。
片思いをしているときは、どこかに「自分を好きになってもらえない」という痛みが伴うことが多いもの。そのため、新しい異性と知り合ったときに、気にかけてもらったり興味を持たれたりすると自信が付き、「自分にはこの人(片思いの相手)しかいない」という思い込みから離れることができるでしょう。
けじめの儀式を行う
例えば、失恋旅行に出かけてみる、片思い相手の連絡先は消す、など何かけじめとなるような行動を取ることもおすすめです。
心だけで決めるよりも、実際に行動を伴う方が心を納得させ、気持ちに区切りをつけやすくなるものです。
何よりも、自分の幸せを大切に!
もしまだ片思い相手に全く気持ちを伝えていないなら、前述の通りぜひまずはできることにチャレンジしてみましょう。
やることはやったけれど、状況が変化しないままならば、幸せな未来のために、必要なステップを踏んで、今の気持ちや状況を手放していくことも必要です。何よりもまずは、誰かを一途に好きになった自分自身のすばらしさを認めてあげてくださいね。
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取材・文/小松ななえ
【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変えるカウンセリング”をテーマに高い共感力で親身に添い、婚活や30代女性の恋愛をサポート。「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。名古屋、東京、オンライン、電話で相談可。
公式サイト:https://www.hattori-nozomi.jp
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2024/6/12~2024/6/13
有効回答数:173人
(インターネットによる20~40代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)
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