目次
合コンに誘われて行きたくないと思う人は多い? 合コンに行きたくない理由
  • 初対面の人が苦手
  • 気疲れする
  • 面倒くさい
  • 自分に自信がない
  • 単なる「数合わせ要員」だから
【例文付き】合コンの断り方3選
  • 「人見知りで緊張してしまうから」
  • 「出会いを求めていないので」
  • 「先約があるから」
合コンに参加するか迷うなら?合コンのメリット3選
  • 友人・知人の知り合いなので安心感がある
  • ほかの参加者との関わり方で人柄を知ることができる
  • 共通の知り合いができる
合コン以外の出会いの場4選
  • 「人見知り」には「マッチングアプリ」
  • 「気疲れする人」には「知人の紹介」
  • 「面倒くさがり」には「趣味・習い事の場」
  • 「自分に自信がない」人には「行きつけの店」
出会いを求めているなら自ら機会を作ることが大切

「合コン」は男女のメジャーな出会いの場のひとつ。しかし「合コンが好き!」と公言する人がいる一方、「合コンが苦手、行きたくない」という人も少なくない様子……。本記事は20代から30代の男女414人へのアンケート調査結果を基に、「合コン苦手派」について考察しました。合コンに行きたくない人の心理や、合コンに誘われたときのスマートな断り方などについて、心理カウンセラーの竹内えつこさんと共に考えていきます。

合コンに誘われて行きたくないと思う人は多い?

合コンに誘われて「行きたくないな」と感じる人は、どのぐらいいるのでしょうか。

20代から30代の男女あわせて414人に「合コンに誘われていきたくないと思った経験」の有無を聞くと、以下のような結果になりました。

マクロミルアンケート(男性アンケート)
マクロミルアンケート(女性アンケート)

※データ出典:マクロミルアンケート
「行きたくないと思ったことがある」という人が、男性では7割、女性では8割にものぼることがわかりました。

合コンに行きたくない理由

合コンに行きたくない理由



次に、アンケート結果で、数多く集まったコメント内容から「なぜ合コンに行きたくないのか」の理由について考えていきます。

初対面の人が苦手

「初対面の人と会話をするのが苦手だから」(男性/25歳)、「初対面の人と食事しても楽しめない」(女性/27歳)のように「初対面の人と話すシチュエーション」そのものに苦手意識があるという意見が多く見られました。

合コンは基本的に「初めまして」の人と出会う場です。「この人はどんな性格なんだろう」「何を話せばいいのかな」など相手の性格や場の空気を探るうちに、自分がどう振る舞うべきかわからなくなってしまうのかもしれません。

気疲れする

「気を使うから」(女性/36歳)、「場を盛り上げたりするのがおっくうだから」(男性/35歳)など、気遣いを強いられる点を挙げる人も多くみられました。

「相手に悪い印象を与えないようしなくては」「場を盛り上げなくては」という使命感から食事や飲物のタイミングまで気を配り、最後には気疲れしてしまうことがあります。結果として合コンを楽しむことができず、もう行きたくないと思うことになります。

面倒くさい

「単に面倒だから」(男性/37歳)、「メンバーに興味が湧かないと面倒くさいと感じる」(女性/32歳)など、「面倒くささ」を理由とする声も目立ちました。

「知らない人と知り合うこと」にポジティブな感情を持っていない人や、一人の時間が好きな人などは、合コンのように知らない人同士が出会う機会に、価値を見いだせないかもしれません。

自分に自信がない

「自分に自信がない」(男性/38歳)、「モテるメンバーと出席するとむなしくなる」(女性/38歳)のように、合コンは時に「相手を異性として品定めする場」として受けとめられることがあります。

自分の「異性としての魅力」に自信が持てない人にとっては、合コンが自尊心を大きく損なう体験となる可能性を危惧して「行きたくない」と考えることもあるでしょう。

単なる「数合わせ要員」だから

合コンは男女の数を同数にするのが一般的です。

そのため「明らかに数合わせとして呼ばれているのがわかったから」(男性/34歳)、「人数合わせだと思ったから」(男性/28歳)のように、消極的な理由で声をかけられたことが透けて見えると、途端にやる気が失せてしまうということもあるようです。

【例文付き】合コンの断り方3選

【例文付き】合コンの断り方3選

いくら「合コンが苦手」とはいえ、「面倒くさいから」「気疲れするから」と、本当の理由を伝えて断ってしまうと、友人関係に差しさわりが生じないか心配になることもありますよね。

ここでは角が立たない合コンの断り方を3つ紹介します。どのケースにおいても「誘ってくれたことはうれしいし、感謝している」と、伝えることを忘れないようにしましょう。

「人見知りで緊張してしまうから」

見知らぬ人とのコミュニケーションがストレスになる人は、そのことを素直に伝えるのがおすすめです。

「初めての人と話すのが苦手で、何も話せなくなりそうだから」「人見知りして、場の空気をヘンにしたら悪いから」など、「自分のせいで、周囲に迷惑をかけたくない」というニュアンスの断り方をすると、角が立ちにくいでしょう。

「出会いを求めていないので」

合コンはあくまで「恋人を探す場」。そのため「現時点では恋人を探していない」ことは立派な理由になります。

「今、彼氏(彼女)は必要ないから」「ほかに気になる人がいるので」など、新たな出会いを求めていないことを伝えれば、自然と「じゃあ、ほかを当たるね」という流れになるでしょう。

「先約があるから」

一番断りやすいのは「別に約束がある」「仕事の付き合いがある」のように、「先約」を理由にすることです。

しかし「都合に合わせるから、空いている日を教えて」のように、スケジュール調整を後から行う場合、この理由は使えません。また「先約がないのにあると伝えた」場合、後からうそがバレたときに別の問題が発生してしまいます。

あくまで日程ありきのお誘いで、かつ「先約がある」と伝えた後、それをうそにしないためのリカバリが可能な場合限定と考えましょう。

合コンに参加するか迷うなら?合コンのメリット3選

合コンに参加するか迷うなら?合コンのメリット3選

「合コンは絶対いや!」というほど拒否感があるわけではなく「行くか行かないか迷う」場合には、ぜひ交際範囲を広げる意味で参加することをおすすめします。ここでは「合コンに参加するメリット」を説明していきます。

友人・知人の知り合いなので安心感がある

合コンでは友人・知人を介した知り合い同士が集まります。

幹事は「自分の友人・知人を紹介する」ことを踏まえ、「心からおすすめできる人」とはいかないまでも、「問題のある人を紹介して、友だちに迷惑をかけるのは避けたい」と、ある程度相手の素性を吟味はしているはず。その点では信頼が置けます。

ほかの参加者との関わり方で人柄を知ることができる

合コンの場では、「自分に対する相手の態度」ももちろんですが、「参加者同士で話す姿」をチェックできます。

相手の立場を尊重したり、思いやったりできる人か、人の話を聞かなかったり、自己中心的な行動をとったりしないか、など人との接し方を観察する中でいろんな姿が見えてくるでしょう。

共通の知り合いができる

合コンの場にいる人全員が、「共通の知り合い」となります。仮にその中の誰かと交際に発展した場合、その後の相談もしやすくなるでしょう。

また交際相手とお互いの友人を共有し合うことで「恋人の友人」がイコール「自分の友人」になります。例えば相手から「友達と遊んだ」という話を聞かされても、メンバーの顔を思い浮かべることができるため、いらぬ妄想や不要な嫉妬心を抱いたりすることもなくなるでしょう。

合コン以外の出会いの場4選

合コン以外の出会いの場4選

次に「どうしても合コンは無理!」という人向けに、合コン以外におすすめできる「出会いの場」を紹介していきます。

「人見知り」には「マッチングアプリ」

初対面の人が苦手な人、人見知りを自覚している人には「マッチングアプリ」がおすすめです。

マッチングアプリでは実際に会う前にメッセージのやり取りができます。そこで相手の人柄をしっかりと見定め、ある程度性格を把握できるので、「前情報ゼロ」でスタートする合コンと比べて、緊張せずに会うことができるはずです。

「気疲れする人」には「知人の紹介」

初対面の人に気を使い過ぎてしまう人には、知人から「自分と相性がよさそうな人」を紹介してもらいましょう。

自分をよく知る知人からの紹介であれば「タイプが違い過ぎて、話を合わせるのに苦労する」というような人を紹介されることは少ないでしょう。また合コンのように大勢ではなく1対1の場であれば、あちこちに気配りする必要もありません。

紹介してくれた知人に同席をお願いすれば、よりリラックスして臨むことができるでしょう。

「面倒くさがり」には「趣味・習い事の場」

初対面でのコミュニケーションが面倒くさい、と思っている人は、趣味や習い事の場で出会いを探しましょう。

あれこれと話題を探さなくても、「趣味」「習い事」に関する共通の話題で、自然と仲を深めることができます。仮に「この人」という相手と出会えなくても、同じ方面に興味を持つ人たちとの関わりは、きっと楽しい時間となるはずです。

「自分に自信がない」人には「行きつけの店」

異性としての魅力に自信が持てない人は、ぜひ行きつけの店を作ることをおすすめします。

合コンは「交際相手を探す場」なので、どうしても「異性として興味を持たれているか否か」を強く意識してしまいがちです。

しかし同じ店に集う常連同士のコミュニティーでは、必ずしも自分が「魅力ある異性」である必要はありません。「仲間」として関係を深めたその先に、もしかしたら交際のきっかけや、将来の恋人を紹介してもらう機会が待っているかもしれません。

出会いを求めているなら自ら機会を作ることが大切

出会いを求めているなら自ら機会を作ることが大切

恋人が欲しいのであれば、まずは積極的に出会いを求めることが大切です。合コンはあくまで手段の一つです。たとえ参加した合コンでいい人に出会えなかったとしても、そこで知り合った人を介し、別の出会いにつながるかもしれません。

もちろん合コンにこだわる必要はありません。まずは「出会いを探すための一歩」を踏み出すことが大切です。「人と知り合い、コミュニケーションすること」は恋愛だけでなく、自分の世界を広げさまざまな気づきをもたらすきっかけとなるはずです。

もし合コンにどうしても苦手意識があり、さらに結婚も視野に入れているという人であれば結婚相談所の利用を検討するのもよいでしょう。ゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングを実施中ですので気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文/吉田美奈子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/


【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2023/11/17~2023/11/18
有効回答数:414人(男性208人、女性206人)
(インターネットによる20~30代向け男女アンケート調査 調査機関:マクロミル)

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