目次
婚活とは?言葉の意味を改めて解説 婚活にはどんな方法があるの?
  • 婚活アプリ・サイト
  • 結婚相談所
  • お見合い
  • 知人の紹介
  • 婚活パーティ・イベント
婚活サービスを利用する人はどれくらいいる?
  • 婚活サービスを利用したことのある独身者は27.2%
  • 婚活サービスを利用して結婚した人は49.9%
婚活が結婚の近道となる3つの理由
  • 1.結婚の意思がある人同士が出会える
  • 2.期日を決めた上で活動しやすい
  • 3.恋愛期間を短縮・省略できる
自分に合った婚活方法を探すことから始めましょう

婚活という言葉はよく聞くけれど、自分が思っている意味で合っている?と疑問に感じる人も多いはず。そこで「婚活」という言葉のそもそもの意味から、現代の婚活方法など「婚活」の基本について、婚活マナー講師の森下あさみさんに伺いました。婚活を経て結婚した人の割合などのデータも紹介します。

婚活とは?言葉の意味を改めて解説

結婚年齢はどれくらいがいい?いくつがいいの?

婚活とは、理想の結婚相手を探す活動、つまり「結婚活動」を略した言葉。具体的には、婚活アプリや結婚相談所を利用したり、婚活パーティやイベントに参加したりして結婚相手を探す活動のことで、いまや広辞苑にも収録されるほど浸透している言葉です。

婚活にはどんな方法があるの?

前述のように、婚活にはさまざまな方法があります。「リクルートブライダル総研」が2021年に実施した調査によると、いわゆる「婚活」をして結婚した人の割合は以下のとおりです。

結婚年齢はどれくらいがいい?いくつがいいの?

出典:婚活実態調査2021(リクルートブライダル総研調べ)

これらの方法ごとに実際どのような活動をするのか、会社などにより異なりますが、一般的な例を解説します。

婚活アプリ・サイト

利用する婚活アプリやサイトに自分のプロフィールや写真などを登録。結婚相手に求める理想の条件を入力して検索し、気になる相手に「いいね!」をします。「いいね!」をされた相手が「いいね!」を返すとマッチング成立となり、アプリやサイト上でメッセージのやり取りが可能になります。メッセージのやり取りを続け、お互いが了承すれば連絡先の交換や直接会う約束をします。

結婚相談所

結婚相談所の多くが実施している、入会前の無料カウンセリングを受けます。担当コーディネーター(アドバイザー)に、結婚相手に求める理想の条件を伝え、条件に合いそうな会員がどのくらいいるのかを確認できるところもあります。

入会を決めたら必要な証明書を提出し、プロフィールや写真を登録し、相手探しをスタート。スタッフからの紹介、AIによるデータマッチング、インターネットでの条件検索、結婚相談所が主催する婚活パーティへの参加など、探し方は結婚相談所によさまざま。気になる相手を見つけたらお見合いを申し込み、マッチングしたら日時を決めてお見合いをします。

お見合い

結婚を希望する男女の間に仲人が間に入って引き合わせてもらいます。最近では、昔のような家同士の繋がりのお見合いより、結婚相談所や知人を介して引き合わせてもらう方法が多いようです。

知人の紹介

結婚を希望する相手を知人に紹介してもらいます。改まった「紹介」だけでなく、複数人での食事の場に招待してもらうなどといった方法も含まれます。

婚活パーティ・イベント

結婚相談所やイベント会社が主催する婚活パーティ・イベントの中から参加したいものを探します。例えば特定の職業、一定の収入以上、一定の年齢以下など、パーティ・イベントごとに条件があるため、自分が参加できる条件のものを探します。

一般的には自己紹介タイム(女性が同じ席に座り、男性が順番に席を移動し、1対1で数分間話す)とフリータイム(もう一度話したい相手に声をかけにいく)を経て、マッチングを希望する相手を運営会社に伝えます。成立すると、その相手と一緒に帰ることができます。

婚活サービスを利用する人はどれくらいいる?

婚活サービスを利用する人はどれくらいいるのでしょうか。「リクルートブライダル総研」の調査によると「婚活サービスを利用した人」「結婚した人のうち婚活サービスを利用したことのある人」の割合がここ数年で増えていることがわかりました。

婚活サービスを利用したことのある独身者は27.2%

結婚年齢はどれくらいがいい?いくつがいいの?

出典:婚活実態調査2021(リクルートブライダル総研調べ)

恋愛もしくは結婚意向があり、恋人のいない独身者において、過去4回の調査結果を見ると、2017年15.6%→2018年18.1%→2019年23.5%→2020年25.5%→2021年27.2%と、男女共に増加傾向にあります。

婚活サービスを利用して結婚した人は49.9%

結婚年齢はどれくらいがいい?いくつがいいの?

出典:婚活実態調査2021(リクルートブライダル総研調べ)

2020年に結婚した人のうち、婚活サービスを利用した人は33.1%です。婚活サービス利用者においては、49.9%とほぼ半数が結婚に至っていて、その割合は過去最高に。ここ数年の調査結果を見ると、2017年37.9%→2018年39.4%→2019年42.8%→2020年49.9%と急増しています。

婚活が結婚の近道となる3つの理由

結婚年齢はどれくらいがいい?いくつがいいの?

婚活サービス利用者が年々増えていることからもわかるように、婚活が結婚の近道であると言えます。その3つの理由を紹介します。

1.結婚の意思がある人同士が出会える

恋人がいても、その人に結婚願望がなくて結婚できない、というケースもあります。ところが婚活サービスを利用すると、結婚の意思がある人たちの中から相手を探すことができます。自分にも相手にも結婚の意思があることを前提として出会うことができます。

2.期日を決めた上で活動しやすい

計画を立てて「この○カ月で会った人に決める」と期日を決めやすいことも理由の一つです。期日がないと、もっといい人がいるのでは、と高望みを繰り返してしまいがちですが、期日を決めることで、100%条件通りでない相手のことを受け入れる覚悟ができます。婚活の期間が長くなるよりも、短ければ頑張れるという人もいます。

3.恋愛期間を短縮・省略できる

お互いに早く結婚したい人同士なら、恋愛期間を短縮したり、省略したりすることも可能です。最初に結婚の意思を確認できているので、出会った瞬間から結婚の話を進めることもできます。実際、出会ってから結婚するまで3カ月くらいの人も少なくありません。

自分に合った婚活方法を探すことから始めましょう

婚活にはさまざまなサービスがあり、多くの人が利用していることがわかりました。それぞれの婚活サービスに特徴があるので、婚活を始めようと思ったら、まず自分に合った婚活方法を探すことが大切と言えそうですね。

縁結びエージェントでは、婚活のプロであるマッチングコーディネーターが活動をサポート。入会を決めていなくても無料カウンセリングを受けることができますので、自分に向いている婚活方法を相談することも可能です。まずは気軽に相談してみましょう。



取材・文/前川ミチコ



【監修】
森下あさみさん
婚活マナー講師。一流のサービスを学ぶため、リッツカールトンホテルにて勤務。その後、国内系航空会社客室乗務員として5年従事した後、独立。初心者のための、「120分で誰でもCAのような品のある女性になれる講座」は毎回満席で、継続講座も大好評。また、「マナーインストラクター養成講座」を設立し、後進の育成も行う。「婚活中の女性のためのマナー講座 」も開催。書籍『フツウの私を品格のある女性にしてください!』『婚活で選ばれる女性の習慣』など発売中。
公式サイト:https://linktr.ee/asami_morishitaa

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