婚活パーティで結婚した人の割合は？実際に出会い結婚した人の体験談や成功のコツも！

婚活パーティってどんな場なんだろう？婚活しているけれど今のところ手応えがないし、一度婚活パーティに行ってみたい！そんな方へ、婚活パーティで結婚した人の割合や実際の体験談を紹介します。そして恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんに、婚活パーティのメリットや成功のコツを詳しく聞きました。

※データ出典：「婚活実態調査2023（リクルートブライダル総研調べ）」
実施（利用）した婚活によって、結婚した人の割合（2022年に結婚した人のうち、各婚活を実施した既婚者／各項目単一回答）

「婚活実態調査2023（リクルートブライダル総研調べ）」によると、実施した婚活方法ごとに結婚した人の割合は上記のようになっています。

１位は恋活・婚活サイト、アプリで44.0％と半数近い数字。気軽に始められるため、今の婚活方法の主流となっています。２位は結婚相談所が４割弱。身分証明がしっかりしていることや手厚いサポートが選ばれている理由です。

気になる婚活パーティは16.4％。2020年から２～３年は対面の婚活サービスが中止になっていたこともあり、少なめの結果でした。

婚活パーティで出会って結婚した人たちのエピソードを見ていきましょう。パーティで出会い趣味や好きなものが同じで交際が始まったというカップルが多く目立ちました。

旅好きのふたりがパーティで出会い、デート＆旅行を重ねて１年半で結婚！

「友人に誘われて参加した婚活パーティで、自己紹介タイムのときに彼と話す機会があり、旅行好きという共通点が気になりました。カップル成立してデートを重ね、何度も旅行に行き、私の家族にも彼を紹介。交際から１年半ほどでプロポーズされて結婚しました」（32歳／女性）

趣味の温泉巡りで意気投合！一緒にいる時間が心地よく結婚を決意

「婚活パーティで出会い、地元と相手の職場が近く意気投合して、仕事終わりに会うことが増えました。話していて楽しく、趣味が温泉巡りと同じ趣味を持つことから付き合うことになり、付き合ってから２年で結婚を決めてその半年後に結婚式を挙げました」（28歳／女性）

人見知りの自分が話しやすい女性と出会い、打ち解けることができた

「人見知りで、他人と話すことが苦手でしたが、勇気を出して婚活パーティに参加。意気投合できる女性が現れてくれて、気軽に打ち解けることができました。趣味も合ったのでデートも退屈でなく、価値観も近かったため、お互いが心地よく過ごせる関係を築けています」（34歳／男性）

何となく選んだ相手だったが、まさかの両思いから大好きな恋人に

「友達に誘われて軽い気持ちで参加した婚活パーティ。最後に誰か最低１人を選ばなくてはいけなくなり、仕方なく印象に強く残った人の名前を書いたら、まさかの両思い。交際がスタートして、婚活パーティでの出会いで少し心配もあったけど普通に恋愛できました」（34歳／女性）

音楽の趣味が一致！交際して価値観が同じだと気付いて結婚へ

「婚活パーティで出会い、音楽の趣味が一致。音楽イベントなどに一緒に出かけるようになり、交際に発展しました。交際を続けていく中で、お互いの価値観やライフプランが合致していることに気付き、結婚を決意しました。結婚後も、夫婦で音楽イベントに足を運んだり、音楽鑑賞を楽しんだりしています」（39歳／男性）

※コメント出典：マクロミル

さまざまな婚活の方法がありますが、婚活パーティといえば直接会えるのが何よりの特徴。その中でも主な６つのメリットを見ていきましょう。

１.メッセージのやり取りなしですぐ会える

マッチングアプリなどで相手に会うためには、マッチングして何度かやり取りをし、会う約束を取り付けて待ち合わせ場所や時間を調整する……という手順が必要です。婚活パーティなら参加するだけで、一気に複数人と会えるのが大きなメリットです。

２.相手の雰囲気が分かってからマッチングできる

お見合いやマッチングアプリでは、プロフィールで判断して申し込みをします。写真とメッセージの文面である程度人柄や個性は伝わりますが、会ってみると印象が違っていたというのは珍しい話ではありません。婚活パーティでは、対面で雰囲気を分かった上でマッチングすることが可能です。

３.予定を立てやすい

マッチングアプリやお見合いサービスで、出会ってすぐに数日後の約束を取り付けるのは難しいケースが多いです。「この週末に婚活したい」と思ったときに、空きがある婚活パーティを探すことができれば、自分の都合で予定を入れられます。

４.条件面が少々不利でも人柄や会話でカバーできる

マッチングアプリの検索では離婚歴や喫煙者など条件で弾かれてしまう人も、実際に会うと人柄や外見、会話力で相手から見たときのマイナスな条件を多少カバーすることができます。

５.コミュニケーション能力が高い人は有利

メッセージのやり取りだけではなかなか婚活がうまく進まなかった人にとって、婚活パーティはチャンスの場です。笑顔や相づち、会話力などコミュニケーション力が高い人なら、初対面の相手と打ち解けて話すことができるはずです。

６.身だしなみが良くおしゃれな人も有利

ビジュアルは人の印象を大きく左右します。条件を検索して相手を探すサービスでは、なかなかマッチングできなくても、おしゃれで外見に気を使っている人は婚活パーティでは有利と言えるでしょう。

対面でコミュニケーションできる婚活パーティだからこそ、次の４つのポイントに気を付けて参加しましょう。

１.タイプではない異性がいても平等に接する

気になる人には全力でアピール！眼中にない相手にはそっけない対応……。そんな姿を他の参加者たちはしっかり見ています。裏表がある人と交際したい、結婚したいと考える人は少ないですよね。どの参加者にも失礼のない態度を心がけましょう。

２.プロフィールカードを埋める

自分をアピールするのが恥ずかしい、プロフィールを書き込むのが面倒くさいからと、最低限の情報しか書かない人もいます。

しかし、婚活パーティでは話のきっかけを見つけるためにプロフィールカードはとても重要なアイテム。「やる気がないのかな？」「参加したくなかった？」と思われてしまっては参加した意味がありません。

他の参加者との違いをアピールできるチャンスでもあるので、「比較検討されている」ということを忘れず、ちゃんと項目を埋めて参加しましょう。

３.参加条件を見てパーティを選ぶ

例えば、年齢制限40歳未満のパーティに39歳で参加すると最年長になります。「若い人とたくさん出会えるかも」と思っていても、残念ながら「年が離れているから」と結婚対象として見てもらえないケースも考えられます。参加条件を見て、自分が不利にならないように客観的な視点を持つことも重要です。

４.相手の話に必ずリアクションをとる

会話を楽しむのは大事なマナー。ニコニコと笑顔で相づちを打つようにしましょう。話す前には強い印象がなかったとしても「感じがいい人」「話しやすい人」などの良いイメージにつながります。

腕や足を組まず、少し前のめりに座って「あなたに興味があります」という姿勢を見せるだけでも、相手の印象は変わります。

性格や個性によって、婚活の方法には向き不向きがあります。婚活パーティも、参加してみて「好みの人がまったくいなかった」「自分に興味がある人がいなくて一度で心が折れた」なんて人もいるでしょう。

しかし、婚活パーティにもいろいろなスタイルがあります。会場で会話するだけのパーティもあれば、「アウトドア好き」「アニメ好き」「猫好き」限定など、イベント要素の高いパーティも開催されています。もし、マッチングアプリやお見合いなどに疲れて、他の婚活も試してみたいと考えているなら、即マッチングを目指すだけではなく、「参加して楽しそうなパーティ」を探してみるのもいいかもしれません。

もし同じ方法で婚活を続ける中で行き詰まった場合は、婚活方法を見直す柔軟さも求められます。婚活パーティや結婚相談所など、幅広い方法に目を向けてみるとまた可能性が広がっていくでしょう。

コーディネーターに相談しながら婚活を進めることができるゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングを実施中です。もし、今の婚活方法を少し変えてみたいと考えているなら、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／竹本紗梨

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談のほか、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「わかりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約４割は一度も交際経験がない女性。著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』（すばる舎）、『なぜか愛される女（ひと）がしている73の習慣』（双葉社）など。
公式サイト：https://www.bestpartner-prj.jp/

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間：2024/5/15～2024/5/16
有効回答数：21人（男性）21人（女性）
（インターネットによる婚活パーティで出会い結婚した経験がある20～30代向け男女アンケート調査 調査機関：マクロミル）

・婚活実態調査2023（リクルートブライダル総研調べ）