気になる人・好きな人が２人できた！対処法や本命を絞るポイントとは？

「あの人のことが好きだけど、この人のことも気になる……。」このように、同時に２人のことを気になったり、好きになったりした経験がある人もいるのではないでしょうか。この記事では、婚活コンサルタントのミカねえさんに、「気になる人」と「好きな人」の違いや、２人とも好きでどちらにするか選べない場合の対処法、本命を絞るときの検討ポイントを伺いました。また、同時に２人の人を好きになったことがあるか、男女別のデータも紹介します。実際に２人同時に好きになったとき、どのように気持ちを整理したのか体験談もぜひチェックしてくださいね。

Q.これまでに同時に２人を好きになったことはありますか？

※データ出典：マクロミルアンケート

※データ出典：マクロミルアンケート

20〜30代の男女それぞれ104人に「今までに同時に２人の人を好きになったことがあるか」と聞いたところ、男性は「ある」と答えた人は51.9％、「ない」と答えた人は48.1％と、約半分の人がその経験があると回答しました。

一方、女性は「ある」と答えた人は29.8％、「ない」と答えた人は70.2％で、２人同時に好きになった経験がない人の方が多い結果に。このように、男女で大きく異なることがわかりました。

Q.２人同時に好きになったとき、どのようにして気持ちを整理した？

「２人同時に好きになったことがある」と回答した人に、そのときどのように自分の気持ちを整理したのかも聞いてみました。

「どちらといれば自分が幸せになれるのか、そして、どちらの方がより好きなのかを自分自身よく考えました。」（29歳／女性）

「一人ずつ個別に話して、これからの未来に続くか、結婚が視野に入るかを考えてどちらを選ぶか決めました。」（32歳／男性）

「２人とも好きな気持ちをひとまずそのままにし、時間がたつのを待ちました。時間がたつにつれてより好きな人はどっちなのか再考して心を落ち着かせました。また、女子の友人にも相談しました。」（27歳／男性）

「どちらの人ともよく会話をして、本当に好きなのはどちらか自身で確かめました。」（28歳／男性）

「２人と関わるとき、周囲の人間から客観的な自分の様子や振る舞いを聞いて本質的にどちらと相性がいいのか、仲がいいのかを確認しました。彼女たちが夢に出てくる頻度や自分が過去に好んでいた女性のタイプの傾向も判断するいい材料になりました。」（34歳／男性）

２人同時に恋愛感情を持っていると、どちらが本命なのかわからなくなることもあるはずです。

気持ちを整理して本命を見分けるために、その相手は「気になる人」なのか「好きな人」なのかを判断するのは有効だと言えます。では、「気になる人」と「好きな人」の違いは何でしょうか。

相手のことをどのくらい理解したいか

見た目が好みだったり、言動や行動が印象に残っていたり、今までに出会ったことがないタイプだったり、こちらが一方的に相手のことに関心がある状態の場合、ただ気になっているだけと言えます。

それに比べて、「もっと一緒にいたい」、「もっと話したい」など、相手に対して欲求を感じる場合は好きになっているということです。また、「自分のこともわかってほしい」と承認欲求が出てきたり、「相手の役に立ちたい」と思っている場合も好きと言えるでしょう。

相手のことをどのくらい思い出すか

相手と会ったり、会話したりしても、それほど感情が揺れることはなく、時々思い出す程度であれば気になる人だと見分けることができます。

「好き」とは良くも悪くも相手に感情を揺さぶられてしまったり、頭の中を占領されてしまう状態です。相手のことを考えるだけで感情が込み上げてくる、いつも相手のことを考えてしまうなら、好きな人です。

相手が異性と話しているときにどう思うか

相手が他の異性と仲良くしているときに自分が嫉妬するかどうかも判断基準になります。

相手が異性と話しているとき、何を話しているのかなと思う程度で、嫉妬するほどではない場合、もしくは特に何も思わないのであれば、好きではなく、なんとなく気になっているだけと言えます。

相手が他の異性と仲良くしていると嫉妬してしまうなら、好きになっている証拠でしょう。

気になる人なのか好きな人なのか見分けようとした結果、どちらも好きで１人に絞れない場合、どうすれば気持ちの整理がつくのでしょうか。

一度２人と距離を置く

冷静に自分と向き合うために２人と距離を置き、１人になって考えてみましょう。

一歩引き、俯瞰（ふかん）して物事を考えるのは大切なことです。距離を置いてみて、どちらに連絡したくなるか、何かあったときに話を聞いてほしいのはどちらか、自分の心に聞いてみるのがおすすめです。

２人と距離を近づけてみる

反対に、一度距離を近づけてみるのも良いかもしれません。具体的には、付き合う前にお友達としてデートをしてみましょう。

実際に会話をしたり、一緒に行動してみないとわからないことはたくさんあります。どちらと一緒にいると楽しいか、自然体でいられるか、価値観は合うか、など話してみて確かめると良いでしょう。

２人それぞれと向き合い、比較をすることで気付くことが出てくるはずです。

付き合うメリット・デメリットを考えてみる

一度客観的に見て、どちらと付き合うのが良さそうか冷静に考えてみても良いでしょう。

紙に「付き合うメリット・デメリット」や「お相手の良いところ・気になるところ」などを書き出してみましょう。書くことでどのくらい相手を知っているかがわかります。

また、将来的に結婚を望むのであれば結婚相手としてどうか？も含めて考えてみましょう。

相手の気持ちはどうかを探る

相手に脈がある・ないによっても自分の気持ちや行動が変化することがあります。相手の態度から自分に対する好意を探ってみて、すんなり進みやすい方を選ぶという判断もあるでしょう。

自分の直感に従ってみる

あれこれ考えてみるのは大事なことですが、「どちらを選んだら良いか？」は結局のところ正解はありません。また、どんなに理屈を並べてみても自分の中にしか答えはありません。

それならば、自分の直感を信じて従ってみるのも良いでしょう。どちらを選んだとしても、「この相手を選んでよかった」と思えるように関係を築いて行くことも大切です。

「選んだ人との未来を良いものにして行く」という覚悟が持てれば、どちらを選んでも幸せになれるでしょう。

２人に対する気持ちを整理していく中で、本命を絞っていくポイントも紹介します。

一緒にいて楽しいか

どちちらの相手と一緒にいて楽しいかは大きな判断基準になります。お互いに「一緒にいて楽しい」「ウマが合う」などは交際していく上でとても大切です。

好きだけど一緒にいて楽しくない、なぜか疲れてしまうのであれば、あまり相性のいい相手ではないかもしれません。

自分らしくいられるか

どんなに相手のことが好きでも「相手に好かれたい」「嫌われたくない」という感情から自分らしくいられないなら、良い関係に進展させるのは難しいかもしれません。

どこかで無理や我慢をしているなら、いつか限界が来てしまうでしょう。

価値観が合うか

価値観や考え方が合うか考えてみましょう。例えば、時間やお金、仕事や恋愛・結婚に対して、など意見交換ができるとベストです。

ただ、価値観がピッタリ合う人はいないので、ある程度方向性が合うなら、後はお互いの違いを楽しんだり、受け入れ合うことができると理想的です。

お互いに成長できそうか

人は付き合う人の影響を強く受けます。お互いに尊敬できる面があると良い関係が続きやすいです。

一緒にいて良い影響を与え合い、成長できる相手ならきっと素敵なカップルになれるでしょう。

信頼関係を築けそうか

異性としてとても魅力的な相手だとしても、人間として信頼できるかは別の問題になります。

相手の言動にうそはないか、約束は守ってくれるか、責任感があるかなど見極めましょう。

結婚に繋がるか

将来的に結婚を考えているなら、結婚相手としてふさわしいかも含めて検討しましょう。

結婚を見据え、感情と理性の両面から相手を見極めた方が長く付き合えるかもしれません。

気になる人や好きな人が複数人いる状況は決して悪いことではありませんが、お付き合いをして信頼関係を築いていくためには１人に絞っていく必要があります。この記事で紹介した気持ちの整理の方法を参考に、冷静に本命を見極めていきましょう。

もし、本当に心から好きと思えるオンリーワンの存在を探しているなら恋活や婚活を始めてみるのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活を始めるにあたってのさまざまな疑問や不安、悩みを相談できる無料カウンセリングを実施中。ぜひ、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／NANA

【監修】
ミカねえ
【こじらせ女子専門】婚活コンサルタント。自身も結婚相談所でスピード婚した経験を持つ、元大手結婚相談所カウンセラー。1000名以上の相談案件から「恋愛が上手くいかない心理的な原因と解決方法」を見つけ、こじらせ女子が結婚するための「恋愛講座」、結婚前提のご紹介プラン「婚活プランニングCarioca.Style」、恋活イベント「恋なび」、などを主宰。結婚相談所での婚活を推奨するコンサルタントとして、公式ブログやインスタグラム（@mika.nesan）で婚活女子への応援メッセージを発信している。
公式サイト：https://www.cariocastyle.net

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間：2024/2/14～2024/2/15
有効回答数：208人（男性104人、女性104人）
（インターネットによる20～30代向け男女アンケート調査 調査機関：マクロミル）