- 本音で話す
- 相談したい点を自分なりにまとめる
- 受け身になり過ぎない
- 本音を話しやすいか
- 心地よいと思える距離感か
- 誠実に対応してくれるか
結婚相談所では担当アドバイザーと一緒に婚活を進めます。でもアドバイザーとの相性がしっくりこない場合、思うように婚活を進めてくれないときなどは、いったいどうすればいいのでしょう。本記事では担当アドバイザーとのつきあい方や、相性の良いアドバイザーの見分け方について紹介します。
結婚相談所の担当アドバイザーってどんな人?
結婚相談所の担当アドバイザーは、理想の結婚相手を探し、出会いから交際、結婚までをサポートしてくれる“婚活の頼もしい味方”。特に「知人に相談するのは恥ずかしい」「周囲に知られずに婚活したい」という人にとって、客観的な視点からアドバイスをくれる心強い存在です。
相談所により「コーディネーター」「コンシェルジュ」「サポーター」「相談員」などさまざまな呼称がありますが、いずれも役割はほぼ同じです。
おおまかな流れとしては、最初にアンケートを記入し、その内容を基にカウンセリング。そこから相談者が結婚相手に求める情報を整理し、婚活のスケジュールを組んでいきます。相談者ごとの事情や性格を深く理解した上でプランニングをしてくれることが多いでしょう。
結婚相談所の担当アドバイザーとどう付き合うべき?
婚活は「今後の人生を共に歩くパートナーを探す」という一大イベントです。その道先案内人であるアドバイザーに、自分の希望・要望をうまく伝えるためにはどんな付き合い方をしていけばいいのでしょうか。そのポイントについて見ていきます。
本音で話す
まずはアドバイザーを信頼し、心を開いて相談することが大切。「どんな相手と出会いたいのか」が自分でもよくわからないときは、一緒に考えてもらいましょう。
時には友人知人にも話したことのないようなプライバシーに触れることもありますが、話しにくい話題でもアドバイザーが上手に引き出してくれるはずです。気持ちを楽にして「預けてしまう」ぐらいの心構えで話をしましょう。
相談したい点を自分なりにまとめる
まずは「なぜ結婚したいのか」「どんな人と人生を共にしたいのか」など、結婚観を自分なりに具体化し、整理しておくことが大事です。
アドバイザーはあくまで“道先案内人”で、目的地がわからないとゴールに向かうことはできません。目的地を決めるのは自分自身であることを忘れないようにしましょう。
受け身になり過ぎない
アドバイザーからの提案を待っているだけではなく、自分の意志を示すことも大切です。例えばペースが「ゆっくりだな」「早過ぎるな」と感じたら、遠慮なくアドバイザーに相談しましょう。
基本的には成婚までの期間を決めてスケジュールを進めていきますが「気持ちが乗っている」「疲れている」など、さまざまな事情でスケジュールがフィットしなくなることもあります。気持ちを素直に伝えることがアドバイザーとの信頼関係構築にも繋がります。
もしアドバイザーと「ペースが合わない」と感じたら?
もし「思ったように進めてもらえない」と感じていたとしても、アドバイザーは「相談者に満足してもらえている」と思っている可能性があります。まずどの点に満足できないのかを整理して、改善してもらえるようこちらからアプローチしてみましょう。
例えばもっと活動を活発にしたいと思うのであれば、「もう少し頑張りたいので、どうしたらいいか教えてください」「少しでも動きがあるとモチベーションが上がるので、今できることを教えてください」と、新たな提案をしてもらえるようさりげなく要望を出しましょう。
ペースがゆっくり過ぎると感じるなら、途中経過を尋ねたり、間隔が空いている理由を聞いてみたりするのがおすすめです。
やむを得ないときはアドバイザー変更の申し出も可能
「相談者とアドバイザー」という立場の前に人同士である以上、相性の問題もあります。「どうしても合わないな」と感じるのであれば、アドバイザーを変更してもらうよう申し出てみましょう。一般的には変更できる結婚相談所が多いはずです。
変更の申し出は、その後の婚活を支障なく進めるためにもアドバイザー本人ではなく、別のスタッフを通じて伝えるようにしましょう。次々とアドバイザーを変える事態にならないために、「どんなアドバイザーがいいか」を伝えられるよう、自分なりに言語化しておくことも大切です。
しかしアドバイザーを変更したからといって、すぐに婚活がうまくいくわけではありません。もしその時点で婚活がうまくいっていないと感じるのであれば、うまくいかない原因をすべて「アドバイザーとの相性のせい」にするのではなく、冷静に分析する視点を持つことを忘れないようにしましょう。
相性の良いアドバイザーを判断するポイントは?
では「相性の良いアドバイザー」とは、いったいどういう人のことをいうのでしょう。ここでは判断するためのポイントを挙げてみます。
本音を話しやすいか
まずは「要望をきちんと伝えることができる」「話しにくいテーマも相談できる」相手であるかどうかが見極めのポイントです。
婚活中はデリケートな話を打ち明ける瞬間も出てきます。「話しにくいな」「恥ずかしいな」というテーマであっても、気負わず上手に引き出してくれるアドバイザーであれば、リラックスして相談することができます。
心地よいと思える距離感か
適度な距離感を保ってくれるかどうかも大切です。距離が近くなり過ぎて“なあなあ”な関係になってしまうと、かえって要望を出しにくくなったり、なれなれしい言動に対し傷ついたりする場合もあります。
お互いの立場をわきまえた上で、踏み込むべきところは踏み込み、引くべきところは引くという人が良いアドバイザーであるといえます。
誠実に対応してくれるか
「要望に対し真剣に応えてくれる」のはもちろんですが、お見合い後のフォローやうまくいかない場合の原因検証など、客観視しにくい部分をプロの視点で分析し、有益な助言をくれるかどうかも重視したい点です。
たとえ厳しい指摘を受けても「この人の言うことなら納得できる」と思えるかどうかがポイントです。
結婚相談所の無料カウンセリングを活用するのもおすすめ
結婚相談所は「結婚というゴールに向かう旅」を応援する、心強い応援団。相性のいいアドバイザーとタッグを組めば、二人三脚で婚活ロードを力強く歩いていくことができます。「フィットしない」と思ったら我慢をせず、希望はしっかりと伝えるようにしましょう。
アドバイザーとの相性が心配な人は、入会前に無料カウンセリングを受けて相談所の雰囲気を確かめるのがおすすめです。複数の相談所を比較して、自分に一番フィットする雰囲気のアドバイザーがいるところを選ぶようにしましょう。
ゼクシィ縁結びエージェントでも、無料カウンセリングを実施中。一人一人にフィットする出会い方や婚活の進め方を提案してくれるので、気軽に活用してみてはいかがでしょうか。
取材・文/吉田美奈子
【監修】
荒木直美さん
婚活コーディネーター歴23年。「婚活界の瞬間接着剤」「歩くカップル製造機」の異名を持ち、婚活イベントではこれまで2000組以上のカップルを成立させてきた実績を持つ。その職人技はテレビや全国紙でも紹介され、オリジナルの婚“喝”語録も話題となっている。
公式HP:https://arakinaomi.net/
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